・このページでは、市原市楽友協会オーケストラの練習時における悲喜こもごもを楽しく明るく正直に?お伝えしたいと思います。
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それでは、さっそく・・・。

12月9日(日)
第13回市民コンサート無事終了!

 みなさん、お疲れ様でした。ここまで、いろんな波乱があったけれど、短期間でよく頑張ったね。
 多少の事故(?)はあったものの、致命的なミスもなく、まずまずの出来だったとタクトは思います。
 さて、今回から試みに「ロビーコンサート」なるものも開催してみたが、なかなかの盛況でした。チラシにある開場時間より早めに始めたにもかかわらず、思ったより人が集まっていて、ビックリ! もっとひっそりとした感じの中で演奏となるかもと想像していたからね・・・。これが、好評のようだったら、次回もぜひ続けよう!!
 初のロビ・コンにチャレンジしたオケ2チームと男声合唱団の方々、お疲れ様でした。
 そして、本番の方はというと、「仮面舞踏会」の演奏は今までにはなかった燃えるような情熱を感じました。ここのオケの演奏って、今まではどちらかというと、おとなしめだったから・・ああ、こんな一面もあったんだってね、なんか不思議な気持ちになったんだ。これって、曲のせいなのかな???
 メインの「スターバト・マーテル」は、あの練習回数で、よくぞここまでと正直感心してます。もうちょっとテンポの変わり目とかをしつこく練習できれば、さらに素晴らしい演奏になったんだけど・・・もうちょっと時間があれば・・・と思うのはいつものことか。
 さあて、来週からは次の演奏会に向かって、新たな気持ちでスタートしよう!
 まずは、早いとこ前プロ決めようよー!!

 【管理人より】
 ご好評いただいております「タクト君のオケ練日記」ですが、年内はこれにておしまいの予定です。
 再開は、一ヵ月後・・・くらいかな?
 という訳で、少し早いですが、皆さんよいお年を!
2001年12月1日(土) 18:00〜20:45 青少年会館集会室
         2日(日)  9:30〜15:45 青少年会館集会室

  練習曲目:スターバト・マーテル&仮面舞踏会

  テノールのソリストさんも登場そして・・・
   
Welcome to our orchestra, Miss Rose C.


 いよいよ本番一週間前となりました。みんなの調子はどうだろう?
 土曜日の練習は、まず「仮面舞踏会」の2,4から・・・どちらも音程をとるのが難しそう・・・ちょっと指がずれただけで、全く別の曲になってしまう(?)危険性があって、いつもドキドキだ。ヴィオラの平ポンさんじゃないけど、みんな自分のパートを唄えるようにするといいかもね。音程はかなり正しく取れるようになるのではないかな?
 「仮面〜」の1,3,5はこれまでに何度も合わせているので、曲の雰囲気はつかめているみたい。ただし、もうちょっとフレーズ感というか曲想が出るようになるとベターなんだけどね・・・。
 「スターバト」は、特にVの付点8分と16分のリズムの弾きかたについて注意がありました。付点8分がベターっと重たく長くならないようにって。あとは、フェルマータのとり方、テンポの変わり目など要所要所をチェックしながら合わせ。
 
 日曜日は、午前中はオケだけで「仮面」&「スターバト」の合わせ。金管の出席率がイマイチで、Y先生はかなりご機嫌ナナメなのであった。そして、午後は、ソプラノ・テノール・バスの3人のソリストさんをお迎えしての合唱合わせ。ここで、ようやくテンポが確定。[は今まで合わせていたより、少し早めになりました。(この時、木管楽器のメンバーから安堵のため息が漏れたのをタクトは聞き逃しませんでした。そんなに苦しかったんだ、この曲。)練習にお休みしていた人は、要注意ですよ。

 土曜・日曜とも終始一貫して言われていたのは、「地面に向かって音を出せ! 音が軽く浮いたものにならないように」ということでした。確かに、音の立ち上がりはちょっと歯切れが悪いかなという気が・・・みんなはどう思っているのかな?
 あと「地面に向かって・・・」は弦楽器で言えば、弓を弦にもっとしっかり押し付けて弾けばいいのだろうか・・・ウーン、よくわからん。こういうのは、やはりコン・ミスに聞くのが一番! 今度教えてもらおーっと。

 さてさて、土曜日の練習から、わがオケにかわいいエキストラさんが登場! その名も可憐なRoseちゃん。あのコアラの国オーストラリアからナッキーの家にホームステイに来たんだそうだ。二人が並んで、Vnを弾いている姿は何とも微笑ましい。
 そんな二人の様子をご覧になりたい方は、ぜひ「第13回市民コンサート」へおいで下さいませ!?
 最後に、タクトからRoseにメッセージだよ。

 Welcome to our orchestra, Miss Rose! We are very glad to play music with you. Let's enjoy playing music together!!
 
 それじゃ、みんな、本番がんばりましょう!!
2001年11月24日(土) 18:00〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スターバト・マーテル(合唱合わせ)

  ソリスト(ソプラノ&バス)登場・・・アセアセ (^_^;

 今日は、2回目の合唱合わせと思っていたら、な、な、な、なあんと、ソリストの方がいらっしゃる!? そ、そ、それは、やばいっ!!彼らをガッカリさせないように頑張らなきゃ! っと・・・その前に、オケはいつもより30分早く集まってtutti。Y先生が気になっているところをピックアップして合わせました。まず、T番の冒頭部分・・・Fisの音程に注意!各楽器ともテンポに注意して音の引継ぎをしっかり。旋律が現れたときにバラバラにならないようにしっかり指揮をみてテンポをつかむように。また、同じフレーズをいろんな楽器で引き継いでいく部分は、入りが遅れないようにすることと、入ってから急がないように、フレーズ感を大事にして正確に弾くこと。次に、X番・・・8分の6拍子の感じをいち早くつかんで、後から入る人は乗り遅れたり、速過ぎたりしないように。また、中間部はグッとテンポがあがって、2拍子になるので要注意。さらに、Tempo Iでもとのテンポに戻る時に、前の小節の4拍目から次のテンポに移行していくので、ちゃんと指揮を見て合わせる事。そして、]番・・・Tの最初と同じように、Fisの音程によく注意して。旋律を担当するパートは、歌とニュアンスを合わせるように。中間部、合唱のアカペラの後に入るところは指揮をよく見て。とここまでやったところで、オケのみのtuttiは終了。
 さて、いよいよ合唱&ソロ合わせだ!・・・連休のはざ間とあって、オケも合唱も出席率は今一つという感じだけど、そんなことは気にしていられない。とにかく、やるしかないのダ!! 早速T番から練習開始。さっき合わせたところはいいとして、中間部で何やら怪しい音がしているような・・・? 確認のため、何度か繰り返してやってみました。しっかし、このT番、本当に長〜〜い。みんなも練習は大変だろうけど、今回危なかった中間部は各自できちんとやっておこうね。U番は、さっと通して終わり。V番はとばして、W番へ。ここでは、フェルマータの譜割りに注意して、どこでソロが歌い出すのかしっかり把握しておこう。X番は、中間部でパッとテンポを変えましょう。(決してaccel.ではない!)また、もとのテンポに戻るところはもっともっと注意が必要だよ。Y、[番は、とりあえず通して終わり。]番は、合唱のアカペラの後の入りとテンポに注意してネ。(2小節目ぐらいまで、バラバラって感じだったゾ!)また、一つ一つの音を力強く保って弾くように。

 と、主な注意事項はざっとこんなところかな。フーッ。
 こうして振り返ってみると、まだまだクリアしなければならない課題が山積みだね。時間は限られているけど、最後の最後まで練習を怠らず、少しでもいい演奏ができるよう頑張っていきましょう! じゃ、また来週〜♪
2001年11月17日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スターバト・マーテルT〜X & 仮面舞踏会4,5

  作曲された背景を調べてみよう!

