・このページでは、市原市楽友協会オーケストラの練習時における悲喜こもごもを楽しく明るく正直に?お伝えしたいと思います。
ご意見・ご感想はこちらまで

  (トップページに戻る)      過去の日記を見る    最新の日記を見る

それでは、さっそく・・・

2006年7月9日(日) 

 第21回市民コンサート、いよいよ本番です!
 

 2月の下旬から小林先生、そして磯野トレーナーの指導のもと、練習を積み重ねてきた第21回市民コンサート、いよいよ本番当日となった! 今日はどんな演奏会になるかな? 打ち上げで美味しいお酒が呑めるかなぁ? 何度迎えても本番当日はドキドキ☆
 さて、例年通り9時30分に楽屋にて団員の点呼(!)及びエキストラさんのご紹介。10時15分から最後のtutti練習開始。体力の温存を考えてか、ここでは昨日のゲネ・プロで先生が気になった部分のみをピックアップしてつまみ練習。通しはなし。このあたりも樋本先生と同じ方式。Y先生ならば、絶対全曲通すところだけど・・・さて、これが吉と出るか、凶と出るか?! こわ〜い。(>_<)
 ほぼインペクさんのスケジュール通り、12時ちょっと過ぎに練習終了。昼食休憩の後、本番だぁ〜!!
 【天国と地獄】
 オープニングということで、パワー全開って感じ。ソロのトップバッター(!)、KさんのClソロがバッチリ決まり、続く副団長Midoriのオーボエソロ、磯野トレーナーのいつもにも増して叙情的なチェロソロ、コン・ミス嬢のVnソロと実に気持ちよくバトンが渡っていく・・・そして、ラストスパート、有名なフレンチ・カンカンの音楽。いやぁ〜、ものすごいハイスピード!! こうなるともう誰も止められない。小林先生、指揮を振りながら大爆笑。まあ、楽しけりゃいいか?!
 【交響詩わが祖国よりモルダウ】
 指揮棒を構える前に、フルートパートのメンバーに「落ち着いてヨロシク!」とばかり微笑みを送る小林先生。出だしのフルートがモルダウの流れの鍵を握っているからね。責任重大だ。多少緊張モードながら、市原市楽友協会の「モルダウ」はゆっくりと流れ始め(誰?「養老川だー」なんて言っている人は!)、少々迷走はあったものの・・・無事最後まで流れ着き、チャ、チャ。
 今回のプログラムの中で最も難曲で、中止さえも取り沙汰されたこの曲、ついに演奏し切った! これは、自信の一つにしていいと思う。(と小林先生が打ち上げでおっしゃっていた。)
 【美しく青きドナウ】
 小林先生の左手がふわりと舞うと、ヴァイオリンのトレモロが静かに鳴り始め、ホルンのゆったりとしたメロディーが続き・・・優美なワルツの始まり〜。お客様もよく知っている曲だけに、最後まで気は抜けない!
 なんて気負いは必要なかったかな。とにかく、気持ちよくワルツが流れていった。
 【交響曲第8番】
 2楽章でちょっとした波乱があったものの、落ち着いたよい演奏だったと思う。天国と地獄の後半同様、4楽章で突っ走るんじゃないかという懸念があったけど、そんなことは全くなく、「常に冷静に自分を見つめる目を失わずに演奏して下さい」という小林先生の言葉通り、近年にない地に足のついた演奏となった。アンケートの中でもこの曲がもっとも好評だったのもうなずける。
 拍手喝采の中、満面に笑みをたたえて、小林先生が再び指揮台に上がり、アンコール「愛の挨拶」(エルガー)。激しい4楽章の後に、しっとりしたこの曲は絶妙の選択。(薦めてくださったのは小林先生。エクセレント!) そして、すぐにドラムロールが続き、「ラデッキー行進曲」。会場と一体となって、無事第21回市民コンサートは終了。みなさん、お疲れ様でした。
 小林先生、本当にありがとうございました。そして、、、これからもまたよろしくお願いいたします!!

 《市原市楽友協会オーケストラのニュー・スター・プレイヤー誕生!?》
 今回の演奏会には、実に6人もの新人さんがデビューを果たしたのだけど、その他にまだティーンエイジャーながら、初のメイン曲トップの大役を務め切ったオーボエのカナメくん。両サイドのお姉さま方に助けられながら、見事に成長をし、トランペットのヒロさんに続く楽友オケのスター・プレイヤーとなったのでした。
 次回の演奏会でも、君の活躍を期待しています!!

2006年7月8日(土) ゲネラル・プローベ

 「おちょこ」とビールの「ジョッキ」?!

 昨年・一昨年と夏のオケ単独公演は、節約に節約を重ね、出費を切り詰め、チケット売り上げの努力をし・・・その甲斐あって2年続けて黒字会計だったので、今年は思い切って前日の夕方からホールを確保!(団長の大英断!!) これは、演奏するみんなにとって、心理的にも大いにプラスになったと思う。
 13時から16時過ぎくらいまで、希望者のみいつもの市原青少年会館で個人練習。17時過ぎに本番会場である市原市民会館に集合し、早速セッティング開始。いつもながら、セッティングはもうメンバーにとってはお手のもので、てきぱきと進行。予定よりずっと早くセッティング完了。さっすが〜! 今回も前回同様、節約のため譜面台を各自持参としたのもよかったみたい。会館の重い譜面台を運ぶ手間と時間が大幅にカットできた。
 そして、18時30分、お仕事や諸々の事情でどうしても来れないメンバーが若干いたものの、ほぼ全員が揃って、練習開始!
 「ゲネラル・プローベの言葉通り、司会も入って本番同様に進めていきます。」と小林先生。
 まず、オケ全員で立つタイミングからチューニングをどこで入れるかまで、とにかく綿密に決めていき、次に音響のチェック。小林先生は指揮を振りながら客席へ降り、金管と弦のバランスをすばやく判断し、弦楽器全体の配置をググッとステージ奥へ移動させた。このあたりの段取りは、樋本先生の副指揮を何度も務めているだけあって、いやぁお見事!
 準備が整って、いよいよゲネラル・プローベの始まり始まり〜。
 
先週の練習で通し練習はしたものの、やはりいつもの練習会場とは音の響き方、周りや自分の音の聞こえ方がまるで違い、その戸惑いがもろ反映しているようなぎごちなさが終始感じられる演奏だった・・・。
 小林先生からは、「いつもの練習会場が“おちょこ”なら、ここはさながらビールの“ジョッキ”と言ったところかな。今日のみんなの演奏は、そのおちょこのお酒を薄めて、ジョッキをいっぱいに満たした感じ。でも、本当は中のお酒の質は落としたくないよね? 今日はもうこれ以上tuttiはやらないので、明日のtuttiまでに各自でどうしたら美味しいお酒でジョッキを満たすことができるか、考えてみて下さい。」との言葉。あぁ、何と重い宿題をいただいたことか・・・。でも、昨年までは当日の朝せっせとセッティングして、最後の合わせ練習をして・・・と音響に慣れるまもなく本番だった。それに比べたらずーっと恵まれた状況だよね。いつもよりいい演奏ができる環境は整ってる訳だから、これはもう頑張らなくちゃ!
 ということで、明日の本番に期待!
 
2006年7月1日(土)、2(日) 全曲

 残り1週間でできること・・・?
 曲に込められた作曲家の想い・・・!


