・このページでは、市原市楽友協会オーケストラの練習時における悲喜こもごもを楽しく明るく正直に?お伝えしたいと思います。
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それでは、さっそく・・・

2005年8月9日(火)

 タクトも夏休み〜♪

 という訳で、9月下旬まで日記はお休みです・・・タクトくん、海外逃亡中???
2005年7月10日(日)
第19回市民コンサート本番!
 
 またもや訪れたハプニング!! しかしハーピストは強し?!


 さあ、ついに本番だよ〜。
 オケの演奏会は、予算の都合もあって、当日しか会場を確保できない。団員は、会場が開く午前9時に集合して、まず舞台セッティング。このへんは、もう何回もやっているだけあって、実に効率よくスムーズに進んでいく。(練習もこのぐらい効率よくできたら・・・なんちゃって。)
 そして、午前10時過ぎ、いよいよ最後の練習開始。とはいっても、前日しっかりゲネプロをやったということで、ちょこちょことつまみ練習をし、あとはナレーションやキーボードとオケのバランスを調整して終わり。
 樋本先生も当日は、ほとんど合わせをなさらなかったけど、野口先生も同じ方針らしい。確かに、午前中にあんまりバリバリ練習してしまうと、本番で息切れしないとも限らないし(ブラームスの4楽章は大変だし)、精神的な面でもその方が集中力やいい緊張感が保てるのかもしれない。
 13時、すでにロビーに開場を待つお客様の姿が! いよいよだ。
 14時開演。と、ここでまず応援(?)に駆けつけて下さった佐久間市長より一言ごあいさつ。
 オープニング「威風堂々」、やはり前半はみんな緊張から硬くなっている感じ。それも、中盤のトリオを終えると、だいぶ落ち着いてきた。やれやれ。そして、一曲目が無事終わると、ナレーターのIさんが登場。次は、今回の目玉の一つでもある「となりのトトロ」。まずは、“さんぽ”のテーマにのって、楽器紹介。木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器&ハープ&ピアノの4つのブロックに分かれて、4小節ずつメロディーをリレー演奏。2ndオーボエの要くん、最初の頃は全然吹けてなくってどうなるんだろうと心配してたけど、なかなかいい感じでできてる。がんばったね! それに、4月に入ったばかりのトロンボーンのリオちゃんも他の3人にひけをとらない堂々とした吹きっぷり。こりゃあ、大物だ〜。なんてことを悠長に思いながら聞いていたら、“プツン!”と響きのあるいい音だったけど、何やら不吉ともいえる音が・・・てっきりヴァイオリンの誰かの弦が切れたのかと思ったら、今回の被害者(?)はハープさんだった!! 昨年末の演奏会では、後半の開演直前にチェロの弦が切れてあたふたしたのに、今度はハープ。いったい、神様はどこまでうちのオケにイタズラしたら気が済むのだろう!?
 しかし、今回出演して下さったハーピストさんは、めまぐるしい速度で思考を巡らし、「さんぽ」が終わると同時にダダーッと楽屋へダッシュ。必要な弦を持って再び入場すると、さっと弦の張り替え。幸いにも、「さんぽ」の後のナレーションは長めだった。Iさん、どうかゆっくりしゃべっておくれ〜と思わず心の中で叫び続けていた。野口マエストロも何気なさを装いながら、ハーピストさんに近寄り「大丈夫?」と声をかけている。
 こんな状況にになっても、二人ともとても落ち着いて対処している。おお、これぞ!プロ根性!!
 (このあたりの臨場感溢れる詳細は、こちらでご覧になれます。)
 そして、「トトロ」は大好評のうちに終了。
ラストは、ハープの腕の見せ所「花のワルツ」。弦が切れたハプニングを無事乗り切ったハーピストさんは、集中力がさらに冴えたようで、それはそれは素晴らしくとても美しいハープソロを聴かせてくれたのでした。ストバイのマミちゃん曰く、いつもはうたた寝する人が多く見られる客席も、今日はみんなばっちり起きていて、とても楽しそうに演奏を聴いていたとか。
 今回は、完全に企画が当たったね!
 そして、休憩後、メインのブラームス。とりあえず、破綻のない演奏だったけれど、課題は山積みという感じだったね。
 アンコールは、ハンガリー舞曲第5番。よく耳にする曲だけにお客さんもノリノリ。
 演奏会としては、まず成功だったといえるでしょう。
 でも、音楽面は・・・それぞれしっかり反省して、今後の練習に臨みましょう!
 そして、次に野口マエストロに会う時には、一回りも二回りも成長した市原楽友協会オケを見せたいよね。
 そのためには、もっと一人一人がしっかり自覚して練習に励まないと。
 おしまい〜〜♪

 【ハープの弦は何本?】
 今回のハーピストさんのHPによると、オーケストラで使うグランドハープの弦の本数は46〜47本だそう。それが全部違う弦なのだそうで、演奏会の際にはいつも一式持ち歩いているそうです。何と!!
でも、この心がけがなかったら、今回の演奏会はオソロシイ事になっていたのだ。ハーピストHさんに、感謝!

