2004年3月28日(日) オペラ「夕鶴」 本番!! マエストロ、最後の大博打?! 市原市初のオペラ、成功なるか? とうとう本番当日・・・みんなはどんな気持ちで今日を迎えたのだろうか? 本日の集合は12時。これまでの演奏会では、午前中みっちり練習して本番だったから、何となく違和感。そういえば、昨年末の「四季」の時も、マエストロ樋本による本番当日の練習は拍子抜けするほど、軽くだった。これが、Y先生ならば、本番さながら、いやいや、それ以上の時間をかけて、練習を欠かさないところだけど・・・。 この3ヶ月やってきたことへの自信からか、それとも? 11時を回る頃、ポツリポツリとオケのメンバーが集まり始める。早速楽器を出して、練習をする人、軽く腹ごしらえする人、おしゃべりに花を咲かせる人などさまざま。 12時に楽屋にて、軽いミーティングのあと、いよいよ最後の合わせ練習をしに、ピットへ。 全員が着席し、チューニングを終えるとほどなく、副指揮の小林先生とともにマエストロ登場! みんなの中に一気に緊張がはしる。マエストロのスコアは、昨日の練習後、ある部分だけが倍の厚さになっていた。指揮しながら、「この部分はダメ!」というところのページの端をすばやく折りたたんでいたのだった。俗に言う、ドッグイヤー(犬の耳)というやつだ。 これはもう、当然みっちりと通し練をするものとばかり、メンバーの誰もが思っていただろう。副指揮の小林先生は、前日の練習でオケの危うかった部分をチェックしたスコアを渡そうとしている。しかし、マエストロはそれを断り、みんなに向き直ると「最後の練習では、みなさんにアンサンブルすること、お互いの呼吸を感じて演奏することをしっかり認識してもらいたいと思います。オペラを演奏するためには、常に自分の五感のアンテナをピンと張っていなくてはなりません。舞台からもれてくる音がかすかでも、それをしっかり聴き、指揮者の棒の動きに機敏に反応し、演奏に加え状況判断をもしていかなくてはいけないのです。では、それを踏まえた上で冒頭から。」 そして、合わせ始めて2小節目で、いきなりストップ。「そこの弦のトリルは弱くなっちゃダメ!ハープの動きにちゃんと呼応してクレッシェンドするくらいのつもりで!」 「オーボエはもっとフレーズに波を持って。2番フルートとファゴットは次の1番フルートのメロディーを引き出す気持ちで!」「木管のメロディーの下で流れる弦の四分音符はブン・チャァ〜、ブン・チャァ〜と聞こえるように。特に弱拍の部分の弾き方にもっと神経を使って。」 冒頭の部分に続いて、次はオケのみとなる中間部を少し。「ピッコロは、主旋律の動きを感じて吹けば、同じリズムでもそれぞれに違ったニュアンスになるはず。主旋律は、音に流れを持つように。その後に出てくるVnは出だしをきちんと揃える。ミステリオーソだからって、入りまでおそるおそるバラバラのミステリオーソにならないように。(笑)」 そして、1部の最後。「ここの最後ののばしで、緞帳が下りてきますから、どこで切るかは指揮棒に合わせてね!」 次に、2部の頭「この間奏曲と言うのは、とっても重要な曲です。休憩が終わって席に着いたお客様をふたたびオペラの世界にぐいと引き戻す役目を負っているからです。そして、このオペラ夕鶴の間奏曲はそういった意味では非常によくできていて、悲劇の予感をひしひしと感じさせ、ぐいぐいと聴衆をその世界に引き戻す力を持っています。が、それを発揮するかどうかは演奏するみなさんにかかっています。どうか、しっかり頭の中にイメージを持って一つ一つの音を出して下さい。」 その後、つうが機を織り終えて出てくるシーンと、一気に飛んで最後の部分。「Vnは、最後ちょっとだけritかかるよ。きちんとこっちを気にして! 最後は勝手に終わらないで!! 幕が下りる最後の瞬間に演奏がピタリとはまるよう、指揮者は結構命をかけていたりします。(笑) ですから、僕の棒をしっかり見て、絶対に合わせてね! じゃ、練習はこれで終り。本番よろしくね。」 以上、トータル1時間で練習は終了してしまった。練習の最後に、弦トレーナーの磯野先生から「オペラは雰囲気を感じて演奏することが大事。舞台が見えなくても、自分の中で舞台上の展開をイメージしながら、演奏するようにしましょう。そうすれば、きっといい演奏ができるはずです。」とダメだしのお話があった。 はてさて、本番はいかなることになるのか? そして、いよいよ開演! 客席は、ほぼ満席。ここまでの段階では、オペラ公演は成功といえよう。しかし、肝心の演奏はこれから・・・ステージ上にはイシワタ先生の苦労の結晶ともいえる舞台セットが幻想的な雰囲気を醸し出している。その雪国の雰囲気をさらに高める音楽が会場を包み始める。オケの演奏には、少し硬さが感じられるものの、なかなかいい滑り出しのようである。