 さぁて、今日の練習はどんなもんでしょう・・・。
 練習回数も残り少なくなってきて、いつもより断然集まりがいいようだ。新婚のTp.I夫妻も早々と会場にかけつけてきた。金管メンバーが続々と集まる中、いつも早くから来て黙々と練習しているチェロのSおじさまがいない! 団内一の遠距離通団者なので、ちょっと心配・・・。tuttiが始まって10分後、何事もなかったように現れた時はホントにほっとしたよ。
 肝心の練習の方はというと、「スターバト・マーテル」のTからスタート。来週2回目の合唱合わせを控えているのに、練習自体はあまり進んでいるとは言えず、インペクはスケジュール調整に頭を悩ませているようだ。Y先生は、どの曲においても、始まりの部分をとても重視して考えているようで、なかなか先に進まないのだ。今までのペースでやると、どうしてもU番以降が手薄になってしまうという危惧から、とうとうインペクのみどりちゃんは奥の手に出た! 練習時間を細か〜く割り振ってしまったのだ!! しかし、Y先生がすんなりこのスケジュールに従うかどうか・・・と思ったら、意外や意外。あまりにも素直に「あ、時間だ。じゃ、次」と受け入れていたので、タクトはべっくらこいてしまいました。でもね、本心ではもっともっと掘り下げてやりたいんだと思うよ。うん。そのためには、まず最低限の課題として“迷子にならないように”してこなきゃ! それと、仮面舞踏会の「ギャロップ」でソロのあるお二人さん(Cl.&Fl.)は、もっともっと練習が必要だよ。しっかりね!
 ところで、今やっている「仮面舞踏会」&「スターバト・マーテル」について、みんなはどのくらい知ってるのかな? ただ配られた楽譜を弾く(吹く)というだけじゃ、心に響く演奏はできないと思うよ。作曲家がどんな情況で、どのような心境で、その作品をつくったのか、ぜひ調べてみよう。実はさ、今回取り上げる2曲はどちらも、作曲者の並々ならぬ想いが込められているんだよ。ここに載せてもいいんだけど、それじゃあまりにも安易だから、これはタクトからみんなへの課題だよ。
 えっ? ヒントがほしい? えーっと、それでは・・・合唱団のページ&仮面舞踏会のミニチュア・スコアを参考にしてみてね〜。
 
2001年11月10日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:スターバト・マーテル & 仮面舞踏会

  タクト君の素朴な疑問・ギモン・ぎもん???

 今日は、スターバト・マーテルの[、\、]と仮面舞踏会の1、3、5を合わせました。
 それで、みんなの演奏を聴いていて、ボクはふと疑問に思いました・・・みんなにとって“オケをやる愉しみ”って何だろうって。
 なぜ、急にそんなことを考えたのかって? う〜ん、それはひと言ではとても説明できないんだけど、みんなの出す音を聴いていてそう感じたんだ。
 オーケストラで大事なことは一にも二にも「アンサンブル」だと思うんだけど、その中にはいろんな要素が含まれているよね。
そのうちの一つが「ハーモニー」・・・自分以外の人と力を合わせて一つの和音を作る・・・これは、うまく響けばこんな気持ちいいことはないよね。だけど、きれいに響く和音にするためには、それぞれが自分の出す音程をきっちりばっちり把握しておかなければならない。今年の5月にトレーナーの先生に来ていただいた時に、その点についてはとてもていねいに指導してもらったよね? みんな覚えてるかな・・・ハーモニーというのがいかに大事か、もう一度よく思い返してみよう。
それから、もう一つタクトが今の楽友協会オケに特に不足していると感じている要素があるんだけど、それは・・・「一人一人がもっと周りの音をよく聴く」ということ。アンサンブルの醍醐味の一つに「他の演奏者とのかけひき」というのが挙げられると思うけど、みんなは自分が弾くことに必死で全然そういう余裕がないよね? それじゃ、いつまでたってもレベルアップなんてはかれないと思うんだ。音を出す時は、いつもピンとアンテナを張りめぐらして、今演奏している部分では、誰(どの楽器)が主役で自分の担っている役割は何かということを常にきちんと整理しておかなくちゃ。それによって、ダイナミクスも微妙に変わってくるよね? “p(ピアノ)”と書いてあっても、役割や場面によって違ってくるはず。
 いずれにしても、もっともっと周りとコミュニケーションとりながら演奏するように心がけよう。じゃなきゃ、CDと合わせてるのと大差ないでしょ? 生身の人間同士が音によって会話するからこそ、そこにいろんな愉しみが生まれてくるんじゃないかな。
 タクトはそんなふうに思います・・・もちろん人それぞれ思うところがあるだろうけど、とにかく「ただ音を出している」「とりあえず音を出している」というような消極的なアプローチはなしってことで、頑張ってもらいたいと思うのであります。
 もしできたら、みんなの考えを「掲示板」に寄せて下さい! 団員であるなしにかかわらず、ぜひぜひ書き込みお願いします。

2001年11月4日(日) 9:30〜15:45 青少年会館集会室
  練習曲目:スターバト・マーテル&仮面舞踏会

  さぁて、初の合唱合わせは・・・いかがなもの?

