2016年12月11日(日)![]() 今年もとうとうこの日がやってきました! その後の練習はうまくいっていたのか・・・気になるところですが、今日の本番は間違いなく、今までの中で最高の演奏だったと思います。 継続は力なり、、、楽友協会25年目の演奏会は、観客にとっても出演者にとっても忘れがたい感動に満ちたものになりました。 一人一人の努力はもちろんのこと、今回のソリストさんたちは本当に素晴らしい方々でした。 前半はソリストさんたちがオペラアリアを熱唱。たった一曲なのにどの方も役になり切り、ぐぐっと観客の心をステージに惹きつけてくれ、その勢いのまま、後半のミサ曲へ。 ステージ上の誰もが、こんな素晴らしいソリストさんと共演できることを幸せに感じて演奏していたのだと思います。それが音になって、客席へ、お客様の心へ伝わっていくのが見えるようでした。 打ち上げでY先生が、「今回初めて、舞台上でオケの“うなり”を感じました。部分的ではあったけれど、すごくゾクゾクしました。すごい向上です。これからも一音一音妥協せず、時間をかけて理想の音楽を創っていきましょう!」とおっしゃっていました。 こんなふうにオケを褒めて下さったのは、初めてのことです!! やったね☆ 団員がどんどん増えていて、以前と比べると練習時の出席人数も多く、まとまりやすくなったのかもしれませんね。 とにかく、とても手応えのある本番でしたね。 来年もこのモチベーションを維持して、頑張りましょう!! 【夫婦初共演?!】 今回のソリストの中で中心的な存在が、メゾソプラノの村元彩夏さんでした。彼女の呼びかけで4人が揃ったのですが・・・な、な、なんと、テノールの隠岐速人さんと村元さんは最近ご結婚されたそうで、この演奏会が初のご夫婦共演となったそうです。打ち上げで、「実は・・・つい最近、私は隠岐になりました~。」と照れながらお話しして下さった様子がとても印象的なのでした。そして、先日日本音楽コンクールで優勝された奥様が妙なプレッシャーにつぶされないようにと気遣うご主人のお話にちょっとジーンとしました。何て素敵なご夫婦♪ どうぞ末永く、お幸せに♡ |
2016年11月12日(土) 18:30~21:00 ソロ・合唱合わせ ブラボー!! 伯爵&夜の女王♪♪ 今年は例年より少し早めの合唱合わせです。しっかり感触を掴んで、1ヶ月後の本番に向け、各自で目標をもって練習できればというインペクの目論見があったとか、なかったとか?? まずは、ソリスト・バスさんの「フィガロの結婚」より「伯爵のアリア」から合奏開始。レチタティーヴォのタイミング合わせに苦戦。Y先生はしきりに「自分が思っていたのと違うから勝手がつかめない」とおっしゃっていましたが・・・指揮者がそんなことでいいのか? と思わず、心の中で毒づいてしまうタクトなのでした。 そんな混乱したオケ伴奏に動じることもなく、堂々と歌っていらしたバスさん、さすがでした。 そして、ソプラノさんの「夜の女王のアリア」。モーツァルトの歌劇の中でもメジャーな一曲です。タイトルを知らなくても、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないかと。しかし! この曲は、中間部でおよそ人の声域を超越しているであろう超高音が使われていて、相当な難曲。はたして、どんな“夜の女王”が現れるのか? 答えは・・・ぜひ本番で!! とにかく素晴らしい美声です。聴く人の心を幸せにしてくれるような、そんな素敵な声でした。 ぜひみなさん、12月11日は市原市民会館大ホールへ!! 音楽、そして人の声の素晴らしさをぜひとも生で体感して下さい。 と、その前に、オケも合唱ももっともっと頑張らないとね~。一人一人がまだまだ練習不足。ソリストさんに負けないくらい、お客様を感動させられる演奏を目指して、さらなる努力を~。(棒を振る方もね?!) |