 本番を1週間後に控え、2日間の集中強化練習の始まり〜。
 土曜日は、シンフォニーを先週やらなかった1楽章の部分と、残りの楽章をほぼ通しで練習。
 日曜日、午前中はハープさんを迎えての前プロ練習。あ〜、やっぱりハープの音はいいねぇ。心が癒される〜。そして、午後は、小林先生曰く、“ゲネプロのゲネプロ”。いつもの練習会場だけど、当日と同じ進行で全曲通し。これで、ある程度ペース配分が計れたんじゃないかな?
 本番近くなると、練習参加人数がググーッと増えて、いつもの音楽室ではかなり手狭になる。日曜の午前は集会室(青少年会館で一番広い部屋)だったので、ハープさんが入っても余裕だったけど、午後は音楽室しか確保できず、ちょっとぎゅうぎゅう詰め状態のtuttiだった・・・エアコンが入る7月でよかった!
 2日間の練習を通して、先生から言われたことは・・・
 ・音程については、これまであまり厳しく言わなかったけれど、アンサンブルにおける音程は相対的なものなので、個人がどうのこうのというより、とにかく周りの音との響きを注意深く聴くように。
 ・特に、シンフォニーの方だけど、早いテンポのところで際限なく突っ走っていかないように。
 ・残り1週間、それぞれよく音源を聴いて、曲の流れを掴んでおきましょう。
 (注:テンポの揺れなどが微妙に違ったりするので、あまり染まり過ぎない程度に!)

 さて、日曜日の通し練習の演奏を聴いてタクトが感じたことを3つほど・・・。
 ☆モルダウは、テンポの揺れが今一つ揃ってない感じ。全体的に重たいので、もっと先へ流れるように音の出し方を工夫した方がいいと思う。
 ☆ドナウ、もっとダイナミクスがくっきりするといいなぁ。
 ☆シンフォニー、先生が仰ったとおり、速いテンポのところがどこも走り気味。とても落ち着きがない。また音の出だし(特に、管楽器)がかなりばらついているので、各自もっと周りを聴く余裕を持たないと!

 最後に、今回演奏する曲には、それぞれ様々なエピソード、そして作曲家の熱い思いが込められています。それをきちんと知っているかどうかでも演奏が変わってくると思います。まだの方は、ここへアクセスしてみてね!(Hさん、感謝!)

 では、来週の本番、頑張りましょう!

 
2006年6月24日(土) 18:30〜20:45 前プロ&交響曲第1楽章

 プラスα音楽を! 

 今日は、いつも応援協力してくれる四街道交響楽団さんのゲネプロということで、コン・ミスさんとビオラのひらポンさん&ワンツー先輩がお休みで、ちょっと弦楽器は寂しい感じ。でも、こちらの本番も2週間後、ラスト・スパートかけて頑張っていきましょう! お〜!
 で、今日の練習はというと、“これだけは!”というところを再確認してから、前プロを1曲ずつ通した。
 その“これだけは!”の全パートに関するものを記しておくと・・・
 【天国と地獄】
 ・14小節目は3拍目からきっぱりfで!
 ・15小節目からタイでつながっている音は最後までfのままで(減衰しない)
 ・79小節目以降の弦楽器、強く荒々しいままで。
 ・95小節目で必ず落としてからクレシェンド
 ・100小節目から管楽器はタイでつながっている8分音符を8分休符にして、8分音符連続のくいつきをはっきりと
 ・162小節目からの弦楽器、きめて!
 ・終り7小節、テンポが緩まないように。最後までパワーと勢いを失わない。

 【モルダウ】
 ・119小節目あたりからrit.をかけて121小節目は完全に4つ振り
 ・229小節目からしばらく2拍目はやや速めにして、フレーズにうねりを
 ・333小節目、Piu motoからは先へ進む感じで。重たくならない。
 ・409小節目から楽器によってデクレシェンドのかかり方が違うので、楽譜に忠実に
 ・おわり6小節でかなりrit.するので、Vnは指揮をみてあわせる様に。フェルマータの1小節前は完全に3つ振り×2
 
 【美しく青きドナウ】
 ・No.2ワルツでダル・セーニョする前はrit.なし。そのままのテンポで頭に戻って
 ・No.4ワルツ、最初の1カッコ4小節目からはかなりたっぷりめのテンポで
 ・No.4ワルツ、最初の2カッコ内は、accel.気味に進んでその後のフレーズを華やかに
 ・終り11小節目からの弦楽器は少しaccel.
 
 【交響曲・第1楽章】
 ・159小節目から4小節間、163〜4小節は段階を追って大きく
 ・240小節目からの木管、16分音符はなるべく後ろにつけて
 ・301〜2小節の木管のfzははっきりと
 ・312小節目、可能な限りクレシェンド

ざっとまあ、こんな感じだった訳だけど・・・う〜ん、やっぱり音程がなぁ・・・小林先生はあまり厳しくおっしゃらないけど、正直耳をふさぎたくなるようなところがなきにしもあらず。音程に関しては、9割方本人の自覚しだいなので、まずは自分のクセ(どの音が高めとか低めとか)をしっかり把握して、直すようにしましょう!
 それと、一つ一つの音をていねいに音符が細かくてもはしょったりせずに弾けるよう、練習練習だよ。
最後に、弾くこと吹くことに一心不乱にならず、周りをうかがう余裕を持ちましょう。せっかく大好きな彼女とドライブしてるのに、目的地に向かって一直線なんてつまらないでしょ? 彼女との会話を楽しんだり、車窓を流れる景色をちらりと眺める余裕もないとね。
 そして、ぜひ楽友協会のこのメンバーでしかできない演奏を聞かせて下さい!!
 じゃ、また来週!
2006年6月18日(日) 10:00〜15:45 全曲〜♪

 気合を入れていこう!! 

 さあ、今日は一日集中練習! ファイトォ!
 まずは、昨日の続き、交響曲の第4楽章
 【交響曲第4楽章・昨日の続き】
 ・昨日も言ったけど、Cからのフレーズや123小節目からのフレーズで2小節目2拍目ウラにある8分音符はスタカートで。(その後に出てくる同様のフレーズも同じように)
 ・338小節目はフェルマータして音を切ってからRへ
 ・SのPiu animatoでスイッチオン!(この日小林先生はこの言葉を連発していた・・・) 先へ先へと進むように
 ・372小節目からrit.したら、376小節目のアウフタクトの音からin tempo

 そして、午前中残りの40分でシンフォニーを通しました。

 午後は、前プロの練習〜。
 【天国と地獄】
 ・冒頭はcon fuoco!! 2ndヴァイオリンさん、ヴィオラさん、煙が出るくらい擦って〜!?
 ・14小節目のfをしっかり出す。
 ・79小節目の弦楽器、いきなり大きく
 ・126小節目の前や147小節目の前のrit.は気持ちの高ぶりからくるもの。しっかり気持ちを入れて!
 ・Allegro、弦楽器の動き、揃えて〜。
 ・178小節目、軽やかに
 ・184小節目でスイッチオン、先へ先へ
 ・190、194小節目、打楽器目立って!!
 ・227小節目、スイッチオン、先へ先へ
 

 【美しく青きドナウ】
 ・Tempo di Valse 最初は小さい音で、ウキウキした気持ちを引き出すように
 ・36小節目から何かが転がるように流れて
 ・ワルツ1の25小節目、3拍目は短く切って
 ・ワルツ1の33小節目から強弱をくっきりと
 ・ワルツ2の2カッコは、きっぱり3拍子。よく指揮を見てフライングしないように
 ・ワルツ3、lebhaftからの8分音符の動きは先へ進むように
 ・ワルツ3、2つめの1カッコの8分音符はmeno(少しテンポを落として)ていねいに
 ・ワルツ4、2回目のワルツの始まりは1回目よりもゆっくり
 ・ワルツ4、2カッコでスイッチオン、テンポを上げていって
 ・ワルツ5のEingangはfとpをはっきりつける
 ・ワルツ5の11小節目の4分音符は一つずつていねいに
 ・CodaIIの137小節目からはaccel!

 そして、昨日の反省を踏まえつつ、「モルダウ」を通して終わりました〜。

 みなさん、長い一日、お疲れ様でした。シンフォニーもノンストップで通せたし、それぞれに収穫の多い一日だったと思います。次回の練習までに各自でさらに磨きをかけて、いい演奏ができるように頑張りましょう!
 
2006年6月17日(土) 18:30〜20:45 モルダウ、交響曲第4楽章前半

 躍動感のある音を!