 雨が降ろうと槍が降ろう(?)と今日はスターバトの『合唱合わせ』!
 先週のこともあるし、合唱団の人を不安がらせずにすめばいいなぁと、心の中でひたすら祈るタクト・・・。そんなボクに追い討ちをかけるかのように、インペクの出欠表によると今日は金管メンバーの出席率がすこぶる悪い! あー、始まる前から先行きが暗い。・・・と沈んでいたら、弦楽器の方には、早くからたくさんのエキストラの方々が参加してくれて、「今日は一人・・・」と心細げに語っていたチェロ担当の事務局長IHさんもほっとしている様子。よかった、よかった。弦が充実していれば、ある程度のボロは隠し通せるだろう!?
 そんな訳で、合唱合わせに先駆け、オケは30分前からtutti練習。Y先生が気になるところをピックアップして合わせ。
 そして、10時ぴったりから、いよいよ合唱合わせ開始。冒頭は、Fisの音のみがいろんな楽器で引き継がれていくのだけど、あまりにもいろんな音程(!)のFisが飛び出し、最初からtuttiストップ!! 全員でFis音を確かめてから再度開始・・・その後はわりとスムーズに練習進行。(たまに、迷子になるパートが出たりしたけど。) Y先生の指摘は、主に合唱団の方にとんでいたけれど、オケの方には「楽譜にある通りできる限り忠実にダイナミクスをつけるように」と注文がありました。各自もう一度楽譜をよく見直してみてね。
 金管が少ない分どうしてもfやffでは迫力がかけてしまって(部屋のせいもあるかな)、何となく物足りなさを感じたまま午前の練習は終了。
 お昼休憩のあとは、「スターバト」のU、[、\の合わせからスタート。これまで合唱合わせのために合唱のあるところばかり合わせていたので、これらはtuttiではほとんど手付かず・・・やばいだろうなぁと思っていたら案の定の出来。いやはやまだまだ先は長そうだ。ソリストの方々をがっかりさせないよう、こちらももっともっと各自のおさらいが必要だよ。
 午後の後半は、「仮面舞踏会」の1、3、5の合わせ。打楽器とチューバが加わってのtuttiだったんだけど、日曜の午後というのがいけないのか、妙にまったりとした感じ。もっと前へ前へ進むように演奏してほしいなぁと、タクトは一生懸命みんなにビームを送っていたんだけど届かずじまい・・・。ガックリ。
 これに、TpのI夫妻が加わればもっとピリッとするかしらん??
 まあ、こういった感じで長い一日練が終わったのでした。

 【本日のうれしいおみやげ☆】
 先週京都へ修学旅行に行っていたナッキー・・・旅行前の練習で「京都行くの〜? それなら、生八橋買ってきてー♪ 生八橋食べたーい! できれば餡の入ってない皮だけのやつ!」としっかり団長Kからリクエストされていたとか。そして、今日本当に生八橋の皮(?)を持参してきてくれました。なんて、律儀☆ ところが、それを「うまい、うまい。余ったらボクにちょうーだい!」と人一倍ほおばっていたのは、ダイエット中のはずのY先生なのでありました。チャンチャン♪
 そうそう、事務局長のIHさんも信州へ行っていたとかで、おいしいクッキーのおみやげを差し入れてくれました。疲れた体に嬉しいおやつの数々でした。
2001年10月27日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スターバト・マーテル

  『スターバト』に不協和音!? なぜ、なぜなのぉ〜!

 いや〜、たった一週おいただけなのに、ずい分と練習をやっていなかったような・・・。本番まであと1ヶ月ちょっとという危機感からか、チェロのメンバーは、ヴィオラの有志とともに15時から特訓をしていたそうだ。その意気込みが他のみんなにうまく伝染するといいのになぁ。
 だってだって、今日の練習、そりゃあひどかったもの。これでホントに12月に演奏会やるつもりなの?って問いただしたくなるくらい・・・。一週あいただけで、こうも見事に初めの状態にリセットされちゃうなんて・・・。タクト、大ショック!
 もちろん、ちゃんと練習をしてきているメンバーはいるけど、オケってスポーツの団体戦と一緒でしょ? 一人一人がきちんと自分の役割を果たさないとどうにもならない・・・中の一人二人だけが踏ん張ればいいってもんじゃない。
 tuttiに参加するなら、最低限やっておかなければならないことはあると思う。週一回のtuttiの時にだけ“楽譜とご対面”では上達なんかする訳ないよ!!魔法が使えるわけでなし・・・。
 いきなり愚痴ってしまって、申し訳ないと思いつつも、言わずにはいられないタクトなのでした。
 今日は、来週に控えた「合唱合わせ」に備えて、「スターバト」の合唱が入る部分のみの合わせをやったのですが、やたらと不協和音が響きまくる! いくら何でもドヴォルザークが「スターバト・マーテル」でこんな際どい和音を使うはずはないと原因をたどってみると・・・それは、どうやら久々に3本揃ったトロンボーンのあたり。これには、指揮のY先生も困ってしまって、ワンワンワワン!? しまいには、tuttiでは久しく使うことのなかったピアノが開かれてしまうし。 ここまで書けば、冒頭のタクトの“愚痴の理由”がお分かりいただけると思うので、多くは語りません。(もう十分書いてるって?)

 こんな状態で、「合唱合わせ」を迎えることになろうとは・・・マネジャー失格ですね、タクトは。がっくり。
 あとは、みんながこれを読んで、反省して猛烈に練習してくれることを期待するのみ!?
 次回は、辛口タクトを登場させないで下さい! お願いします、みなさん!!
2001年10月20日(土)・21日(日) かずさアカデミアパーク
  練習曲目:チャイコフスキー 交響曲第一番「冬の日の幻想」

  MO(マスターズオーケストラ)潜入レポート!!

 今日は、主要メンバーがJAO(日本アマチュアオーケストラ連盟)主催の『日本マスターズオーケストラキャンプ』(略称MO)に参加で、練習を欠席するため、楽友協会の方は個人練となった。
 
 という訳で、今回タクトはその“MO”なるものに密かに潜入し、練習開始から公開演奏までの2日間をみっちり取材してきました。えへへへ。
 20日午後1時にオーケストラの開会式(前日の19日からアンサンブル部門は開始されていたらしい。)があり、1時30分から早速パート練開始! 弦楽器は各楽器ごとにすばらしい講師陣が招かれており、弦楽5部に分かれてのまったくもってぜいたくなパート練となりました。また、管・打楽器の方もホールにて、音楽監督兼指揮者の森下先生から「3時の休憩までに何としても全楽章通します!」と熱のこもった指導を受けていました。
 そして、4時少し前からいよいよtutti開始! 開会式の時、指揮の森下先生が「何人かの方から苦情をいただいたが、確かに2日間で仕上げるには、ちょっと難し過ぎる選曲をしてしまったかもしれない。だから、もし、うまくいかなかったら、それはこの曲を選んだ僕にすべての責任があります。ですから、みなさんの方が責任を感じたり、気に病んだりすることは何もありませんから。」とおっしゃっていましたが、そんな心配は、数分とかからずどこかへ消し飛んでしまったんだ! 「難しい・難しい」とこぼしながらも、みんな驚くほどしっかりおさらいしてきてあって、多少のほころびはあったものの、あっさり全楽章通せてしまったのでした。さすがに、マスターズ!人生の酸いも甘いもかみ分けていらっしゃる。何のかんのいいながら、やる時ゃやるね!
 タクトは、驚きを飛び越えて、すっかり感動してしまいました。
 という訳で、この日の練習は予定よりも1時間近く早い5時半に終了! その後、お互いの親睦を図るため、懇親会が行われていました。(実は、タクトもしっかりご相伴にあずかりました。生ハムがおいしかったぜぃ〜♪)
 