2016年10月30日(日)![]() 今日は、戸田コミュニティセンターでのアンサンブルコンサートです♪ こちらのPR力はとてもすごくて、募集人員120名はかなり早い段階で予約いっぱいとなり、満員御礼状態。みんな、気合い入れて演奏しなきゃね。 でも、あいにく朝から冷たい雨が降り、若干の空席があり、少し残念でした。が、それでも、センター内の各部屋からイスを集めて並べるくらいの大盛況でした。 演奏の方はというと、、、弦楽器のカルテットがちょっと元気ないように感じられました。フォルテでもっと音が鳴ればいいのになぁと思って聞いていました。やはり、人を惹きつけるにはメリハリ! 今回出演した中で、タクトが最優秀賞を選ぶとしたら・・・ジャ、ジャーン、楽友クラ部(クラリネット・トリオ)ですね。ウェルカムコンサートにも積極的に参加していることもあり、3人の息はピッタリ。強弱のメリハリがはっきりしていて、とにかく楽しい演奏♪ 会場は一気にディズニーランドへワープ(古っ!)したみたいでした。 「フォルテで!」と夏に吉田マエストロにも散々言われましたが、それはただ単に大きな音を出せばいいというものでもないと思う。 いかに音をよく響かせられるか?が大事だと、最近室内楽のレッスンを聴講していて感じました。(タクトは密かに勉強しているのです。エヘン!) そして、音作りのためには、やはり基礎練習が不可欠。オケのみんなは、ロングトーンとか音階練習などをやっているのかなぁ。ロングトーンをしっかりやっていれば、音の核みたいなのがしっかりして、長い音をもっと保てるのでは?と思うんだけど。 楽器に触れられる時間は限られていても、何とか工夫して基礎から音作りをしていきましょう! 一人一人の音がもっと響くようになったら、全体合奏になった時、それはそれは素敵な演奏になるはず! 12月の本番に向けて、みなさん、基礎を振り返りつつ、頑張りましょう! 【おめでとう! 村元彩夏さま!!】 今回、メゾソプラノのソリストとして出演される村元さんが、10月27日に行われた『第85回日本音楽コンクール』声楽部門で見事、第1位に選ばれました!! すごい!!! こんな素晴らしい方と共演できるなんて、光栄の極みですね。Y先生の言葉じゃないけど、本当に心して伴奏しなくちゃね。 【お帰りなさい! Hくん】 とっても嬉しいことに、20年ぶりにヴァイオリンのHくんが戻ってきました! このオケができた頃は高校生で、大学進学とともにオケを離れたのですが、立派な社会人となり、復帰。Y先生始め、古株メンバー(?)は大喜びだし、先日の2人に続き、頼もしいヴァイオリニストが増えて、オケとしてかなり充実した音が期待できそうです。 12月の本番がますます楽しみになってきました☆ |
2016年9月24日(土) 18:30~21:00 モーツァルト:アリア、大ミサ曲 さらに、Vn新人Iさん!! ようこそ~♪♪ 9月は何だか雨ばかり・・・心までジメジメしてきそうだけど! でも、楽友協会のVnには春が~~~♪ 今度は、うら若き乙女Kさんが入会されました。残念ながら、進学の関係で2月までの限定入会ですが、それでも、12月の本番にはバッチリ参加。 新人さん2人の加入で、Vnパートの音がだいぶ充実したように感じられます。いい傾向です☆ さて、今日の練習は、アリアから。ソリストさんたちの足を引っ張らないように頑張らなきゃね。問題はアリアが始まる前のレチタティーヴォの部分・・・合わせるのが大変だろうと思っていたところ、うん? 割とスムーズに流れてる! Y先生も「もっと時間がかかると思ったけど・・・。レチタティーヴォとか、みんな、慣れてきたのかな??」とおっしゃるほど。 まあ、よくよく聴けばまだまだバラバラだけど、予想よりはいい感じで進みました。やはり、夏の吉田マエストロの指導が少しずつ実を結んできてるのかな。 さて、Y先生の本職は歌手だからか、一つ一つの音の立ち上りがはっきりしているのがお好みらしい。器楽ではスラーが付いている場合、なるべく凸凹しないように演奏するが、そのつもりでいると、「レガートでも、音が変わった時ははっきりと。モヤモヤしたのはダメ。」などとおっしゃる。 モヤモヤではなく、滑らかに演奏してるんだけどなぁ・・・と、たぶん、みんなは思ってる。 が、ここはやはり、歌に合わせてあげましょう。 歌の場合は、歌詞があるので、おそらくスラーでも一つ一つの音はくっきり目なんだろうと。場合によっては、スラーを取って演奏した方がいいかもしれない。 練習を見ていて、そんな風に思いました。 