 そろそろ練習も大詰め! 今日も小林先生からこれでもかというくらい細部にわたって指摘がありました!
 タクトが拾えた指摘は下記の通り。メモを落とした人は、しっかり書き込んでおいてね!(同じ指摘を2度、3度とされないように!!)
 
 【モルダウ】
 ・冒頭のフルート(後から出てくるクラリネットも)の16分音符は均等な長さを保って。(だんだん急いできますよ!)
 ・Aからは、2小節単位でテンポが揺れます。(36小節目先へ、37小節目はややritという具合に)
 ・80小節目からのホルン、poco piu mossoのテンポをいち早く掴んで、オケ全体を引っ張るように
 ・80小節目からの管楽器は躍動感のある音で!(ブレスのスピードを上げる!!)
 ・122小節目からは、強弱をつけることで距離感のある音楽を作るように
 ・153小節目からのフルートは、常に音の立ち上がりをくっきりはっきりと。(音程にも注意。)
 ・177小節目からの木管は、ppでも音の立ち上がりははっきりと
 ・187小節目からは、弦楽器、フルート、クラリネットはバランスに気をつけつつ、それぞれの動きが浮き出るように。
 ・187小節目からのヴァイオリンは4小節単位のフレーズを感じて
 ・ホルンは、189小節目や193小節目など4本揃って出るところは、出だしをぴったり揃える。
 ・213小節目からの金管の動きはpppでも、はっきりと堅い音で
 ・235小節目からのフルート、クラリネットはアクセントの位置を正確に。
 ・Hの1小節前はpからのデクレシェンド
 ・何度も言うけど、327小節目は、subito p!!!
 ・333小節目からはテンポアップ! 弓、息のスピードをあげて、躍動感のある音楽を。
 ・407小節目以降、管楽器と弦楽器ではデクレシェンドのかかり方が違います。弦につられて管が大きくなったりしないように。
 ・最後の2つの音は、縦の線をぴったり揃えるように意識を集中して

 【交響曲第4楽章】
 ・20小節目のティンパニはソリスティックに。
 ・Aからのチェロのメロディーはちゃんと音程にはめてね!
 ・Bの後半からヴァイオリンさん、急がないで!
 ・Cから8分音符(特にアウフタクトの)はスタカートで!
 ・Dの2小節前、16分音符の連続で急がない。
 ・Dからの弦楽器、頑張らない!! 極力小さい音で、フルートのソロを阻害しないように。
 ・91小節目1カッコの2拍目でクレシェンド
 ・EからもCからと同様に8分音符は短く。
 ・129小節目アウフタクトからのオーボエとクラリネットは6小節1フレーズに感じて
 ・Hからフルートとオーボエは4分音符のスラーの移行に気を配って
 ・Hからのファゴットとクラリネットは一つの動きになるように
 ・Hからのホルンもパートで一つの動きになるようにしっかり連係プレーして
 ・M、トロンボーンさん、出番です!!
 
 と土曜日はここまで〜。続きは翌日。
 ・

 
2006年6月10日(土) 18:30〜20:45 天国と地獄、ドナウ、交響曲第1楽章

  fとpで音楽のメリハリをはっきりと!

 本日の注意事項は下記の通り〜。

 【天国と地獄】
 ・11小節目は、頭の音からp! 音楽の雰囲気をガラッと変える。
 ・14小節目3拍目からはf、ffで。16小節目の3拍目までその音量を保つ。
 ・Vn.1は16小節目3拍目は8分休符に直す
 ・16小節目3拍目ウラからは、pでかつ、軽い感じで。
 ・30小節目のデクレッシェンドを忘れない。(31小節目で急にpにならないように。)
 ・47小節目からの伴奏パートはチェロのソロに合わせる事と音量は控えめに
 ・78小節目は、かなり長くフェルマータします。(チェロとハープの分散和音を際立たせて、なるべく小さい音で伸ばす。)
 ・79小節目からはガラッと雰囲気を変える。83小節目からの16分3連符や8分音符は動きをはっきりと。
 ・94小節目は、mpくらいに落としてからクレッシェンド
 ・98小節目からの管楽器の動き、8分音符の動きと出だしからぴったり揃える。
 ・104小節目からの4分音符は106小節目に向かって一気に進む!
 ・147小節目からは、かなりゆったりテンポでメロディックに。
 ・161小節目後半はAllegroのテンポ(1小節はしょってる感じになる。)
 ・162小節目の弦楽器は、pでも頭からはっきりと。(音程にばかり気をとられず、むしろ移弦の方に注意を払って、音を出すように。←磯野トレーナーより)
 ・190、191小節目と194、195小節目は打楽器以外はmfに落とす。(打楽器だけが大きく響く感じで。)
 ・200小節目からの16分音符はなるべく後ろにつける。少しaccelして
 ・204小節目でa tempo
 ・227、228小節目少しaccel.して、229小節目でa tempo
 ・終り5小節は、そのままのテンポでいきます。(タメを作ったりしない。)
 
 【美しく青きドナウ】
 ・14小節目からのチェロのメロディーは、その前のホルンのメロディーの感じを受け継いで。
 ・23小節目のTempo di Valseは、光が少しずつ灯るような感じで、ごく小さい音からcresc.
  《No.1ワルツ》
  ・34小節目アウフタクトからは、pとfのダイナミクスを厳守して
  《No.2ワルツ》
  ・2カッコは完全な3つ振り(しっかり指揮を見て、フライングしないように)
  《No.3ワルツ》
  ・2小節目からのアクセントをはっきり(唐辛子を噛んだ時みたいに?!)
  ・Lebhaftからのテンポの揺れを体に叩き込んで
  《No.4ワルツ》
  ・5小節目は2回目の方がゆったりテンポ。(3つ振りするので、指揮をよく見る)
  ・2カッコから少しaccel
  《No.5ワルツ》
  ・5小節目、必ずpに落とす
  《Coda U》
  ・108小節目、1つ振りで
  ・135小節目、やや3つ振り
  ・136小節目、完全に3つ振り

 【交響曲 第1楽章】
 ・159、160小節目のf、161、162小節目ffの違いをはっきりつける
 ・167小節目の3拍目からのFl,Clは極力大きく
 ・207小節目からのTpの4分音符は、鋭く短く
 ・305小節目の4拍目の管楽器はスタカートで
 ・307小節目からの管楽器の4分音符は少し短めにして重たくならないように
 
 ※全体的に・・・
  音程をもっともっと正しく!
 ※磯野トレーナーから
  そろそろ楽譜にかじりつくのをやめて、もっと周りで流れている音楽を把握しながら弾くようにしましょう。
  音を出すだけでは音楽にはなりませんよ!
 
 小林先生からの各曲に対する注意事項も大体出揃った(?)感じ。これからは、同じ指摘でtuttiが止まったりしないように、各自でしっかり復習しておきましょう!

 【サッカー、ワールドカップ始まる?!】
 小林先生は、相当のサッカー好きらしく、これから毎日心はドイツに飛ぶそうだ・・・(^_^;)
 団員の中にもサッカーフリークは多く、tutti中なのに思わず話が盛り上がり、少ない練習時間が〜!とハラハラするメンバーもちらほら。 次回は、睡眠不足のメンバーが多そうだなぁ。(>_<)

2006年6月3日(土) 18:30〜20:45 モルダウ、交響曲第1楽章

  残り1ヵ月で〜す!