 翌日は、朝9時からミーティングの後、午後の公開演奏に向けてまず、アンサンブルの練習。10時30分からホールにてtutti。ここでは、前日森下先生が気になったところだけをピックアップして練習。
 そしてそして、昼食後は恐れ多くも高円宮憲仁親王殿下をお迎えしての最終tutti練習でした。ああ、何だかタクトまでも緊張ー! と思ったら、人生の達人域に達した方々もやはり同じように緊張しているのか、前日にはなかったようなミスがあちこちで連発。
 ところが、そういう時でも指揮者の森下先生だけは冷静沈着・・・「チャイコフスキーのシンフォニーはどれも大曲ばかりだから、演奏には事故がつきもの。それに、ゲネプロがうまくいかなかった時ほど、本番の出来がよかったりするから、きっと今日はうんと素晴らしい演奏ができるでしょう!(笑)」とユーモアたっぷりのコメントを述べておられました。この一言で、その場の緊張がだいぶほぐれ、練習は順調に進みました。この森下先生という方、トロンボーン奏者としては相当の腕前だったのに、お金がなくて音楽の道には進めず、やむなく国語の先生になったものの、どうしても音楽を捨てられず、一から指揮を学んで今に至っているらしい。ご自分では、「私はアマチュアですから・・・」などと謙遜なさっていましたが、指揮も指導もそれはそれは素晴らしく、また人間味豊かで大変魅力のある方でした。いつかぜひ我らが楽友協会にもお招きしたいなぁとタクトはすっかりほれ込んでしまったのでした。チャンチャン!
 さて、3時からの公開演奏は、演奏云々よりも帰りのバスの時間が迫っているメンバーがおり、時間との闘いという感じでした。でも、演奏そのものは、アンサンブルもオーケストラも本当に120%ともいえる出来だったのではないかと思います。本当に、たった2日間でよくやりました。アンビリバボーですよ!
 来年は、ぜひ楽友協会メンバーこぞって参加させたいものだとマネージャータクトはすでに計画を練っております。イヒヒ。

 【昼食休憩時のコンミスHさまのさぶ〜い一言】
 事務局長I:「ここ(かずさアカデミアパーク)って、県の主催事業かしら?」
 団長K:「そうかなぁ・・・君津・木更津あたりの三市合同のプロジェクトじゃないかなぁ」
 コンミスH:「え?サンシ?・・・って(桂)三枝?」
 どぉ〜も大変失礼いたしましたっと!

 【楽友協会鼻高々ものがたり!?】
 指揮者:「トランペットの2人は、ビックリするほど上手だ!」
 (今回トランペットで参加したのは、新婚ホヤホヤのわが団のI夫妻のみでした)

 ※MOとは・・・JAOが昨年から始めたイベントで、原則として40歳以上の中高年を対象にした、一流講師陣を招いてのアンサンブルおよびオーケストラの研修会。(でも、女性には年齢制限がなかったりする。)ちなみに、今年の最高齢は2nd Vn担当の男性で、な、な、なんと81歳だそうです。
2001年10月13日(土) 17:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:スターバト・マーテル & 仮面舞踏会「ワルツ」

  ファゴット・パートに待望の新人!?

 今週も弦楽器は、早々に集合して練習開始。集まりもなかなかだ。ようやくエンジンが本格始動したようで、とりあえずタクトひと安心〜♪ この一時間の地道な積み重ねが、よりよい演奏に結びつくと思うよ。みんな、ガンバロー!

 さて、tuttiの方は、インペクみどり嬢の立てた計画表に沿って、「スターバト」のX番からスタート。この8分の6拍子というのが結構曲者だ・・・途中から入る人はついつい出遅れがちになるし、流れができるのに時間がかかる。だから、途中テンポがアップするところは、何度も何度も体で覚えこんでしまうくらい練習しないとね。
Yはしょっぱなから難しいね・・・弦楽器のアウフタクトの弾き方はもっともっと研究が必要だね。どのようにしたら、その後のオーボエが出やすいか、一人一人がオーボエ奏者になったつもりで弾いてみるといいかもしれないね。Bの前のrit.とa tempoはよく指揮を見て合わせましょう! ]の出だしはTの出だしと同じ雰囲気で後から加わる人は前の音にうまくのっかりましょう! 後半は各パートしっかり音を立てて、またお互いの音を聴き合って、タイミングを合わせるようにね。

 最後に、少し時間があったので、予定表にはないけれど、「仮面舞踏会」の「ワルツ」をやりました。こちらもあんまり放っておくと心配だもんね。今日特に問題になったのが、曲が先へ進んでいかないこと。確かに、しょっぱなから重々しい感じのするワルツだけど、ワルツはワルツだから、どんどん前へ進む感じがほしい。みんなのを聴いてると、音の立ち上がりが悪いのかすごく足取りが重いって感じで、ちょっといただけない・・・まずは、みんな自身が前向きな気持ちで演奏する必要があるかも。

 今日は、冒頭にあるように、ちょっと嬉しい出来事が! オケに憧れて、ファゴットを独学で始められたそうで、そろそろ一人でやるには限界を感じ、よきアドバイザーを求めて、見学にいらしたとか・・・。現在うちには、正式なFg団員はいないけれど、幸い熱心な常トラFg奏者H氏がいるので、彼にフォローを頼むとしよう。Hさ〜〜〜ん、なにとぞヨロシク!

 そうそう、今日tuttiを開始しようとしたら、Flパートが誰もいなくて、Y先生がちょっとオカンムリでした。これからは、時間厳守で頼むよ!
2001年10月6日(土) 17:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スタバト・マーテル only

  コンミス発令! 弦楽器メンバー全員集合!!
 
 今日の弦楽器はいつもと違う! なぜって? コンミス様の招集により、みんないつもより1時間早く集合して、練習を開始したんだ。やっぱ、こうでなくっちゃね〜。タクトの嘆きの声が届いたのかな? とにかくまずはひと安心。中にはとてーもお久しぶりのメンバーの顔も! やよいちゃんも花の女子高生ナッキーも元気そうで何より・・・。これから、練習はどんどん厳しくなるけど、しっかり頑張っていこうねー♪

 まず、弦練では1時間後のtuttiに備えて、「スタバト・マーテル」を頭から合わせました。今日初見というメンバーもいるせいか、どことなく頼りなげ・・・。音程を探り探りって感じだったけど、とりあえず進められるところまで合わせていきました。

 その後、いつも通り・・・じゃない!・・・今日はキビキビと時間ピッタリにtutti開始。今日の練習目標は、合唱が入る曲をもれなく通すこと。時間があれば、ソリストのみの部分も。
 今日は、あくまで通すことが第一の目標なので、フレージングとかニュアンスとか表情についての細かい指示は抜き!
それでも、Y先生は、管楽器奏者には余裕があると見たのか、ところどころ注意を与えていました。今日の注意は、一貫して“棒吹き”にならないということでした。『ただ音を出しているという感じにならないように』としきりにおっしゃっていました。みなさん、個人練の際は、特にその点に十分留意してやりましょうね!
 とりあえず、今日の所期の目標であった「合唱の入る曲を通す」は達成できたけど、細かい点にはすべて目をつぶって、ただ合わせただけなので、これで安心してはいけない!(って、安心してるようなメンバーはいないか・・・)
何しろ、途中♭や#がうんざり!?する程ある調の曲や、転調するところなどの音程は、思わず顔をしかめてしまう程ひどかったからね。(←出たぁー、辛口発言!) 先は長いけれど、しっかり頑張って、いい曲に仕上げましょう!