さて、それぞれの注意点ですが、 【ソプラノ:夜の女王のアリア】 ・八分音符の動きを正確に、でも、止まった感じにならず、先に進むような勢いを持って。 ・59~60小節、65~66小節の木管の2分音符はスラーでも一つ一つの音をはっきりと。 【メゾ・ソプラノ:伯爵夫人のアリア】 ・アリアは記譜は4分の2拍子ですが、4ツ振り。 ・52小節目からのAllegroは結構速いです。のんびりしないで。 ・終わり2小節はテンポで。ritしない。 【テノール:オッターヴィオのアリア】 ・レチタティーヴォの前4小節から始まります。要チェック!! ・レチタティーヴォはチェロ、バスのみです。(アリアに突っ込まないで~~~。ヴィオラさん?) ・アリアは記譜は4分の2拍子ですが、4つ振りです。 【バス:伯爵のアリア】 ・レチタティーヴォはテンポの変化に注意!(Maestoso→Anante→TempoI) ・アリアは¢(アラ・ブレーヴェ、2分の2拍子)ですが、速めの4拍子です。 ・48小節目Allegro assaiから2つ振りになる予定。。。(先日はここのテンポ変化がうまくいかず、結局4つ振りっぽかった?) ・終わり2小節はテンポのままで。(ritしない) 大ミサの方は、9、11、12をやりましたが、主に音程について指摘されました。音程が悪いと響かないので、各自もっと音程についてシビアな耳を! それと、12番は速いテンポでも弾けるように、今のうちから地道にコツコツしっかり練習して下さい。 次回は12番をもう一度合わせてから10番をやるそうです。 では、また~。ヽ(^o^)丿 |
2016年8月20日(土)、27日(土) 18:30~21:00 モーツァルト:大ミサ曲 期待のVn新人Iさん、ようこそ~♪♪ 夏の演奏会がおわり、いよいよ冬に向けての合奏練習が始まりました! 幸先よさそうな予感♪ というのも、練習初日(8/20)に、新しいVn奏者が加わりました。学生オケの経験があり、即戦力として期待大!! Iさん、これから末永くよろしくお願い致します♪ さて、練習の方はというと・・・とにかく長い曲なので、20日と27日の2回の練習で一通り合わせて、どの曲がどのくらいのテンポでどんな感じかをつかめればと、インペクさんが練習計画を組みましたが、が!初回にして、早くも計画はとん挫。第1曲目の冒頭からY先生は何度も何度も戻って合わせを。。。 結局20日は18曲中、6曲目までしか終わりませんでした。Y先生曰く、「出だしと終わりは印象に残って大事だから、ていねいに仕上げたい」そうで・・・。ま、今回は最初と最後の曲はオケ的には全く同じ曲(歌詞は違うけどね)なので、1曲分得した?感じですが。 27日の練習では、インペクさんから強い要請があったようで、「細かい所は次回やることにして先へ進みましょう」とまあまあサクサク進んだのですが、休憩後はちょっと足踏み状態の練習が続き、やはり最後までたどり着けず・・・結局16曲目の冒頭までで時間切れ。次回は16曲目からやりまーす。 さて、この2回の練習を通して言われたことは、 ・音が軽くならない。浮いた音にならないで、芯のあるしっかりした音を出すように。 ・伸ばしている音が無機質にならない。常に生命力があるように。 の2点が主でした。 まだまだ譜読みが精一杯で、音への意識が薄くなりがちだと思うけど、どんな時でも“生きた音” そして“音楽”を念頭に楽器を弾くように心がけましょう! 【余談】 「大ミサ曲ハ短調」はモーツァルト未完の作品だったため、さまざま版があります。ランドン版、エーダー版、レヴィン版・・・など。今、よく演奏されるのはレヴィン版かな? でも、みんなが今回手がけているのは“アーロイス・シュミット版”というちょっと珍しいバージョンです。ウィキペディアによると 「キリエの一部をアニュス・デイに転用し、他の宗教曲の素材も用いて補筆した完成版となっている。」 だそうで・・・CDがなかなか見つからない! 見つかっても廃盤になっていたり、、、たぶん、今手に入れられるのは1種類しかないかも? という大変稀有なバージョンの「大ミサ曲」を演奏しますので、この日記をご覧のみなさま、12月11日(日)は市原市市民会館大ホールへぜひ足をお運び下さいませ! お待ちしております!! |