 何となく、久しぶりって感じの「モルダウ」です。小林先生は、今日に備えて、練習すべきポイントをググッと絞り込んでいらしたのに、肝心のパートがまだ揃っていなくて、初っ端から調子が狂ってしまったようだった。でも・・・各自仕事等々の都合でどうしても18時半に間に合わない人もいるので、ご勘弁を!
 さてさて、気を取り直し、今日は何故だか「モルダウ」の終りから、注意点を述べながらtutti。
 各楽器への指摘を載せると、日記が膨大な量になってしまうので、とりあえず、全体に関することだけを載せておきます。それぞれのパートへの指示はパート内で周知徹底してね☆
 【モルダウ(終りから・・・)】
 ・422小節目あたりからrit.
 ・423小節目、2つ振りからやや6つ振りに
 ・424小節目、完全に6つ振り(3つ振り×2)
 ・410以降は楽器によってdim.の付き方が違うので、楽譜に忠実にかけること
 ・333小節目のPiu motoからテンポがかなりアップするので、素早く反応して
 ・333小節目以降のアクセント、fzをはっきりつける
 ・327小節目はsubito pを厳守!!
 ・Eの2小節前から2つ振り
 ☆全体的に、音の立ち上がりが曖昧で弱い。もっとくっきりはっきり!!

 【交響曲第1楽章】
 ・冒頭のメロディーは、全楽器音の切れ目を合わせる。(お休みした人は、同じパートの人に必ず確認すること。)
 ・Aから8分音符−16分休符−16分音符などリズムで遅れない。16分音符はなるべく後ろにつける。
 ・36小節目から弱くなり過ぎない!
 ・47、49小節目の特に管楽器の1,3拍目をぴったり揃える。
 ・145小節目からの弦楽器は、Flのソロを際立たせるように。(音量をセーブ)
 ・Gに向かって、cresc.をしっかり
 ・159小節目から161小節まで段階を追って大きく
 ・Hからも弦楽器は控えめにし、Flを超えないように。また、煽ったり追い詰めたりしないように?!
 ・JのFgのアウフタクトからテンポをあらためて取ります。飛び込まないように。
 
 とこんな感じでした。
 来週の交響曲はこの続きからやります。
 
 本番まで、いよいよ1ヶ月・・・心配されていたより、「モルダウ」など形が見えてきたけれど、音程は相変わらず危ういし、それぞれがまだ自分が弾く(吹く)ことに精一杯でアンサンブル面でもまだまだ。全部とは言わないけれど、ある程度は暗譜で臨むくらいの意気込みでヨロシクです!

2006年5月27日(土) 18:30〜20:45 交響曲・第2楽章ほか

  ゴールまではまだまだ遠いなぁ・・・。

 今日は、前半分奏で弦は小林先生が指導してくれることになっていたのに、弦メンバーの集まりが今一つで、結局最初からtuttiをやることに・・・。先生は、実践を交えながらの指導をと考えていたらしく、ヴァイオリンを持参していた。何だか、とても貴重な機会を逃してしまったような気が。(そう感じたのはタクトだけ?)
 tuttiの様子はというと・・・前半分奏という予定が入っていたためか、管楽器の集まりもどうも芳しくなく、ちょっと気の抜けた感がなきにしもあらずでした。それに、本番まであと1ヶ月と少しというこの時期になっても、まだ音程の怪しいパートがちらほら。困りましたねぇ。たとえば、ダイナミクスの問題なら、他の楽器とのバランスもあるので、tuttiで確かめながらやるのは当然だと思うけど、音程に関してはまず個人練の範疇だよね。今は、3000円台でチューナーとメトロノームが合体した軽量コンパクト・高性能のものが出ているから、もっと一人一人がシビアに自分の音程と向き合って練習した上でtuttiに臨んでもらいたいね。今日みたいな不協和音だらけの演奏じゃあ、とてもとても演奏会なんて・・・。
 小林先生もかなり落胆&疲労困憊されて帰途に着いたようだった。先生は、根がお優しいのか、厳しいことをおっしゃらないけれど、コテンパンに叱られてどん底に突き落とされないとエンジンがかからないようではね・・・。と、タクトの小言はここまでにして、、、今日の注意事項をざっとお知らせです。
 【第2楽章】
 ・冒頭の弦楽器(特に低弦)は音程を正しくとること。
 ・9〜10小節目、弦、ppp!
 ・Aからの管楽器、ユニゾンの音程をしっかり合わせておくこと。
 ・Bのアウフタクトからの管楽器の動き、Bの頭の音に向かってcresc.。すぐに弱くならない。
 ・B、2小節目からの弦楽器はff。力強く!!
 ・42小節目2拍目からの管楽器は、ppで小さく小さく始まってcresc.
 ・CからのVnの動きは、1つの流れで軽く。(あとで同じ動きをする管楽器も同様に)
 ・C、2小節目からのフルート&オーボエのメロディーは音の向かう方向をしっかり意識してcresc.!
 (あとで、同じフレーズを弾く弦も同様に。)
 ・Dからの木管楽器は軽く軽く、Vnソロを際立たせるように。
 ・64小節目、かなりタメあり。(65小節目の音が飛び出さないように)
 ・Fの弦楽器は、pp厳守!
 ・96小節目からのClの動きは多少ルバートあり。
 ・107小節目からpiu mosso
 ・Jの2、4小節めの木管はcresc.で。
 ・146小節目の16分音符の動きは、5つと3つに分けて。(スラーのつけ方を直す。)
 ・155小節目、後半のFg&Vnの16分音符は、たっぷりめに。

 来週は、モルダウ&交響曲第1楽章からをやります。みなさん、音程に対してもっとシビアにね!

2006年5月20日(土) 18:30〜20:45 天国と地獄、ドナウ、交響曲2,1,4楽章

  Shall we dance?

 お久しぶり〜、タクトです。実は・・・修学旅行に行っていたので、1回分日記をお休みしちゃいました!ごめんなさい。
 さてさて、お詫びが済んだところで、さっそく今週の練習模様をご報告です。
 今日は、かなりの高出席率で、夏日で暑さの残る部屋が、人いきれと熱気でムンムン状態だった。
 まずは、天国と地獄の諸注意とテンポの変わり目を再確認して頭から通し。
 出だしは、アウフ・タクトからcon fuocoで! これはかなり意識して弾かないと、音の立ち上がりが弱く、con fuocoの感じが出ないよ。とにかくなりふり構わず、ジャカジャカ弾こう!
 その後は、この間話した通り、ダイナミクスを厳守すること。
 47小節目からはチェロのソロをよく聞いて伴奏は合わせる事。(勝手に先に行かない!)
 78小節目のフェルマータはかなり長くやります。覚悟しておくように!?
 107小節目からは、Vnソロをよく聞いて合わせるように。
 125小節目、4拍目からは完全に3つ振り
 126小節目からは、滑らかな円の動きを感じて弾くように。
 146小節目、4拍目からは完全に3つ振り
 161小節目は入ったらすぐ音を切ること。次のテンポに速やかに移行します。
 弦楽器は160〜161小節目の伸ばしの音より、162小節目の16分音符をしっかり捕らえることを意識すること。これがうまく入らないと次の管楽器の動きにつながらない!
 162小節目からは、強弱をしっかり守り、決して重くならず、先へ先へと流れるように。
 次は、ドナウ。
 こちらもまず諸注意を再確認してから、一通り通し。
 冒頭の木管は、まだ雰囲気がイマイチ。もっとイメージをしっかり持つことと音が硬くなりすぎないように。
 30小節目の4分音符はスタカート! 短く切って!!
 No.1ワルツの34小節目からは、pとfの対比をしっかり(fの管楽器、しっかり音を出す!)
 No.3ワルツの3小節目からのトリルは音の出だしをはっきり出す。(弱くならないように)
 No.3ワルツの2カッコ以降は、8分音符の流れを利用して少しaccel. これの繰り返しです。テンポの揺れをすばやくつかんで!
 No.4ワルツ、2カッコの5小節からpiu mosso。テンポ上げ、華やかな雰囲気で。
 No.5ワルツ2カッコ内、絶対粘らないで、先へ先へ進む。
 Coda後半のフルートのソロは、指揮をみて合わせる事。
 次に、シンフォニーの2楽章。
 どのフレーズも、メロディーラインをしっかり感じてもっともっと歌う意識を持つこと。
 Bの管楽器は、fzの後、すぐに音がしぼまないように。
 45小節目からpiu mosso
 Dからは、Vnソロをよく聞いて、合わせる事。
 Gの4小節目、ホルンの動きからpiu mosso
 CおよびKの16分音符の下降音型は可愛らしく軽やかに
 終り2小節のクラリネットとファゴットは、一つずつ音をとります。
 最後に、お約束の1楽章&4楽章の冒頭を合わせて終り〜でした。
 
 【タクトの一口コラム?】←不定期
 「天国と地獄」の中間部と「ドナウ」で先生が気持ちよく踊っていたら、みんなの演奏は合格らしい・・・。
 さて、本番は、うまい具合に“Shall we dance?”となるかなぁ?