とりあえず、ほっ。そして、子供たち、与ひょうと次々にキャストがすばらしい歌声を披露し、会場は瞬く間に「夕鶴」の世界に満たされていくはずだった。しかし、ここで信じがたいことが起こった。あちらこちらからフラッシュがたかれたのだ! 開演前に注意を促したにもかかわらずである。演奏中の撮影禁止は常識なのに・・・市原市民の文化意識の低さを思いっきり露呈するシーンがその後も何度も何度も見られた。そんな過酷な状況の中でも、おつうさんはしっかりと役に成りきり、難しいアリアを歌いきっていた。さすがというか、見上げたプロ根性である。それにしても、こんなことが起こるなんて! 同じ市民として、居たたまれない気持ちでいっぱいだった。該当者には十分反省して欲しいものである。 そんな様々を乗り越え、1部はまずまず無事に終了・・・となるはずが、下りてくるはずの緞帳がなかなか下りてこず、さすがのマエストロも少し慌てていたようだった。とにかく可能な限り、最後の音をフェルマータして、何とかごまかしたけど。 やれやれである。 15分の休憩ののち、第2部へ。先程のフラッシュの件で反省を促す意味も込め、再び「上演中の撮影はご遠慮下さい。」のアナウンス。頼むよ、ホントに! 1部が何とか無事に終わってほっとしたのか、オケの演奏は落ち着きを持ってきたようだ。まあ、1部より2部の方が、感情移入しやすいというのもあるみたいだけど。Tpのヒロさんは、「途中でこみ上げてくるものがあって、吹けなくなりそうになるんだよね〜」と言っていたし、他にも「あの部分のつうの歌を聞くとうるうるきちゃって〜」など、別の意味で演奏不可能になる心配があったりして?! などといろんな思いをのせて、とうとう最後の最後。今度は、タイミングよく緞帳が下り始め、一同マエストロのタクトに合わせて、最後の音をドン! あ〜、ついに終わった!!! 会場からは、満場の拍手喝采。思えば、たった3ヶ月という短期間でよくこんな大曲をやったものだ。年明け初回のtuttiで「こんなんじゃ、全然ダメ!」と、いきなりマエストロから冷水を浴びせられ、練習に奮起した日々・・・。約束していた日にエキストラが現れず、やきもきさせられたこともあった。 本当にここまでいろんなことがあったけれど、こうして本番を無事に終えると、たくさんの人に感謝したい気持ちでいっぱいになる。 こうして、市原市始まって以来のオペラ公演は、たくさんの人々の力が結集し、大成功のうちに幕を閉じました。 樋本先生、馬場先生、小林先生、つう役の大貫さん、与ひょう役のY先生、運ずの松山さん、惣どの井上さん、ゆうづる児童合唱団のみんな、そしてスタッフのみなさま、本当に本当にありがとうございました、お疲れ様でした。また、いつかぜひ共演をお願いします! |
2004年3月27日(土) *14:30〜20:45 【ゲネラル・プローベ】 オペラ「夕鶴」 失意と落胆のゲネ・プロ・・・ いよいよ明日が本番。オケ男性陣は、朝9時に集合し、ステージ・オーケストラピット設営のお手伝い。12時には女性団員も加わり、ピット内配置。なんと、ピットを使用するのは、市民会館始まって以来“j初”のことだとか! 「そんなに使ってないんじゃ、錆び付いてちゃんと動かないんじゃないのぉ〜」という一部の心配をあっさり裏切り、実にリッパにその機能を果たしたのだった。しかし、こんな設備を持っていながら、今まで一度も使ったことがないとは・・・一体、何のための?? 市原市民の文化意識がそれだけ低いということか、はたまた、会館もしくは関係各所の啓蒙活動が・・・なのか、タクトのような子供にはわからないが、とにかくもったいない話である。うん。 と、そんな話はさておき、舞台上にはたった一度きりの公演で使うには惜しいくらい立派なセットが出来上がっていた。つうと与ひょうのお家なのだが、これが、戸はちゃんと開け閉めできるようになっているし、柱もしっかりしていて、棚もある上に、障子はなんと本物を使用(オケ団員Kさん家の!)。今回、予算がないということで、プロには頼まず、楽友協会副会長のイシワタ先生が大道具担当となり、これらのセットをほとんど一人でお作りになったのだった!! 当初は、ベニアにそれらしい絵を書けばいいくらいに考えていたそうなのだが、演出家から照明できちんと陰影が出るように柱はこのくらいの太さ以上のものを使って、人がちゃんと出入りできるように引き戸もつけて・・・などなど、それはそれは細かな指示というかリクエストが出て、寒風吹きすさぶ中、「何でこんな寒い中一人でこんなこと〜!」と猛り狂いながら、作成されたとか。いやはや、お疲れ様である。おかげで、ステージの雰囲気はもうバッチリ。ソリストもみなさん、バッチリだから、残る問題は・・・やはりオケの演奏。 オケピット内の配置は予定通りに終り、昼食休憩後、いよいよオケ練習から開始。 