 ナッキーよ、いくら「スタバト」がゆっくりな曲ばかりで、また自身が部活動等で疲れていようとも、練習中睡魔に襲われてはいけませんゾ! (休みのたんびに、俯いてしっかり仮眠してたろ!? タクトはしっかり見ているぞぃ。 笑)

 
2001年9月29日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:組曲「仮面舞踏会」&スタバト・マーテル

  こんな調子で間に合うのか!! ハラハラ…
 
 さあ、3週間ぶりのtuttiだぁ!と準備万端張り切り勇んで練習会場へ。しかーし、そこに待ち受けていたのは、tuttiをやるにはあまりにも心もとない人数・・・。“こんなんで、2ヵ月後にコンサートできるのかぃ!”と心の中で毒づかずにはいられない心配性のタクトなのでありました。
 そして、練習が始まると、そこにはさらに信じられない修羅場が!(←某TV局ガチンコ風に?!)
 練習はまず、前回の復習もかねてということで、「仮面舞踏会」からスタートしたのだけど、復習どころか、すっかり振り出しに戻ってしまってる!! 某パートにいたっては、迷子になりっぱなし。3週間空いただけでこれじゃ、これから「スタバト」の練習に入ってどうなることやら・・・。
 そして、今日のY先生の主な指摘は、「ただ音を出さない。もっと生きた音を!」ということでした。う〜〜〜ん、なかなか奥が深い難しい注文である。特に、Wの「ノクターン」は、テヌートのついている音を丁寧に丁寧に弾くようにとの指示がありました。要チェックだよー!
 残り時間が3分の1になったところで、ようやく「スタバト・マーテル」の合わせへ。ここでも、いきなりFis音バラバラ事件発生。各パートで引き継がれていくFisの音程があまりにも違いすぎ! ド頭でこれでは・・・とふたたび頭を抱えてしまうタクトなのでありました。結局、T番さえも終わらないまま、タイムアウト。あああああ、こんなことでは、こんなことでは、]番までたどり着く前に本番がきちゃうよー。
みんな〜! もっともっと危機感持たなくちゃあ!! このままでは、タクト、ノイローゼになっちゃうよー。
やっぱり、もっと練習日増やさなきゃダメかなぁ・・・。

2001年9月8日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:組曲「仮面舞踏会」

  アンサンブル・フェスタ本番!
   
そして、ハッピィ・バースデイ・ツ〜ユ〜♪

 
 今日は、「アンサンブル・フェスタ」当日である。楽友協会は朝一番のリハーサルで、本番は最後から2番目。空き時間が長い長い・・・と思ったら、少しでも観客を増やそうという主催者側の陰謀だったらしい。(苦笑)
 先週気がかりな部分を残したまま練習が終了してしまったので、舞台リハーサルの後は、楽屋でひたすら合わせ練習をしました。今年のアンサンブル・フェスタには、楽友協会オケから、もう一つ“市原三重奏団”と名のるナゾのトリオが出演し、ヘンデルの「トリオ・ソナタ ト短調」をフルート・ヴァイオリン(ここまではノーマル編成♪)&トロンボーン(!)で演奏していました。ちょっとじゃなくて、ものすごーくビックラしたぜぃ、おいらは!
 さて、楽友協会の本番の演奏はというと、う〜んやはり完璧とは言いがたかったけれど、少ない練習でよく頑張ったという感じでまあまあだったかな・・・。
 【余談】 コンミスのH様は、本日二つ(楽友協会オケ本体?と市原三重奏団)ともに参加していて、さらに自分が指導している生徒達(含市原市楽友協会ジュニア・オーケストラ)を中心にしたアンサンブルを組んで出演させたりしているので、一人で大忙しという感じだった。さぞかし疲れただろうナァ・・・この後の練習は休ませてあげたかったけれど、彼女がいないとY先生は大変ゴキゲンななめとなるので、そうもいかなかった。ご苦労さんです・・・。

 さて、本番が終ると、いつもなら「お疲れ〜!カンバーイ!」となるところだけど、残念ながら今日はまだおあずけ・・・。
何しろ久々のtuttiということで、Y先生がてぐすねひいて待っているからね! みんな、ガンバ!!
 そんな訳で、疲労の色を漂わせながら、tutti開始・・・今日の課題は「仮面舞踏会」。Tから順に注意された事をまとめておくね♪
 [T.ワルツ] ワルツは3拍目の感じ方が大事。気をつけないとはしょりがちになるので、拍の最後まで音のエネルギーを保つように注意をはらって。また、音の立ち上がりをしっかり!(特に弦楽器) rit.するところはよく指揮をみて合わせる。アーティキュレーションを楽譜どおり正確にやること。
 [U.ノクターン] ソロは自由に歌って構わないが、伴奏はそれにつられず一定のテンポで。ソロは、三連符の扱い方を特にていねいに。途中で入る管楽器の合いの手は、決して遅れないように流れに乗って。また、のっぺらぼうにならず、表情を豊かに。
 [V.マズルカ] この曲の基本フレーズとなっている三連符+四分音符の上行型は上がりきった四分音符の音が飛び出し過ぎないように4つの音を均等に!三連符の頭についているアクセントをしっかり。rit.のあとは、すぐa tempoして。中間部のビオラ・チェロのメロディーは平坦にならないように工夫して。
 [W.ロマンス] 冒頭のVnのメロディーはもっと気持ちを込めてうたって!伴奏は、それを盛り上げるように。rit.のところは指揮を見て揃えて。
 [X.ギャロップ] 始まりのところ、音の出だしをはっきり明確に威勢よく! その後のところどころに入る金管とVnの合いの手は間髪を入れずタイミングよくコミカルに。4分の2、4分の3、8分の3と拍子が変わるところの感じを早く覚えましょう。クラのアドリブ・ソロっぽいところはフレーズの頭をインテンポでやってみてはどうか?しっかり研究しておくように。続くフルートのソロは思いっきりゆっくり(lento)から始めて徐々にaccel.ののちrit.指揮に合わせて。

 今回のtuttiでの注意はこんなところかな・・・一番何度も強調して言われたのは、伸ばしている音の処理の仕方。
 decrescendがついている場合はしっかり減衰していきなり音がなくならないように、ついていない場合は最後までエネルギーを保ちつつ響きが残るような感じで・・・って、これがなっかなかできないんだよねー。できたら、とっくにプロだ!?
と開き直っている場合じゃないね。少しでもイメージに近付くよう努力・努力!!