2006年4月22日(土) 18:30〜20:45 天国と地獄、モルダウ、交響曲1,4楽章

  新人さん、いらっしゃ〜い♪

 4月、春、新生活が始まるこの季節、オケにも新しい風が! フルートとコントラバスに待望の見学者が来てくれた。そして、とても嬉しい事に、その日のうちに入会決定!! お二人ともこれからヨロシク〜♪
 先月は、Vnにコンミスさんのお弟子さん3人が加わり、チェロにも10年近くぶりに復帰された方がいて、だいぶメンバーが充実してきた。よかった。
 ところが、今日の練習は、あいにく、金管メンバーが少なめで、しかもティーンエイジャートリオがこぞってお休みし、tuttiにしてはちょっと淋しいところも・・・。
 でも、今日もにこやかな小林先生の指導で、みんな、とても楽しそうに楽器を演奏していた。
 今日の主な注意点は、下記の通り。
 【天国と地獄】
 オープニングは、"con fuoco"(炎のように)!
 11小節目は、頭の音からいきなりpで。
 16小節目のpは軽く、先へ進むように
 21小節目から、アクセントはっきり
 30小節目でしっかりデクレッシェンドして、pへ
 47小節目からのLentoは、チェロのソロのメロディーの流れを感じながら伴奏を弾くこと(テンポが揺れますよ〜)
 78小節目のフェルマータはかなり長くするので、要注意
 107小節目Allegrettoの前の8分音符2個のアウフタクトはVnソロのみなので、飛び出さないように
 107小節目からもVnソロの動きに注意をはらって、テンポの揺れに素早く反応して
 126小節目からのメロディーは軽く流れるように。ffのところは一つ一つの音をしっかり力強く
 146小節目(Andanteの1小節前)は指揮をよく見て合わせること。後半の2拍(5、6拍目)はかなりルバートします
 161小節目の頭の4分音符は短め(すぐに次のAllegroのテンポに入ります)
 190小節目、194小節目はmfにする(ffと対比させるため)
 196小節目は、fではなくその前のmfのままで、200小節目あたりからクレッシェンドしてfに
 257〜258小節目の1カッコ(リピートも)なし
 
 【モルダウ】
 冒頭からある16分音符6個の音の受け継ぎをスムーズにできるように。(一本の楽器でやっているように自然な流れに聞こえるようにする)
 122小節目からの16分音符の動きは、2つ固まりで書いてあるところはそういう感じを出すように演奏する。また、アクセントもきちんとつける

 【交響曲1・4楽章】
 お約束どおり、毎回の課題として冒頭のチェロ部分を中心に合わせ・・・で時間切れ!

 《さすが!ベルリン・フィル!?》
 今日は、結構強弱についての指摘もあったのだけど、その際、小林先生がこんなお話を。
 それは、ベルリン・フィルでのこと。ある指揮者が、「もっとf(フォルテ)〜!」と指示を出すと、その通りfになる。さらに、「もっともっとf(フォルテ)下さい!」と要求してもさらにきちんと確実にさっきよりもfの音が出る。それが何と5回ぐらい繰り返されても、きちんと応えてくれるそうなのだ。それは、pに対しても同じで、ベルリン・フィルのダイナミックレンジというのは、もう底なしというか、とにかく想像を絶する広さがあるらしい。さすが世界最高峰のオケ!とただただ舌を巻くばかりのお話でした。フーッ。

 さて、次のtuttiは、連休もすっかり明けた5月13日。モルダウからやるそうでーす。みなさん、準備ヨロシク。 
2006年4月15日(土) 18:30〜20:45 美しく青きドナウ&ドヴォルザーク1,4楽章

  テンサイ指揮者?!

 今日は、Vnの集まりがイマイチ・・・コン・ミスさんはお休み?! う〜、せっかくのtuttiなのに、大丈夫か? と心配したけれど、1stのメンバーはなかなか健闘していたし、2ndもSawakoママが来たので、ほっ。
なんとか、tuttiになったよ〜。(なんて低レベルなことを言っていてはいかん!)
 さて、今日のtuttiは、ドナウから。小節番号を振りながら練習したので、お休みした人は、下記を参照に記入しておいてね。
 Tempo di Valse・・・23小節目
 No.1ワルツの最初のリピート・・・34小節目
 No.3ワルツ最初の2カッコ・・・17小節目
 No.5ワルツの最初のリピート・・・12小節目
           2カッコ・・・28小節目
 CodaU 最初のダブルバー・・・19小節目
       次のダブルバー(F durに転調したところ)・・・51小節目
       次のダブルバー(D durに転調したところ)・・・76小節目
       G.P.の小節・・・107小節目
 そして、注意事項は、
 ・冒頭の木管の8分音符は余韻で柔らかく。
 ・Tempo di Valseはとにかく軽くはずんで先へ進むように
 【No.1ワルツ】
 ・2小節目はすぐにテンポで。(2拍目がある人はすばやくテンポをつかんで)
 ・25小節目3拍目の8分音符は短く切って、次の8分休符の間をしっかり感じて
 ・33小節目からのp、fの強弱をしっかりつけ、対比を!
 【No.2ワルツ】
 ・3小節目のアクセントを印象的に、音程を合わせて
 ・2カッコは3つ振りなので、よく指揮をみて、3拍目が飛び出さないように
 【No.3ワルツ】
 ・2カッコはテンポをルバートするので、指揮を見て合わせる。(飛び出し注意!)
 ・Lebhaftのところは、8分音符連続の勢いを利用して少しaccel. 20小節目はテンポ
  (以降同じように)
 【No.4ワルツ】
 ・5小節目は3つ振り
 ・1カッコは必ずpに落とす
 ・1カッコの4小節目はrit.
 ・2カッコから少しずつaccel.
 【No.5ワルツ】
 ・Eingangのfとpをちゃんとつける
 ・11小節目、ワルツの始まりはゆっくり3つ振り。(指揮を見て合わせる)
 ・24小節目あたりから少しずつrit.して27小節目の4分音符はゆっくり
 ・28小節目からは少しaccel.
 ・32小節目から華やかな雰囲気を出して
 【CodaU】
 ・43小節目はf!
 ・65小節目からaccel.&軽く
 ・108小節目からのフルートは軽やかに

ワルツは、テンポがかなり揺れるし、また、雰囲気作りがとても大切なので、暗譜するぐらいの気持ちで、とにかく楽譜にかじりつきにならないこと。もっと指揮を見てね〜。

 次に、ドヴォルザークの1楽章を頭から。
 ・冒頭のチェロとホルンは、音程を合わせて!
 ・Dからの強弱(特に弦のfp)をしっかり
 ・Gの金管楽器は、付点2分音符と4分休符に直す
 ・159小節目からは、cresc.です。弱くならないで!!
 ・Hはフルートが主役(天使の歌よ〜!?)なので、弦は控えめに、でも弱くなりすぎない
 ・182小節目からの1st Vn、音程合わせて〜!
 【4楽章】
 ・冒頭のチェロは毎回やるので、音程・リズムがピッタリ揃うように、個人練習をしっかり!