てっきり通しをやるのかなぁと思っていたら、「歌のみなさんに、メイワクをかけたくないから、歌の部分を先にやりましょう」と樋本先生。団員の中に、少し不安がよぎる。だって、これまで、ほとんど通しで練習したことがないのだ。それだけ、オケの練習が手間取っていたという事なんだけどさ。まあ、特に歌の部分は、テンポが揺れるので、念入りにやっておくにこしたことはないのだから、マエストロのおっしゃることに間違いはないだろう。 合わせてみると、案の定、ついてこれないメンバーがちらほら・・・この期に及んで、楽譜にかじりつきはダメだよ! ニュアンスなども確認しながら、オケ練はひとまず終了。この後、ステージ上でキャストのみなさんが場当たり(どの位置に立って歌うかなどの確認)をやるので、オケは夕食休憩。 そしてそして、30分遅れで、いよいよゲネラル・プローベの始まり始まり〜。(なんて浮かれていられたのは最初だけ。) ほとんどのメンバーがオペラは初めて、しかもステージ上の動きがほとんど見えない薄暗いピットという環境も手伝って、オケは完全に歌の足を引っ張ってしまっている。勝手に自分のテンポで弾いてしまう人あり、出番をすっかり落としてしまうパートありで、もうしっちゃかめっちゃか。タクトは、もう心臓が凍り付いてしまったよ! あまりのオケの惨状に、これはもう閉館ギリギリまで居残り練だろうなあと思っていたら、意外にもマエストロは「はい、今日はもう解散。じゃあ、明日12時からの最後の練習、よろしく」と言い残し、去っていってしまった。 コンナチョウシデ、アスノホンバン、チャントエンソウデキルノダロウカ? みんなの胸にも不安、そして落胆がうずまく。 果たして、明日の演奏は、どうなってしまうのか? 〈つづく〉 |
2004年3月21日(日) *9:30〜15:45 【tutti&歌合せ】 オペラ「夕鶴」 ソリストのみなさんのオーラに包まれて?! さあ、本番一週間前! 今日は午後歌合せの予定〜♪ 先週、練習の終りに、マエストロ樋本が「さあ、次回は歌合せ・・・。オケと歌とそれぞれ別々に練習を積んできたものをお互いに見せあう、最もワクワクする時ですね。そして、さらに高めあって・・・」とおっしゃっていた。 今回は、本番ギリギリまで歌合せの予定がなかったから、期待よりも不安が大きかった。・・・けど、聡明なマエストロが決めたことだから、きっと大丈夫さ。 午前中は、まだ詰めの練習が終わっていない先週の続きから・・・。朝からの練習とあって、ちょっとみんなのエンジンのかかりがよくないみたい。でも、10分もすると、「あ〜、オペラだ〜、夕鶴だ〜」の感じがしてきたような・・・。 若干の修正を加えながら、割とスムーズに流れたかな。残りの時間で、オケのみとなる部分の合わせをやって、お昼休憩。この休憩中の間に、弦チームは「ランチ会議」なるものをやっていた。タクトは、潜入失敗!? さて、午後、子供たちとソリストのみなさんが、続々登場。練習会場に心地よい緊張感が漂い始める。 広い練習会場が確保できなかったため、芝居なし、歌練習のみとなり、子供たちはちょっと戸惑っているようだった。それでも、前方に副指揮の小林先生(ここ一ヶ月、子供たちの指導は彼がやっていた)の姿を見つけて、ようやく調子を取り戻したようだった。 先に、児童合唱の部分のみをやって、子供たちとはバイバイ。来週の本番、ガンバロウね☆ 続いて、ソリストのみなさんとの合わせ。オケのほとんどのメンバーは、オペラ初体験とあって、かなり緊張気味・・・。聞いているタクトまで心臓がバクバクしてきちゃった。でも、ソリストのみなさん、特に、つうの大貫さんの美声に、みんなすっかり魅了され、“夕鶴”の世界に引き込まれていったようだった。 今回のソリストさんは、みんなオペラのベテランとあって、放つオーラがすごい!! これは、もう本番が楽しみなんてもんじゃない。観なければ、一生後悔するかも。 あ〜、早く本番にならないかなぁ。 おっと、その前に、みんなは「練習ガイド」を参考に、しっかり復習&練習して、本番に備えてね! 【タクトのどーしても気になる・・・】 いかにも芸術家という感じのロン毛がトレードマークだった、副指揮の小林先生。本日は、ばっさりさっぱりヘアで登場。 いったいなぜ? 心境の変化? う〜ん、気になる気になる。これは、絶対に調査せねば! |