 さて、練習の後、今日はとっても素敵な演出があった。指揮者への礼が終ると、弦楽器群がおもむろに「Happy Birthday to You」を弾き始めたんだ。「うわぁ、なんだなんだ!?」と思ったら、その日は、コンミスHさまのお誕生日、そして4日前は副団長ワンツー先輩のお誕生日、そしてそして、2日後はY先生のお誕生日なのでした。心あたたまるワンシーンでした。 以上
 
2001年9月1日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:リュートのためのアリア&スタバト・マーテル

  今夜は、ゴキゲン〜♪ なぜなら・・・

 来週は、いよいよアンサンブル・フェスタ&久々のY先生によるtuttiだ!
 さすがに、今日の出席率は大変大変よろしい・・・6月の演奏会以来久々にフルに近いメンバーが集まったカンジだ。うん、やっぱりこうでなくっちゃねぇー。
 さて、さっそく練習風景をのぞいてみよう!
 まず、弦楽器の方は・・・予定通りコンミス様の指揮で「リュートのためのアリア」の合わせ。アン・フェス最後の練習なので、念入りに念入りに行われました。特に、曲想についてはみんなで意見を出しあって、決めていきました。だいぶまとまってはきたものの、本番は指揮者なしの演奏・・・フェルマータやrit.、テンポの変化などまだちょっとぎこちなさが残っているような気がしないでも・・・。ま、あとはなるようになるって事か。何より、アット・ホームな感じで楽しいのがGoodでしょう♪
 一方、管楽器は、来週のtuttiに備えて「スタバト・マーテル」の合わせ。とはいえ、弦なし、合唱なし、ソリストなしの合わせはなかなかに厳しいものが・・・それぞれ、休みになると、目の色変えて必死に指折り小節数を数えていました。特に長い休みが多いトランペット夫妻は、互いに(いや、もっぱら夫のHiroさんが妻のまっちゃんにだった。苦笑)「今、いくつ?」と確認し合っていて、その姿が何とも微笑ましかったのでありました。チャンチャン♪
(↑こういうシーンは決して見逃さないタクト・・・さすが!?)

 ってな具合で、弦・管ともに充実した練習をしていたようでした。

 さあて、ここで、嬉しいお知らせがあるのダ!
 様々な事情で6月の演奏会後、休会をしていた2nd Vn.のしのぶちゃんが、めでたく復帰する事になりました。バンザ〜〜〜イ!!
 さらに、同じく休会をしていたTb.のT氏も仕事のメドがつき、11月から正式に復帰する事に!重ねて、バンザーイ!!

という訳で、今夜はことのほかゴキゲンなタクトなのでありました。
やっぱり、仲間は多いに限るでしょ? イェーイ!
 
2001年8月25日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:リュートのためのアリア&仮面舞踏会

  コン・ミスは合唱の合宿に・・・

 今日・明日と合唱団は例年通り岩井海岸にて合宿・・・そして、コンミスも例年通り伴奏ピアニストとして同行。
 アンサンブル・フェスタを2週間後に控え、この時期に彼女がいないのはオケとしては大変痛手なのだが、12月のコンサートだって大事だからね・・・仕方ない。残ったメンバーでしっかり練習するまでだ。
 今日は、練習場所が音楽室のみだったので、前半弦練のみ、後半tuttiという予定・・・さて、気になる出席率は?
 まず、前半は・・・思っていたよりずっと出席率がよかった。みんな、やはりアンサンブル・フェスタに向けてかなり本気モードに入ってきているようだ。2ndヴァイオリンのSちゃんはじめ、ビオラの龍ちゃん、マコトさん、1stヴァイオリンのユキエちゃんは早くから練習場に駆けつけて地道に個人練をしていた。うん、その心意気、いいぞぉー!
 予定通り18時半から、「リュートのためのアリア」の合奏開始・・・先週「シチリアーノ」をやらなかったせいか、最初のうちはそれぞれの演奏がかみ合わず、ちょっとギクシャクした感じ。特に、中間部の細かい動きは???・・・急遽メトロノーム代わりを仰せつかった団長K女史はかなり困惑気味。細かいところは各自でおさらいしてもらうとして、とにかくタイミングや雰囲気だけでもつかめるようにと何回か通してみる。「パッサカリア」についても、同様の練習をして前半終了。
 管楽器メンバーは19時半集合となっていたが、その時間にあらわれたのは、オーボエのみどりちゃんとフルートのトモさんだけ。あれれ〜、他のみんなはお休み?と心配していたら、その後続々と現われたのでありました、ホッ!
 このところいろいろあって1ヶ月ほどお休みしていた、クラリネットのM氏も登場。あー、なんだかひと安心。
 後半は、初めて組曲「仮面舞踏会」全5曲を合わせました。今まで、第2曲のノクターンは飛ばして練習していたんだけど、そろそろ一度くらいは合わせて雰囲気をつかんでおかなくちゃと、ヴァイオリン・ソロをフルートで代奏するという無謀なチャレンジをしつつ通してみたのでした。すると、あちこちで怪しい音程が発生! うわぁ、やっぱり合わせはやらなくっちゃダメだね・・・。
 また、この日初めて「仮面舞踏会」の合わせに参加したトロンボーンの大工のOさんは、目まぐるしく変わる曲に目をシロクロさせているようでした。ふふ、君が休んでいる間に、結構練習は進んでいるのだよ・・・(なんちゃって)
 最後のギャロップを合わせ終えたところで、キリよく時間がきて、練習は終了。さて、みんなは何か成果を得たかな?
 来週は、アンサンブル・フェスタ一週間前なので、弦楽器はアン・フェス一色、管楽器は来るべき8日のtuttiに備えて、スタバトの合わせもぼちぼちやるらしいので、そのつもりで・・・ということでした。
2001年8月18日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:リュートのためのアリア&仮面舞踏会

  タクトの叫びが届いたのか!?

 どこのオケも似たようなのかもしれないけど、8月の練習出席率には、毎回ドキドキさせられている。昨年みたいに、お盆時期は思い切ってお休みにという話もあったのだけど、アンサンブル・フェスタのことを考えるとそうノンビリなんてしてられない!
みなそれぞれに思うところがあるらしく、例年に比べると特に弦楽器の出席率はなかなか高いと言える。
 そして、今日ようやく待望の金管メンバーが! ハァ〜、よかった。みんなオケのこと、忘れてなかったんだね。(って、あったり前だろ!←一人つっこみ)
 てな訳で、前半の分奏、管・弦ともいつも以上に熱が入っていました。弦楽器は、“パッサカリア”のテンポの変わり目を特に重点的に練習。管楽器は、“仮面舞踏会”を先週のtuttiを振り返りつつ、合わせ練習をしました。
 そして、後半は、コンミス早退のため、今日は団長K女史が中心となってtuttiをやりました。過去2回は、とりあえず曲に慣れようと細かい点にはこだわらず進めてきましたが、今日は少し突っ込んだ練習をしました。どの曲も独特の雰囲気というかムードがあって、それを表現するのがなかなかの難問だ・・・。うまくできたら、メリハリがあって、受けもいいと思うよ。みんな、ガッツでがんばろうね!