 とまあ、こんな感じでした。

さて、ようやく小林先生とオケのペースが合ってきたような気がする。あとは、みんながもっともっと積極的に音楽を演奏するようになるといいんだけど・・・。前から先生に言われているように、イメージを持ってね。

 【テンサイ=×天才、○天災】
 小林先生には、今のところ、ちょっと困ったジンクスがつきまとっているらしい。これまで本番というと、地震(記憶に新しい新潟地震)や台風、大雨など、天災に見舞われる確率がかなり高いのだとか。さて、7月の市原の本番はいかなことに? 少し心配だけど、でも、僕らは、今年初めに、大雪の翌日、「夕鶴」公演を無事終えたのだ。大丈夫・大丈夫〜!

2006年4月8日(土) 18:30〜20:45 ドヴォルザーク8番3楽章&1楽章

  イメージを音に?!

 さあ、3週間ぶりのtuttiだぁ〜! 先週は、弦・管分かれてしっかりセク練。弦楽器は、贅沢にも(!)小林先生と磯野トレーナーのダブル講師陣の手厚い指導を受け、かなりの成果が期待されるところ。
 まずは、先週の課題だった3楽章。いいねぇ〜、この冒頭のメロディー。タクトは、この3楽章の何とも言えない哀愁を帯びた旋律がとても好き! ここで、小林先生、まず旋律以外の弦楽器を弾かせる。おぉ、このこの伴奏パートだけでも情趣があるね〜。特に、2nd Vnの2拍目に入るピッツィカートが何とも素敵。
 そして、クラリネットとフルートの分散和音的な3連符の動きとオーボエ、ファゴットの音の引継ぎ、音の出だしが揃って、バトンがうまく渡るようになれば、もっと素敵になるね。頑張って〜!
 その他、主な注意点として、
 ・fz(フォルツァンド)とアクセントの音ははっきりくっきりと。
 ・cresc.でfに達したら、そのままの強さで保って。急に弱くならない。
 ・各自、音の出だしにもっともっと神経を使って、他の人とピッタリ揃える。(ピアノで和音を弾くみたいに)
 ・そして、やっぱり“音程”!

 さらに、今日は、“アゴーギグ”という言葉が何度も出てきました。「テンポやリズムに微妙な変化をつけて演奏を精彩豊かにする」ということらしい。簡単に言うと、“揺れ”。 これがあるからこそ、生身の人間が演奏する音楽には味があるのだ・・・。しかし、50人からで演奏するオーケストラでこの揺れを揃えるのはなかなか至難の技。だから毎週毎週練習して、「指揮を見ろ! コン・マスを見ろ!」となるんだけどね。
 それと、もう一つ、今日小林先生から教わったこと。『自分の出す音に具体的なイメージを持つ』ということ。
 たとえば、楽譜上では単なる8分音符でも、その音をボールに例えたらどんなボールか? テニスのボール? それとも、バレーの白いボール? もちろん、正解なんてない。十人十色のボールで構わない。大事なのは、それがどのくらいの硬さで何色で・・・などなどしっかりイメージして、それを音にしようとする気持ちを持つこと。それだけで、出てくる音色が全然違ってくるんだ。(確かに、バスケットボールをイメージする前と後では、Tpの泰葉ちゃんの音は明らかに違いが!)

 この話を聞いていて、ふと思い出したのが、最近ブレークしている「のだめカンタービレ」というコミック。主人公ののだめ嬢は、まさに音楽に色彩だとかさまざまなイメージを感じて演奏している!(小林先生も、もしや『のだめファン』?
 それはさておき、日本では、とかく「クラシック=堅い」と思われがちだったのが、このコミックの波及効果で若年層のクラシックファンが増えているらしい。演奏する上でのヒントも結構隠れているので、まだの人はぜひ一読あれ! クラシック音楽に対する概念が一変するかも〜。

 来週、みんなの音色がどう変化しているか楽しみだ。
 
2006年3月18日(土) 18:30〜20:45 天国と地獄&モルダウ

  ソロを聞いて〜

 今日は首都高がえらく混んでいたそうで、渋滞に巻き込まれた小林先生は車の中でやきもき〜。無事にご到着で何よりでした。
 さて、今日は、まず「天国と地獄」序曲から。
 この楽譜には、練習記号がない!と言う訳で、スコアの小節番号を振りながら、まず一合わせ。
 お休みした人のために、小節番号は下記の通りですので、これを参考に各自で数えてきてね。
 
 冒頭のアウフタクトは数えない。
 Allegretto(8分の6拍子)・・・36小節目(直前のフェルマータ2つは1小節として数える→クラリネットソロ)
 Lento(4分の3拍子)・・・47小節目
 Allegretto vivace(4分の2拍子)・・・79小節目
 Allegretto(8分の6拍子)・・・アウフタクトの次が107小節目(直前のフェルマータ3つは1小節として数える→ヴァイオリンソロ)
 Piu mosso・・・126小節目
 Andante・・・147小節目
 Allegro(4分の2拍子)・・・162小節目
 最初のリピート・・・178小節目
 1カッコ、2カッコとも数える
 ト長調(Gdur)に転調したところ・・・204小節目
 ニ長調(Ddur)に転調したところ・・・221小節目
 次のリピート・・・243小節目⇒このリピートはやりません。すぐ2カッコへ
 
 とこんな感じです。
 細かい注意点としては、中間部のヴァイオリンソロは、ソロの動きをよく聞いて合わせましょう。オペラほどはテンポが揺れないから、少し気をつければ合わせられるはず。
 147小節目のAndanteに入る前の小節は、指揮をよく見て合わせること。後半の3拍は完全に3つ振りになります。
 162小節のAllegroに入る1小節前の音は、短めに切ってすぐAllegroに入ります。(休符はほとんどなし) 
 あと、だいたい譜読みが終わったら、しっかりダイナミクスをつけましょう。
 休憩後は、「モルダウ」を管・弦に分かれて練習。
 冒頭の木管の動きは、まだまだテンポ感が統一されていないというか、一つの流れになっていないから、
もっともっとパート練をして合わせておきましょう。最終的には、一人の人がずーっと吹いているような感じに聞こえるように!(ぜひ同じ釜の飯を食って気持ちを合わせて下さい?!・・・小林先生談)
 弦楽器、特に2ndヴァイオリンとヴィオラは、楽譜が黒くて憂鬱になるかもしれないけど、少しでも楽になるようにと小林先生が秘策を伝授してくれました。ありがたや、ありがたや〜♪

 さ、そろそろ桜も咲き始めたし、これから本腰入れて頑張りましょう!

2006年3月11日(土) 18:30〜20:45 美しく青きドナウ&モルダウ

  ワルツの極意は、の言葉?!