2004年3月13日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 楽譜にかじりつかないで〜! 今日も当然のことながら、集まりはいい感じ〜♪ しかも、前々回の反省を踏まえ、さっそく新インペク二人が動いてくれた。練習出欠予定表に加え、インペクだよりまでしっかりと用意してあり、なかなか風通しのよい状態になった! 練習前のマエストロとの打ち合わせもばっちりで練習開始もスムーズ。これからは練習効率もよくなりそう〜。 さあ、肝心の練習の方は・・・。 前回の続きからということで1部の38の前のAndante misteriosoから。全体的に流れもよくなってきているが、やっぱり問題は音程! 今日は、「あーっと!」というマエストロのがっくりした声とともに止められたうちの半分は音程の悪さだった。残りの半分は、待つべきところを待たずに入ってしまうフライング、フレーズの流れについての注意など。 フライングは心配だなぁ・・・みんな、「夕鶴の練習ガイド」などを参考にして、特にエキストラの方には伝達をしっかりね。 タクトが見ていた限り、今日はVn.1のフライングが多かったような・・・。 それから、フライングを防ぐもう一つの方法は、楽譜にかじりつかず、指揮やコンマスをちゃんと見ること。 樋本先生も「オペラの音楽はお約束事ばかりだから、しっかり楽譜を頭に入れて、こちらに注意を払う余裕を持ってもらわないと・・・。楽譜にかじりついていては、ダメです!」とはっきりおっしゃっていたよね。 しかも、今回はオーケストラピットだし、照明はかなり暗く、楽譜はとても見づらいことが予想されます。ある程度暗譜しておかないと、大変なことになるぞ〜。 さて、夕鶴本番前日・当日のスケジュールも配布され、今まで以上に気を引き締めて練習・練習だね。 みんな、ガンバロウ!! |
2004年3月6日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 音程、音程、おんてい〜! 先週の小林先生、磯野先生の苦言もあってか、半月ぶりの樋本tuttiにはみんな早々に集合し、個人練・パート練などに余念がなかった。そんな中ちょっとしたトラブル発生! なんと、ちょっとした連絡ミスで会長宅からティンパニーが運び出せない?! 奏者はとっくに揃っていると言うのに。団長・副団長がおたおたとする中、樋本先生登場。うわっ、ティンパニーのセットアップが間に合わない〜。(その後ようやく連絡がとれて、ティンパニー準備完了。) しかし、時は金なり・・・ティンパニーはなくともtuttiは開始。二部のみ乗り番のメンバーもいるため、「後半30分くらいは二部をやります」と樋本先生。お気遣い、恐れ入ります。 さて、練習の方は、前回までは曲の雰囲気をざっとつかむということで、細かなところで突っ込んだりせず流してきたけど、今日はとてもとても念入りに合わせていったのだった。そうなると、2時間ちょっとの練習時間はあっという間に過ぎてしまい、全体の4分の1くらいしかできなかった。う〜ん、本番に間に合うのか? 樋本先生も「このペースだと、21日午前の練習までやってようやく一通りやれるって感じかな。とはいっても、それはあくまでみなさんが今日のようにほぼ全員がばっちり集まってくれたらの話ですが・・・」とおっしゃっていた。たとえ、本番ギリギリに仕上げになろうとも、よりよい音楽を創るために妥協を許さないマエストロの姿勢は、本当に素晴らしいとタクトは思う。 そして、みんなも本当にこの短期間でよく頑張っている。・・・が、アマオケの泣き所(?)、“音程”の壁がみんなの前に厚く高く立ちはだかるのだった。たかが音程、されど音程なんだよね・・・。そういえば、小林先生がアマオケの酷評の一つに「幅広い音程、豊かなリズム」というのを耳にした事があるとおっしゃていたなあ。う〜ん、今まさに、“幅広い音程”に悩まされているのか。こればっかりは、個人個人が気をつけるしかないからね。今日の練習終了時に磯野先生が言われたように「音階練習」をしっかりやるしかない。弦だけでなく、管もね☆ さあ、より素敵な夕鶴の演奏目指して、今日も各自練習に励みましょう〜! 【働き者・・・汝の名はツリイ?】 今日は、2nd Vnの席にツリイくんの姿が見えない。彼のVnを弾くフォームは大変美しく、タクトはついつい目を奪われることがしばしば。どうしたのかなぁと思っていたら、どうしても仕事が終わらず練習には参加できないとのこと。それでも、とりあえず彼が保管・運搬を担当しているバスドラを練習に間に合うように会場まで届けに来てくれて、終了時にはちゃんと引き取りに来てくれたのだった。頼りになるなぁ〜。さて、気になる彼の職場は・・・知る人ぞ知る市原市市民会館のお向かいに立つあのリッパな建物の中にあったりします。 |