 先週に引き続き、新人さんの紹介をしま〜す。ここしばらくフルートの団員は募集していなかったのですが、もう一人ぐらいピッコロ持ち替え可能なメンバーが欲しい!ということで、早速6月のプログラムを利用して募集をかけました。そして、その時ちょうど市原市内に活動の場を求めていたヒロリンがコンサートに! これぞ、紙じゃなかった、神のお導きだ〜♪ なんでも以前は吹奏楽団でご活躍されていたそうですが、引越しのため退団、一年ほどのブランクの後、うちのオケとめぐり合ったという訳。ただし、彼女はすでに人妻・・・しかも、ご主人のご両親と同居されているそうで、さすがに毎週毎週土曜日の夜不在にするというのは難しいらしいのです。でも、やっぱりフルートは吹きたい!ということで、ご家族の理解を少しずつ深めながら、参加されています。12月のコンサートには、きっとご家族のみなさんが聴きにいらっしゃるのでしょうから、みなさん!ヒロリンが快く外出できるように、いい演奏しましょうね〜♪ 頼んだぜぃ!
2001年8月11日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:リュートのためのアリア&仮面舞踏会

  金管メンバーよ、いずこに?

 6月の演奏会以後、金管メンバーの出席率がすこぶる低迷ぶりを見せている・・・。それぞれにいろいろな事情があるのはわかってるんだけど、それでもちょっと淋しい・・・なぁ・・・。お盆休みがあって、今週末も出席率はあまり期待できそうもない。っと、ぼやいてばかりじゃいけない、いけない! お盆休みに縁のない人もいるし、出席できる人だけでバッチリ練習しておこうね♪
 
 それでは、練習状況の報告、はじまりはじまり!
 前半は、予定通り弦は「アリア」の合わせ、管は個人練・パート練をやりました。「アリア」の方は実質あと3回の練習で形を作らなければならない訳で、ちょっとギリギリくさいかも。管の方は、みんなまだまだ譜読み状態・・・。こりゃ、どちらも先は長いなぁ。一人一人がもうちょっと弾けてなくっちゃあ、やれる事は限られちゃうし。
 後半は、先週に引き続きコンミスによる「仮面」の合わせ。先週よりテンポアップしたものの、管のメンバーはともかく、弦のメンバーは文字通りあっぷあっぷしていた。う〜〜〜ん。なかなか手強い「仮面舞踏会」、ハァ〜。
 ま、ムリムリ長所を見つけようとするなら、先週よりはすこーし曲の形が見えてきたかな。でも、まだまだ人前で披露するには程遠い段階だ、うん。
 来週も合わせをやる予定なので、もう少し個人個人でおさらいしておこうね。

 さて、大変喜ばしい事に6月の演奏会を機に、2人の入会者がありました。本日は、そのうちの一人ヴィオラ奏者のマコトさんをご紹介します。マコトさんは、とあるオケの本番で同じくエキストラとして参加していた、副団長のワンツー先輩と知り合い、ここ何回かうちのオケにエキストラとして出演をしていたのでした。お住まいは外房でそちらで弦楽アンサンブルのメンバーとして活躍されているのですが、武者修行のため、どこかのオケに所属する事を考えていたところ、たまたまこのオケの練習場所とマコトさんの勤務地が同じ八幡宿であったことから、見事うちのオケに白羽の矢が!やったぁ、万歳!!
 ヴィオラ奏者はアマオケでは、かなり貴重な存在なので、素直にうれピー!!!
 みんな! マコトさんにあきれられないように、気を引きしめてしっかり練習いたしましょう。

 P.S.
 マコトさんは、毎日寝る前に30分必ず練習をされるそうです。みんな、見習えよ!(笑 でも、ジョークではないゾ))
 
2001年8月4日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:仮面舞踏会

  おそるべし!?チェロ・パート〜♪ 

 オケ練日記を「オケ練きまぐれ日記」にしようかと思っていたら、結構楽しみにしているファンが多いようなので、これからもマメマメしく続けていこうと思っています。という訳で、ファンレターは「掲示板」でも受け付けておりま〜す♪ 皆さんのご意見・ご感想よろしくです!

 さて、今日は、JAOのイベントと重なっていて、出席人数がどんなもんか心配だったけど、予想に反して集まりはよかった・・・特に弦楽器の!
 チェロのメンバーは、な、な、な、な、なんと17時から集合してパート練をやっていた。ここにきて、Sおじさまを中心にぐんぐんパート内の結束力が高まっているようだ。これは、他のパートも見習わなくては!
 本日のお題は、予定では、前半:レスピーギのアリア、後半:仮面舞踏会のtuttiとなっていたんだけど、ちょっとした手違いでアリアの楽譜が揃わず、前半は個人・パートをやりました。そして、後半は予定通りコン・ミスを中心に「仮面舞踏会」の初合わせ・・・さすがに、いきなりイン・テンポと言う訳にはいかないので、かなりゆっくりめのテンポで丁寧に合わせてみました。
 それでも、迷子になったり、臨時記号落っことしたり、リズム違ってたりともう大変な状況! 「アンサンブル・フェスタ」も大事だけれど、12月のコンサートの練習もしっかりね。難しいからこそ、たっぷり時間かけて練習できるようにと、事務局のHさんが睡眠時間削ってまで必死にコピーして、早めに楽譜を配布してくれたんだから。頼むぜぃ!
 次回も、後半は「仮面・・・」のtuttiをやりますので、各自少しは進歩できるように個人練やってね〜♪

 【追記 その1】
 今日練習開場に入ると、あれ? 1st Vn.になつかしの美人が! 夏の間、少しは時間が取れるという事で元インペクNaoちゃんがアン・フェスに特別出演決定! で、久々に練習に顔を出したのでした。(この日は、実家にお泊りらしい・・・)
 
 【追記 その2】
 ごめ〜〜〜〜ん! 先週の日記に練習出席者5名とありましたが、“6名”の誤りでした。ホントにホントにしっつれいしましたぁっと。
2001年7月28日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スタバト・マーテル&仮面舞踏会&リュートのためのアリア

  ♪祝・祝♪ 元インペクNaoちゃん、結婚披露パーティー!!