 今日からまた、7月の演奏会に向けて、小林先生のtutti再開!
 まずは、「美しく青きドナウ」の進行を確認。(お休みした人は参考にしてね!)
  ♪Nr.1ワルツ・・・2カッコなし(D.S.もなし)
  ♪Nr.2ワルツ・・・1,2カッコあり 
  ♪Nr.3ワルツ・・・最初の1,2カッコあり 後半の2カッコなし(D.S.もなし)
  ♪Nr.4ワルツ・・・1,2カッコあり D.Sはなし
  ♪Nr.5ワルツ・・・最初の1,2カッコあり 終りの1カッコはなしでいきなりFineへ入り、CodaUへ
 ただし、楽器によってリピートの表記の仕方が違うところもあるので、同じパートの人にもう一度よく確認してね。(これは、スコアを見て書いてます〜。)
 進行を一通り説明した後、確認のため、頭から合わせ開始。初合わせとはいえ、先生はrit.やaccel.の部分をきっちり振られていて、少し余裕のあるメンバー(ドナウ経験者?)は指揮に合わせていたが、ほとんどのメンバーは楽譜かじりつきだったので、ちょっとバラバラとしたけれど、まあ、何とかおしまいまで進んだ。
 そして、先生より「みなさん、過去にシュトラウスのワルツはやったことありますか?」との質問。
自慢ではないが、楽友協会はY先生がウィーン留学経験があったせいか、シュトラウスもののワルツ・ポルカは結構やっている。それで、「以前このドナウのほかに“ウィーン気質”“南国のバラ”もやりました。」と木管セクリが答える。すると先生は、「その時、ワルツについて何か話は?」 団員「・・・? 特に何も・・・」 
 先生「それじゃ、これを覚えておいて。ウィンナ・ワルツは3拍子というより1拍子なんだけど、基本的に流れてるのは3拍子。特に、2拍目に少し意識をおくといいんだ。そこでよく言われてるのは、ドイツ語の“我汝を愛す”の“Ich liebe dich”(イッヒ・リーベ・ディッヒ)と言う言葉。“liebe”に少し力点がある感じでね。この言葉を唱えながらワルツの3拍子を感じるようにしてみてね。“I love you”でもまあいいけどね。」
 へぇ〜、なるほど〜。確かに、この愛の言葉は、1・
・3って感じがでる〜。面白〜い!
 と言う訳で、みなさん、恥ずかしからずにウィンナ・ワルツをやる時は、まず愛の言葉をつぶやきましょう〜☆
 そして、もう一つ、テンポがかなり揺れるけれども、例えばrit.したらその後どこかで必ずa tempoしてます。
accel.についても同様。どこかで必ずa tempoしてますので、そういう切り替えをしっかりね。 磯野先生曰く、このテンポの揺れについて、鍵を握るのは、2・3拍目を担当する(いわゆる後打ちというやつ)パートらしい。ということは、ホルン、2ndヴァイオリン、ヴィオラになるのかな? その3パートの方は特にa tempoをしっかり意識してみんなを引っ張ってネ! 決して先生の棒を重たくしないように!
 ドナウに関してはもう一つ先生から、「もっとイメージを持って弾きましょう」と言われました。例えば、大きな花がぱっと開いたかと思うと小さな可愛らしい花が舞っていたりとかね。確かに、この曲は“花”のイメージが一番ピッタリくるかな。ま、それぞれ音を出すだけじゃなくて、何かを思い浮かべながらそれを音にするつもりで演奏するようにしてみよう! きっと今までと確実に音が変わってくるはず。
 あ、それと、1stヴァイオリンは、小林先生からフラジオを使った秘策を教わっていた。お休みした人はしっかりメンバーから伝授してもらってね。

 最後に、2回ほど難曲と目される「モルダウ」を合わせました。やっぱり難しい〜。でも、頑張れば何とかなりそうだ。小林先生も「今はまだできないところばかりだろうけど、必ずできるようになるから、分奏などをやりながら一緒に頑張っていきましょう。大丈夫、大丈夫。」とみんなの不安を吹き消すように励まして下さった。 みんな、先生の温かい気持ちに応えて、これから頑張ろうね! そして、モルダウ川の流れをしっかり表現できるようになろう!

 練習の終りに磯野先生から「モルダウは川だけど、川って人生に例えられることが多いよね? 常に一定とは限ってなくて、早いところもあればゆっくりの流れのところもあったり、広かったり狭かったりとか。だから、みなさんもただ楽譜を音にするんじゃなくて、自分の人生を振り返ってもいいし、これからの人生に思いを馳せるでもいいから、とにかくそういう何らかの“想い”を音にのせて演奏するようにしましょう。」とのお話があった。う〜ん、重い言葉です。“想いをのせる”までいくには、まずはもっと弾けるようにならないと・・・。それには、練習あるのみ!!
何だか、毎週毎週、「練習・練習!」を連発してますが、やっぱりそれしかないからねぇ。 時には休みも必要だけど、やる時はきっちり頑張りましょう〜。
 来週は、「モルダウ」&「天国と地獄」のtuttiで〜す。

 
2006年3月5日(日) 

  鶴舞小学校 ミニコンサート本番です!

 さて、あっという間に本番の日がやってきた。
 鶴舞小学校は、いつもの練習場から40分以上かかる。集合は10時なので、みんなそれぞれに時間を見計らって現地を目指す。最近は、精度のいいカーナビも普及してるし、特に迷子になるような人はいなかった。(わかりやすい場所だったしね。) という訳で、少し遅刻する人はいたものの、全員何とか集合。昨日同様、まずは、各チームごとに練習。11時20分に理科室に集合し、弦のゲネプロ、そして「さんぽ」の合奏。
 今日は、余裕の時間で練習終了。ちょっと豪勢なお弁当をわいわいといただき、13時、会場である体育館へ。予想通り、ちょっと寒い。でも、お天気がよかったので、予想していたより冷え込みはきつくない。
 演奏の前にあいさつやオケの紹介などがあり、13時10分演奏開始。
 まずは、管楽器全員による「オブラディ・オブラダ」。軽快な曲でつかみはOK?
 続いて、トロンボーン二重奏。モーツァルトのソナタ。スライドがものすごいスピードで小刻みに動くのを、子供たちはほーっと感心して見ているようだった。
 次は、木管五重奏(Fl2,Ob1,Cl1,Fg1という編成)で「白鳥の踊り」(白鳥の湖より) 子供たちの反応は、、、可もなく不可もなくといった感じ?
 次は、金管五重奏(Tp1,Hr2,Tb2という編成)でフランス民謡のフレールジャック。最初は、聞いたことあるフレーズに興味を惹かれたようだったけど、ちょっと曲が長めだったので、集中力がやばくなってきた感じ。
 ここで、子供たちがよくしっている曲の登場。
 クラリネット三重奏で「ジュピター」「瞳をとじて」 「ジュピター」は途中からリズミカルな感じになるアレンジがよかったみたいで、落ち着きのなくなってきた子供たちにいい刺激になっていた。
 次に、ホルンカルテットで「アイーダ」「魔弾の射手」 両方とも2分弱の短い曲で正解?
 管楽器アンサンブルのトリは木管9名による「ディズニーメドレー」 子供たちの知っている曲をと選んだものの、ちょっと長かったので、当日になって後半を少しカット。ま、この判断も正解だったかな。
 そして、いよいよ弦楽器の登場。管楽器は、割と目にする機会があるかもしれないけど、弦楽器はたぶん生で音を聴くのなんて初めての子ばかりなんだろうな。
 まずは、弦+ピッコロで軽快なゴセックの「タンブーラン」 ピッコロの高い音が体育館に響くと、一年生らしき最前列の男の子が「うわぁ〜、高い音〜。」と言って耳を塞いでいた。(笑)
 その後、昨年、海上小、アンサンブル・フェスタと2回演奏したことのある「アイネ・クライネ¥ナハト・ムジーク」1楽章。今回は、コンミスが仕事のため不参加とあって、弦のアンサンブルは大丈夫なのかと心配していたけど、なんのなんのみんなしっかりした音を出している。pのところでちょっと音の出だしが不安なところはあったけれど、縦の線もよく合っていて、昨年の2回の演奏よりもずっとまとまっているし、聴き応えがあった。子供たちも、随分大人しく耳を傾けているようだった。
 そして、残る弦の2曲は、子供たちが大喜びの「いつも何度でも」「となりのトトロ」でした。どちらの曲も歌を口づさんでいる子がたくさんいて、特に「トトロ」は、まだまだ子供たちに愛され続けている作品なのだなぁとしみじみ感じたりして・・・。
 2時15分、最後にオケ伴奏でこどもたちに「さんぽ」を歌ってもらって終演。 歌を歌っている子供たちの生き生きしている顔といったら、もう。今回は、曲間に楽器紹介を交えながら進めていったけれど、もう少し子供たちが参加できるコーナーを持った方がいいのかもしれないと、楽しそうに歌を歌っている子供たちの様子をみて思いました。
 まあ、いろいろあったけど、ミニ・コンサートは無事終了。 来週から、また7月の演奏会に向けてtutti再開。これからは、演奏会の曲目に全力集中で頑張りましょう!

 【クイズの答え】
 三大Aとは・・・新ウィーン楽派のアルノルト・シェーンベルク、アルバン・ベルク、アントン・ウェーベルンの三人のことでした。分かった人〜?