2004年2月28日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 柔和に見えるが、その実は・・・? 今週も先週に引き続き、小林先生のtutti〜♪ とっころが〜、なんと時間になっても、木管トップが揃わない!? その他トランペット・トップ&トロンボーン2名の姿も見えない。どないなってんのやー。これにはまず、トレーナーの磯野先生からちょっと厳しい苦言。「どのパートが欠席で揃わないか、誰も把握してないの? それじゃ、練習の効率が悪くなるでしょ! マエストロがその日重点的に練習したい箇所だってあるし・・・。次回からはこういうことがないように!! 指揮者の先生に失礼だよ。」 小林先生からは、「ボクのことはいいけど、樋本先生のtuttiはみんなにとってプラスになることばかりだから、みなさんそれぞれに仕事やいろいろ事情があることと思いますが、なるべく時間厳守で集まって少しでも長くtuttiできるようにぜひ努力して下さい。」と。 あ〜、先生方にこんなことを言わせるなんて、ちょっと情けないなぁ。インペクが二人とも代わったところで、このへんの体制もどうにかしていかないとね。 さて、練習の方は、先週の復習もかねて、頭から・・・しかし、肝心のオーボエさんがいないので、ちょっとやりにくそう。 今日の主な注意点は下記の通り。 ・4番からは児童合唱の伴奏ですが、子供たちはどうしても走りがちになるので、オケは絶対走らないように。特に、弦楽器のピチカートは急がないで。(休符をしっかり感じて。) また、この部分は、子供の息づかいのニュアンスを忘れずに(管は、ブレスのスピードを上げる) ・5番のFgは子供のソロを支えるつもりで。(相当緊張するだろうから。) ・7番5つ前からの木管のトリルはクレッシェンドを必ず。(減衰しないように) また、リズムを正確に! ・63番4小節目の頭の音はきっちり合わせる。(そうしないと、次のつう、ぎょっとしての「え?」に繋がらないヨ! ・63番5小節目からの弦は、重々しい感じで。音が浮かないように。 ・66番〜68番のテンポの揺れに、注意して。 ・69番4小節目からの16分音符の動きは、粒を揃え、均等な音で。決してデコボコにならないように。 ・69番〜71番までもテンポがかなり揺れると思うので、要注意。 ・71番から、ダイナミクス(p〜ff)の幅をうんとつける。 ・74番の2小節前、かなりテンポが落ちるので、指揮棒より先にいかないように。 ・78番の2小節前、menoになってるはず、指揮棒を追い越さないように! それから、小林先生はこうもおっしゃっていたよ。「日本では音のない拍を“休符”と訳してしまったけど、休みという観念が違うんだよね。休みというより、“間”だと思って欲しい。音はなくても、音楽は確実に流れて言ってるわけだから。特に、短い休符は、その流れをしっかり体で感じていないと、だんだんはしょっていって拍を喰ってしまったり、逆に乗り遅れたりするからね。」 なるほど、休みではなくて間と感じるか・・・これは、ちょっと目からウロコものだよね。 さすが、樋本先生の自慢のお弟子さんだー! 他にも、小林先生からはアンサンブルを意識して演奏することを、随分丁寧に教えていただきました。今までは、自分のことでいっぱいいっぱいだった感の強かった楽友協会オケの演奏に、また一つエッセンスが加わった感じ。 ただし、みんながそれを忘れないで持続していってくれないとね。 今回、弦楽器奏者でもある小林先生を指揮者に迎えたことで、オケの引き出しが確実に増えたと思う。マエストロ樋本が底まで計算していたかどうかは定かではないけれど、何とも天晴れとしか言いようのない素晴らしい采配ぶりである。 小林先生・・・優しそうに見えて、結構シビアなところも。でも、だからこそみんなも更に頑張ろう、練習しなきゃ!という気持ちになったんじゃないかな? さあ、あと一ヶ月、努力あるのみさ! (弦のみなさん、音程ヨロシクね!←小林先生より) |
2004年2月21日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 とっても柔和な〜副指揮:小林先生 今週と来週は、樋本先生不在のため、マエストロイチ押しのお弟子さんということで小林先生が指導に来て下さるのだ。 とはいうものの、今回は“オペラ”という特殊な曲目。マエストロの感性に由るところが大きいだけに、どんな練習になるのか期待半分不安も半分・・・。 そして、現れた小林先生は、セミロングの髪でとっても色白、ちょっぴりふくよかな感じですごくフレンドリーな方でした。 どうやらヴァイオリンを弾かれるらしく、オケメンバーの心理をよく理解されていて、よきヒント、アドバイスをたくさんいただきました。予想をはるかに上回る有意義な練習でした。 「ボクの指示はマエストロと異なることもあると思うので、書き込む必要はないです。あくまで参考ということで・・・。」とおっしゃるので、今回「夕鶴の練習ガイド」はお休みだそう・・・ということで、タクトから注意点をざっとお知らせします。 ☆オープニングの金管は音程をしっかり決めて!