 今日は、都内某所にて2つの大きなイベントがあったため、練習出席者は、な、な、なんとたったの5名でした。
 
 イベント その1 Y先生、芸大同窓生とともに毎年恒例の演奏会(奏楽堂にて)
 イベント その2 都内某所にて、元敏腕インペクNaoちゃん、結婚披露パーティー

 こんな練習状況だと「この団体は大丈夫なのか?」と心配になる人がいるかもしれませんが、みんなおサボリしている訳ではないので、ご安心を! 来週からはまた、心機一転頑張っていくぞー!!
(ア! でも、来週はJAOのイベントがあるんだった・・・でも、今週よりはマシかな?)
2001年7月21日(土) 18:30〜20:45 青少年会館音楽室

  反省会今後についてのミーティング

 今日は、予告通り『ミーティング』・・・それにしても、演奏会が終るとガタッと出席率が落ちる。ミーティングともなると、さらに拍車がかかるみたい。アマチュア音楽団体は、演奏だけでなく、運営面もみんなで知恵や力を出し合っていかなければ、とても維持なんてしていけないよ。一部の人にオンブにダッコの体制はそろそろ卒業しようよー!!

 と、ここでぼやいていてもしょうがないので、ミーティングの内容を簡単にご報告します。

 1.第12回市民コンサートの決算報告
   ・・・う〜ん、予想通りの赤字?!
 2.来年の活動予定
   2002年3月・・・白金小ミニ・コンサート
         6〜7月・・・第14回市民コンサート(秋から翌年春まで改修工事のため市民会館が閉鎖となる可能性が高いの
                で、夏に合唱と合同のコンサートを行う。
        9月・・・アンサンブル・フェスタ
        10〜11月・・・少年芸術教室(生オケに触れる機会の少ない地域の小中学生対象コンサート)
 3.新インスペクターの選任
   Oちゃんの任期満了に伴い、新しいインペクを決めました。みごと当選!?されたのは、コントラバスのカナさんでした。
   いろいろ大変な事が多いけれど、Midoriちゃんと力を合わせて、ヨロシクね♪
 4.合宿について
   昨年10月に九十九里にて合宿を行いましたが、今年は?
   大半の人が、今年は泊まりこみでやる必要はないのではという意見でした。
   出席者の人数がすくなかったので、後日もう一度意思確認します。
 5.今後の練習日程
   tuttiをどのくらいの割合で入れるか相談しました。
   本格的なtutti練習は10月に入ってからになりそう・・・。
   でも、分奏でも必ず合わせ(管・弦別々でも・・・)をやりますので、お休みしないように!
 6.地元オーケストラとの交流について
   市原には、うちの他にもう一つ“市原フィルハーモニー管弦楽団”という素晴らしいアマチュア・オーケストラ団体がある。
   しかも、月のうちの半分以上はうちと同じ時間帯同じ建物の中で練習に励んでいる。また、お互い創立10周年を迎えた
   ということもあり、何らかの形で交流ができないかという話もちらほら・・・という訳で、団員内の反応をうかがってみたとこ
   ろ、出席している全員から前向きな回答が得られました。これから、ぽつぽつ先方とコンタクトをとっていく予定。

 以上です。質問等々ありましたら、事務局まで。
                            
2001年7月7日(土) 18:00〜20:45 青少年会館音楽室&美術室
  練習曲目:スタバト・マーテル&仮面舞踏会&リュートのためのアリア

  パパパパ〜ン、パパパパ〜ン、パパパパーン、パパパ、パーンパパパ・・・

 演奏会が終って、タクトもしばし夏休みをいただこうかなぁと思っていた矢先、ビッグビッグニュースが舞い込んできた!
 Tpゴールデンコンビ(!?)のHiroさんとまっちゃんが、来る7月15日(日)に晴れて華燭の典をあげる事になったそうです。
 ウワァオ〜! なんておめでたい事なんだ!! どうりで・・・Hiroさんは、今回の演奏会、絶好調だった訳だ。ウォルトンでのパワフルな吹きっぷりに加え、「展覧会の絵」では冒頭のソロから最後までバッチリ決まりまくり・・・その裏には、よき伴侶の心強いサポートがあったと。う〜ん、いいないいな! 僕も結婚するなら、やっぱり同じ趣味をもっている人がいいなー。それで、お互いを尊重し高め合っていけたら、こんな素晴らしいことはないっ! 
 
 
お二人さん、おめでとう! 末永くお幸せにね〜♪

 さて、今週の練習は、個人&パートということでしたが、チェロ・パートは早速Sおじさまを中心にパート練をやっていました。その他の弦楽器メンバーは、アンサンブル・フェスタ参加に向け、「リュートのためのアリア」の大初見合奏大会!?
 そして、その横で少数の管楽器メンバーがやや淋しげに個人練をしていたのでした。

 来週は、お隣の市のM響のゲネプロがあったりして、やはり参加人数は少なそう・・・この際、みっちり個人練するのもいいでしょう・・・。ちょっと、寂しいけどね。
 そうそう、団長からの情報によると、今回の演奏会を機にフルート&ピッコロに一人、ビオラに一人入会者があったそうです。
 仲間が増えるのは嬉しい事だ! そのうちにバッチリ調査して(!)、人物紹介しますので、お楽しみに♪
 
2001年6月30日(土) 18:00〜20:45 青少年会館音楽室
  練習曲目:スタバト・マーテル&仮面舞踏会

 次なる目標は・・・?
 
 みんなの心にさまざまな思いを残し、「第12回市民コンサート」が終った・・・。今日から、心機一転、12月の「第13回市民コンサート」に向けて、練習開始!
 今日の練習のために、事務局長兼楽譜係のHさんは、朝からコピー機と大奮闘・・・しかし!その日練習に参加した人数の寂しい事ったら!! 演奏会翌週だから、ある程度予想はしていたものの、やっぱり・・・。
 それでも、19時半までそれぞれ譜読みをし、その後「スタバト」を頭から合わせてみました。
 ところが、始めて何小節も進まないうちに、Y先生の棒が止まり、すっかり考え込んでしまった。「一体何?」とみんなが訝っていると、「あれ?あれれ?このスコアページが抜けてる!」と汗をかきかき、苦笑いを始めた。
 曲自体は、合唱の方の練習がすでに始まっているので、把握済みのようだが、この日までオケのスコアは手付かずだったということか・・・。その後、また別の箇所でも落丁が見つかったのだった。やはりカルマス版は・・・。
 それにしても、今日はせっかくフルートの入会希望者が来ているというのに、出席者は少ないわ、指揮者はスコアの落丁で騒ぐわで、好印象は期待出来ないなぁ・・・。がっくり。(うなだれるタクト)

 まあ、初回の合わせとしては、進んだ方かな・・・。

 次回からは、しばらく個人&パート練習が続くということもあるので、タクトもちょっと夏休みをもらいます。
 (別に海外脱出をはかる訳ではない・・・「夏休みの友」をやらなくっちゃ!?)

 では、みなさま、しばしお別れでござんす。お達者でぇ〜♪

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