 
2006年3月4日(土) 18:30〜20:45 鶴舞小ミニコンサート練習&ゲネプロ

  ゲネプロ〜♪

 さあ、明日は、いよいよ鶴舞小ミニコンサートの本番です。
 という訳で、今日の練習は、まずそれぞれのチームに分かれてアンサンブルの練習、その後20時ちょっと前からゲネ・プロの予定。さて、各チームの出来ばえやいかに?
 予定通り20時少し前に、全員学習室に集合。ゲネ・プロ開始となったけど、ちょっと準備に手間取り、20時過ぎにようやく開始。プログラム順に演奏を進めていったものの、実行委員さんの時間の読みが甘かったこともあって、結局弦楽器チームは1曲しか演奏できず、時間切れ。弦のゲネプロは翌日に持ち越しとなったのでした。ちゃんちゃん♪
 でも、全体的に短い練習期間の割にはまとまっていたように思う。
 さあ、明日はどうなるか?
2006年2月25日(土) 18:30〜20:45 ドヴォルザーク:交響曲第8番全楽章

  楽友オケカンタービレ

 今日は、小林先生の2回目のtutti。
 先週に引き続き、今日もシンフォニーの練習。まずは、1楽章をじっくり。ハーモニーの確認や音のバランスなど結構細かいところまで注意がありました。2楽章では、木管のそれぞれのフレーズの持つ雰囲気をもっと豊かに表現して欲しいと言われていました。例えば、フレーズを色に例えて感じるなど・・・ね。う〜ん、難しいなぁ。でも、ぜひ分奏でトライしてみよう! 3楽章は、もう“カンタービレ”!! この一言しかありません! あ、でも、中間部のVnソロを消さないように、他のパートは音を控えめにね。 4楽章は、トランペットのファンファーレをさっそうと! そして、その後もきびきびと。 
 ざっとこんな感じでした。
 で、やっぱり今度の課題は、歌心(?)と音程。先生曰く、ジュニアオケではどうもうまくいかない時、楽器を置いて声に出して歌ってもらうのだとか。そうすると、次に弾いた時はかなりいい感じにじになるのだそう。
 そういえば、昨年野口先生のtuttiでも、うまくいかないところは歌ったりしたよね? 結局音楽は、楽器ではなく、自分の中にあるということだよね。 だから、自分の中できちんと歌えてないと、楽器で表現できる訳がない。普段、なかなか音を出せない環境にある人も、楽譜やスコアを片手にぜひ歌うこと(心の中ででもいいから)をやってみよう。きっといい成果が得られると思うよ。それと、音程・・・どうも上手なオケとそうでないオケの差はここに負うところが多いようだ。音程が合っていれば、よい響きがするし、ダイナミクスも効果的になる。でも、音程が合ってないと、せっかく一人一人が頑張ってfを出しても、1+1=2になるどころか、お互いの音を打ち消しあうようなことにさえなりかねない。どちらも練習時間の少ないアマ・オケには、クリアするのが大変な課題だけど、頑張って少しずつでもクリアしていこう!
あとは、ところどころで、Vn.にワンポイントアドバイスがあったり、やっぱり楽器の弾ける指揮者はいいなぁと思ったりしました。
 次回のtuttiは2週間後。今度は、前プロの曲中心だよ。そして、来週はいよいよ鶴舞小学校ミニ・コンサート本番です! みんな、ファイト〜。

 【小林先生の豆知識だよ!?】
 みなさん、作曲家三大Bについてはご存知かと思いますが、では三大Aとは誰のことでしょうか?
 ・・・答えは、次々回のこの日記で!
 (ちなみに、三大Bは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスですよ〜。音楽で習ったよね?)
2006年2月18日(土) 18:30〜20:45 ドヴォルザーク:交響曲第8番全楽章

  シーズン到来!?

 楽しくも苦しかった(?)「夕鶴」公演が無事に終り、今日からは新しい指揮の先生とともに、7月のオケ単独に向けて、tutti開始。
 「夕鶴」が終わっても、ほっとするヒマもなく、3月5日の鶴舞小学校での室内楽コンサート(アンサンブル中心のミニコンサート)が終わるまでは、2つの公演の練習を同時進行しなければならない。何ともハードなスケジュールである。先週までの3週間は、ひたすらミニコンサート用のアンサンブルの練習。そして、今日と来週は7月のメインであるドヴォルザークのシンフォニーのtutti。すでに、目が回っているメンバーもいるかも。でも、3月5日以降は、7月の演奏会に集中できる訳だから、もう少しだけ頑張って! 鶴舞小の子供たちも生演奏を楽しみにしているだろうし・・・。
 さて、話を元に戻して、今日のtuttiの様子をお伝えしまーす。
 今期僕らを指導してくれる小林先生は、一昨年の夕鶴公演の時、副指揮をつとめておられたので、ほとんどのメンバーは顔見知りである。2回ほど樋本先生の代わりにtuttiも見ていただいたしね。夕鶴の時にも感じたけど、小林先生はジュニアオケも指導していらっしゃるせいか、とても柔和で穏やかな雰囲気。みんなもいつもの初tuttiよりも伸び伸びと演奏しているようだ。が、、、先生はヴァイオリンを弾かれるだけあって、要所要所をズバズバ突っ込んでくる! 冒頭のチェロはとても重要ということで、「ちょっと二人ずつ弾いてみて」と先生。今まで群れて弾くことに慣れていたメンバーは、ドキリ。弾けてる人、弾けてない人があらわに!
 それでも、一人ずつではなかったんだから、まだ手加減してくれていた方かな? それに、こんな風にさらけ出されたら、それこそ必死こいて練習してくるでしょ? 本当はね、こんなことされなくても一人一人がちゃんと弾けてなくちゃいけないんだけどね。(管楽器なんかは、ほとんどいつもソロ状態でさらけ出されてるから、みんな結構きっちり練習してきてるよね〜。)
 こんな具合に、ほどよい緊張感を上手に使い分けながら、初tuttiは進んでいった。前半は1楽章をかなり細かく練習し、後半は、2〜4楽章をざーっと一通り合わせていった。これで、だいたいこの曲の雰囲気はわかったから、次回までに個人練をしっかりやってこようね。
 さて、今回小林先生から、下記3つの点を特に注意&留意して練習するよう注文がありました。
 1.フレーズをしっかりうたうこと。(表情豊かに。)
 2.音程をもっともっと正確に!(ものすごい音になってる・・・)
 3.リズムを正確に。少し遅めのテンポでいいから、まず正確なリズムをきっちり把握すること。
   (そうでないと、縦の線が合わなくてゴチャゴチャの音楽になっちゃうよ。)

あ、それと、1楽章の付点8分音符+16分音符のリズムの16分音符は、なるべく後ろにつけて弾くこと! これは1楽章を通して必ず守って下さい!! (みんな、ちゃんと楽譜に書き込んだ?)

今日は、久々のtuttiということもあって、みんなとても楽しそうだった。これから、モルダウとか難曲が控えているけど、先生をガッカリさせないよう、それぞれしっかり個人練をしておきましょう!

 【タクトの密かな楽しみ】
 今日は、1年以上ぶりに小林先生にお会いするということで、実はとても楽しみにしていることがあった。
 それは・・・ふふ・・・小林先生がどんなヘアスタイルで登場するかということ。
 夕鶴で最初にお会いした時は、肩より少し長いロングヘアだった。今だから言うけど、ちょっとオカマっぽい印象を持っていた。それが、夕鶴のゲネプロの時は、バッサリ。男性らしいさっぱりとしたショートヘアに変わっていた。タクト的にはショートヘアの方がお似合いだと思った。(樋本先生もそうおっしゃっていた。)
・・・で、今日久々にお目見えの小林先生は・・・すっきりさっぱりのショートヘアでした〜。

では、また来週〜☆

  (トップページに戻る)      過去の日記を見る    最新の日記を見る