(響きが濁らないように) ☆1〜の木管の動きは、楽器が移るごとに微妙な間が空いてしまわないように。すべてが一つの流れとなるように。 (↑ほかの箇所でも同じことが言えます) ☆7の前の弦は常にfで(トリルで弱くならないように) ☆10は2nd. Vnの音程を正しくしっかり。その上に1stが上手にのって。 ☆12の管のアンサンブルは音を重ねていく感じで。 ☆16からはデクレッシェンドで音が薄っぺらくならないように。 ☆21からの弦のユニゾンの音程は、正しくきっちり合わせて。 ☆2幕113の4小節目からは、緊迫感を持って。金管とチェロは8分の連続で急がない。 ☆113の6小節目の1拍めの8分音符は決して転ばないように。 ☆114の3、4小節目の弦のスタカートはAdagioの中でのスタカートなので、あまり鋭過ぎないように。 上の指摘の中で、特に、“微妙な間”については、どんな曲を演奏する時にでも共通して言えることだと思います。 これを意識するしないで、演奏が見違えるように変わって聞こえたよ!(もちろん、よい方に) とっても大切なことだから、絶対忘れないでネ!! ふふふ、来週の練習も楽しみなのだ〜♪ |
2004年2月15日(日) *10:00〜16:00 【tutti】 オペラ「夕鶴」 鼻炎は春風に乗って〜?! さあ、2週間ぶりのtutti! 分奏&個人練の成果はどうかな? 今回の配置には、みんな大分なじんだようだね。でもでも・・・今日は、とっても残念なことにオーボエさんがお休みなのだ。しっかりもののミドリちゃんはちゃんと代奏の手配をしていてくれたんだけど、その彼が前々日にダメになり、曲が曲だけにもう手遅れ〜。マエストロには申し訳ないのだけど、今日はオーボエ抜き、2ndフルート抜き(ノンちゃんは修学旅行♪)というとても厳しい状況でのtuttiとなってしまいました。 しかし、どんな状況下においても、やるべきことをきっちり整理して指導してくれるのが樋本先生の素晴らしいところ。今日もとても有意義な練習でした。 練習開始時に「歌合せの方も順調に進んでいて、とてもいいものが出来上がってきています。オケもしっかり頑張りましょう!」というマエストロのひと言も効いて、みんなは真剣そのもの。とてもいい緊張感が漂っている。 さて、今日も細かい指示は「夕鶴の練習ガイド」に任せますが、マエストロが何度も強調しておられた点についてあえて挙げておきます。みんな、しっかり復習して個人練に生かしてね! 1.デクレッシェンドはきっちり 2.pの部分が大きくなりすぎないように(特に弦楽器は全員の音を合わせてpになるように) ただし、貧弱な音になってはダメ!(難しい〜) 3.rit.やaccel.等々のテンポの変わり目は指揮を見て合わせて!(先に行ったり、飛び出したりはダメ!) さて、今日のマエストロは大変辛そうであった。花粉症&アレルギー性鼻炎による鼻水と格闘しつつ、必死に指揮棒を振っておられた。「汚くてゴメン」と言いつつ、ちーんと洟をかんですぐにスコアに向き直る姿は痛々しくもあり、その熱意に感動すら覚えた。 いよいよ本番まで1ヶ月とちょっと。ますます練習に励んで、いい演奏をしようね! 【マエストロの一人7役!?】 マエストロは、tuttiの時いつも指揮以外に、“つう”、“与ひょう”、“運ず”、“惣ど”、“子供たち”の役までこなしてくれる。さすが声楽科を卒業されているだけある。(Vnのマミちゃんは、マエストロの“つう”の隠れファンらしい・・・。)おかげでオペラ初体験でも、みんなこの難曲にうまく乗っていっている。ところが、今日はオーボエさんがお休みだったので、その分まで歌ってくれていた。鼻水で辛い中、なんと一人で7役も! 体力&喉の消耗が相当大変な一日だったろうなぁ。 お疲れ様です、マエストロ! あ〜、感謝・感謝。 |
2004年1月31日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 正確な音程には、音階練習が不可欠! 今日は、樋本先生による「夕鶴」の3回目のtutti。大変心強いことに、磯野先生も参加してくれて、いつもよりさらに充実したtuttiとなりそう。出席率も非常に高い!打楽器も全員が揃い、ハープとファゴットT以外はすべての音が揃った。 今日もみんなの意気込みの高さが強く感じられる。ヴィオラには親子で助っ人に駆けつけて下さったり、本当に本番が楽しみである。 さて、音を出す前に、まず磯野先生が、オケ配置の全面建て直しを提案。その人柄のよさと技術の確かさで今やプロ・オケから山のようにエキストラの依頼がある現役奏者のこのアドバイスは、うちのように何もわからないアマ・オケにとっては大変ありがたいものだった。磯野先生は、マエストロ樋本の意見を仰ぎながら、なるべく少ないスペースで演奏が妨げられないように気を配りながら、それぞれの楽器の配置を指示。10分ほどして、何とかそれなりの形ができあがった。 確かに、先週に比べると、弦も管も弾きやすそうで、マエストロもこの方が断然振りやすそう・・・さすが! 配置が決まったところで、tutti開始! 今日は練習番号117番から。残すところあと8分の1。マエストロからの細かい指示については「夕鶴の練習ガイド」に任せるとして・・・tutti3回目ともなると、みんなもだいぶ「夕鶴」の雰囲気がつかめてきたようで、先週にもまして、順調に合わせが進んでいく。前回と同じように、要所要所で曲をとめて、rit.やaccel.などの指示が出される。今日は、磯野先生がいるおかげで、チェロパートも迷子になることなく、ついてきている。 そして、3回目のtuttiにして、「夕鶴」全曲を通し終えた。 安心する間もなく、頭に戻って練習再開! 今度は、いよいよマエストロによる徹底した色付けが始まった。細かい音符の一つ一つにもきっちりと解釈がなされ、指示を出されるメンバーの方もとても理解しやすく、そのイメージに近付けるような音を出そうと頑張っている。非常に理想的な練習風景が展開されている! さて、次の樋本tuttiまで少し時間が空くけど、それまでに個人・パート・セクションなどでしっかり練習をしておこうね! 弦のみんなには、来週の分奏練習に備えて、磯野先生から重要な課題が出された。それは・・・「音階練習」 磯野先生曰く、「夕鶴は、譜面づらは前回の四季などに比べるとずっと易しいけれど、その分音程がしっかり決まっていないと曲やメロディーの持つ独特の雰囲気が出ないばかりか、ぶち壊しになってしまう。今回は音程に対してシビアになるいい機会。少し厳しくやりますよ〜。きちんとした音程で弾くために、まずみなさんがすべきことは、音階練習です! 何調でも構いませんから、とにかく毎日10分でも音階練習をやって下さい。次回の分奏で一人ずつ弾いてもらいますから、そのつもりで!」とのこと。 これは、弦だけでなく、管のみんなにも言えることだね。やっぱり基礎練習は大事だよ。もう一度初心にかえって、そういうところからきっちりやりましょう! それじゃ、また〜。 |
2004年1月24日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 おお! エンジン全開〜?! 今日は、練習会場に入ってびっくり! 前から5分の3くらいのあたりの床(じゅうたん)に赤いひもが横一直線に張ってある。うん?これは?? まさか陣取り合戦をやろうってんじゃ? そんなワケないじゃん! そう! これは、O団長が市民会館に問い合わせて確認したオーケストラピットのサイズに仕切ってあるのだった。 前回、樋本先生が「オペラのオケの配置は、通常のコンサートのそれとは大きく異なるから、譜読みが済んだら本番の配置で練習するようにしよう」と仰ったことをさっそく実践。すばやい〜。 でも、一列目はかなり狭い〜。弦の1プルト目とOb.&Fl.2本が並んだらぎゅうぎゅう。これには、さすがに樋本先生が「これじゃあ、いくら何でも弾けないよなぁ」とやむなく、2nd Vnさんを2列目に下げたのでした。 ところで、今日はコンミス様が風邪でダウン。う〜。・・・しかし、管楽器は1st Fg以外は全員出席という1月とは思えない高出席率!!(FgのMr.Uさんは、2月8日の市フィルさんのエキストラ出演で忙しいのだ。マーラーの巨人のほか、“あぐり”の主題曲で一躍脚光を浴びた「矢部達哉」さんをソリストに迎えてベートーヴェンのVnコンチェルトをやるんだって!時間の都合がつく人はぜひ聴きに行こう!) 弦は管ほどではないにしても、やはりいつものこの時期にくらべるとかなりの高出席率である。ヴィオラには2人もエキストラの方が参加してくれたし、ストバイにも協力な助っ人Miss. Sさんが駆けつけてくれ、ほっ! さて、tuttiの方はというと、前回の続き57番から。(細かい指示については、「夕鶴の練習ガイド」を見てネ☆) 前回の樋本先生の苦言が相当効いたようで、みんなの眼差しは真剣そのもの。先生のタクトに置いてかれまいと気迫すら感じる。メンバーそれぞれに、2時間近くあるこのオペラを相当聴き込んできた様子・・・。 マエストロの汗だくの情熱とみんなの真摯さがぶつかり合って、tuttiは前回とは打って変わってスムーズに進行していく。要所要所で曲を止めながら、テンポの変化についてやどういうシーンの音楽なのか、どういう雰囲気を出して弾くかなど、マエストロが説明をしていく。今日は、118番まで進んだよ。残りあと少し。次回で一通り合わせは終わりそう。 それにしても、なんと活気を帯びた練習風景であることか! 思い返せば、昨年夏に斉藤先生が来て、種を蒔き芽をつけたものが、秋から冬にかけての樋本先生の短くも充実した指導でしっかりと成長し、今また樋本先生の手により、しっかり根を張り、確実に実を結ぼうとしている予感を感じる。1年足らずの間に、こんなにオケが変わるなんて思ってもみなかった!! こんなに素晴らしい指導陣に恵まれたことに感謝して、みんなこれからも頑張っていこうね! 練習の最後に、先生からも「今日は、みなさんからもオーラを感じて、非常によい練習ができました」とお褒めの言葉をいただいたことだしね〜♪ 次回へ続く・・・ 【会うは別れの始めなり?】 団のムードメーカーでもあり、インスペクターという重要な役を負っていた、クラリネットの山ちゃんが2月中旬から神戸に転勤することになっちゃった! 「うそだろ、おい?」と思わずツッコミを入れるものの、これは紛れもなく現実。 うっ、うっ。(T_T) シンジラレナイ、ジンジタクナイ。けど・・・今日の練習後「送別会」だった。急な話だったにもかかわらず、たくさんのメンバーが集まっていた。山ちゃんの人徳がなせる技であろう。こんなにみんなに愛されてるのに、行ってしまうのね、山ちゃん。真珠屋の社長のバカー!! また、いつか千葉に戻ってきてね〜。再見。 |
2004年1月10日(土) *18:30〜20:45 【tutti】 オペラ「夕鶴」 早くも厳しい現実の壁が・・・? 昨日、「明日は樋本先生によるtuttiに練習内容が変更になりました」と団内に緊急連絡が流れた。 ええっ! なんてこった!! メンバーの中には、「tuttiは24日だからそれに間に合えばいいや」と高とくくり譜読みもろくにしていない人もいるだろう。そんな状況で樋本先生をお迎えすることになろうとは!! そして、練習当日、泡を食ったとおぼしき団員が早めに会場にきて付け焼刃(?)の猛練習・・・果たして間に合うのか? と冗談を言ってる間に、樋本先生が登場。 練習に入る前に、オペラをやる際の心得等々をお話して下さった。 「特に大事なのは、オペラは皆さんがやってきたシンフォニーやオラトリオとは違って、舞台上での動きや進行に合わせて演奏しなければならないので、テンポも一定ではないし、常に臨機応変さを要求される。まさに音楽そのものが生きものといった感じになります。また、プロオケでやる場合は、そう何度も練習できないので、歌い手もオケもお互いある程度の妥協を強いられてしまう。でも、今回は、歌い手に歌いたいように自由にできるよう、彼らの呼吸をしっかりつかんだ演奏レベルまでもっていきたいと思っていますので、みなさんよろしく!」 な、なんと高い志! 今までなら、せーので合えばOKという感じだったのに。(特に今回のように練習期間が短い場合は) さあさあ、みんな!! マエストロの要求に少しでも応えられるよう、しっかり練習しようではありませんか! という訳で、細かい指示については、HP管理人のSさんが「夕鶴の練習ガイド」というページを設けてくれましたので、メンバーは必ずチェックしてね☆ URL:http://www007.upp.so-net.ne.jp/ichihara/orchestra/yuzuru-guide.htm 樋本先生によると、この夕鶴は、かのワーグナーが多用し発展させた“ライトモティーフ”という手法をふんだんに使用しているそうです。“ライトモティーフ”というのは、簡単にいうと登場人物などにそれぞれテーマ音楽を持たせるという手法で、例えば練習番号16から出てくるトロンボーン&低弦は悪役(惣ど&運ず)のテーマ、53のあたりは都のテーマ、他にもつうのテーマやつうと与ひょうの愛のテーマみたいなのもあります。なるほどー、わかりやすいっ! この日の練習は、樋本先生のしっかりしたバトンテクニックのおかげで、全体の3分の1くらいまで進みました。 みんな、譜読みもままならない状態ながら、必死に先生の棒に喰いついていってましたが、あるパートだけは全員で迷子ちゃん状態。これには、先生も「ひとすぎるよ!練習に出るなら、最低限譜読みをもっときちんとしてくること!!そうでないとオケ全体に迷惑がかかってしまう。」とかなり手厳しくおっしゃっていました。今までは、初合わせはあんな程度でも笑って許されてたからなぁ。つくづく、今までどれだけ甘い練習をしてきたか改めて思い知らされたりして。 次回は、こんなことのないよう、みんな気を引き締めてがんばろう! 【やはり炎のマエストロ?!】 今日、練習の休憩時にマエストロのスコアを借りてみたメンバーによると、すでに書き込みがびっしりだったそうな。確か、スコアが先生の手にわたったのは、昨年末のはず・・・。ということは、先生はたった10日間くらいの間にあそこまで曲を研究しアナリーゼしたと? ひぇ〜! なんたる意気込み。音楽に対する真摯な姿勢!! こりゃあ、メンバーのみんなもしっかりやらなきゃね☆ |