2005年7月9日(土)
 *14:00〜19:00 【ゲネラル・プローベ】

 明日はとうとう本番。待ちに待ったというより、あともう1ヶ月時間が欲しいような気がしてしまうのは、タクトだけかな?
 通し練習は17時からということで、その前にみっちりと最後の総仕上げ練習。まずは、ブラームスから…。ムムム、前日になってボーイングの問題発生? 解決するまでに結構時間がかかってしまった。やるべきことはまだまだたくさんあるのに・・・。大丈夫なのかなぁ。
 しかし、野口マエストロはそんなことには全く動じず、事前にチェックした来た箇所の手直しを入念に行っていく。そして、ほぼ予定通りに前半の仕上げ練習終了。10分の休憩後、前プロの総仕上げ練習開始。
 音程のチェック、バランス調整、テンポの変わるところをよく復習する感じでtutti終了。
 20分程の軽い食事休憩の後、いよいよゲネラル・プローベ開始!
 おっとっとと危うげなところはあったものの、何とかゲネ・プロは無事終了。
 あとは、明日の本番にすべてをかけるのみ。(その前に、午前中、ちょっぴり練習があるけどね。)
 練習後、みんなでプログラムにチラシのはさみこみをやって、解散。
 はあぁ、午後からは長かったなぁ。
 明日に備えて、さっさと寝るべし?!
 
 【事務局長Iさん、入院!!】
 本番まで1週間を切ったというのに、事務局長兼チェロ弾きのIさんが転んで骨折し入院。
 痛みはそんなにひどくないそうだけど、起き上がるのは厳禁という絶対安静状態。とても本番どころではなくなってしまった! 彼女なしで無事市民コンサートを乗り切れるのか? とても不安なタクトです・・・。

2005年7月2日(土)
 *18:30〜20:45 tutti 全曲

  愛の視線?⇒アイ・コンタクト!?

 いよいよ本番まであと1週間・・・まだまだ完成というには程遠い気がしないでもないけれど、ここまできたらあとはとにかくラストスパートをかけるのみ!
 tuttiを始める前に、磯野トレーナーよりアドバイス。
 「みなさん、もう来週本番なんだから、楽譜にかじりつくのは卒業して、もっと周りの音をよく聞いて感じて、ただ漫然と音を出すんじゃなくて、音楽をやりましょうよ!」
 そうそう、僕らがやっているのは、“音楽”。技量面で足りないところはあるにしても、“歌う心”を失わずに演奏しよう。そういう気持ちがあるかないかで、出てくる音は全然違ってくると思う。
 という訳で、tutti開始。まずは、メインのブラームスから。主役のパート、しっかり〜!!
 そして、今日は、合唱団のIさんが合流して「トトロ」のナレーション合わせ。みんな、ナレーションに気を取られて、出番を忘れちゃダメだよ! (^_^;) でも、やっぱり「トトロ」は楽しい〜♪
 さらに、「花のワルツ」「威風堂々」と合わせ。おおっ、ハープが素晴らしいっ!
 一応予定通り、全曲をtuttiしたけれど、マエストロは戻ってやりたいところがたくさんあったみたい。
 あとは、前日にみっちり?!
 今日は、マエストロからこんなご要望が。
 「何人かとは、演奏中に目が合うんだけど、全然こっち見てくれない人もかなりいるね。ここで出てほしい楽器とか、重要と思われる出番の前には、“愛の視線”を送っているんで、ちらっとでいいので、こっちを見てね〜。片想いで結構寂しい思いをしています。(笑)」
 そうそう、とある著名な演奏家が言ってたんだけど、オケ演奏の時には、楽譜越しにマエストロが見えるよう、譜面台の位置・角度などを工夫するんだって。参考にしてねー。

さあ、ついに来週は本番。どうなることか・・・。
 
2005年6月25日(土)
 *18:30〜20:45 tutti 全曲

  Do you remember?・・・2つの約束

 今日あたりから、そろそろラスト・スパート。という訳で、気になる点を修正しつつ、全曲の通し。
 まずは、ブラームスから。1楽章は、全体を通して3拍目がとても大切。もっともっと丁寧に心をこめて。
 2楽章、ダイナミクスを正確に! 3楽章以降は、ざっと通して、次回細かい点をチェックするとのこと。
 さて、今日みんなの演奏を聞いていて、とても気になったことがある。
それは・・・全体を通して音の出し方がとても雑で、それぞれが自分勝手にやっているようなまとまりのなさ。
1ヶ月ほど前になるけど、マエストロに言われた2つのポイントを覚えている?
 この日記にも書いてあるから、もう一度よく読んで、次の練習の時にぜひとも活かして欲しいなぁ。
今の演奏じゃあ、ブラームスも久石さんもチャイコフスキーもエルガーも泣いちゃうぞ〜!
 残り2週間、みんなには更なる努力を期待するっ!!

2005年6月19日(日)
 *9:30〜15:45 tutti 全曲

  マエストロ・・・笑顔に隠された苦悩!?

 本番まで一ヶ月を切ったこともあって、朝から集まりはいいようだ。とりあえず、ほっ。
 まずは、昨日やった、「トトロ」をざっと復習。課題はまだまだ山積み。どこを練習すべきか、どういうふうに演奏するのか、マエストロの指示ではっきりしたと思うので、各自でしっかり練習しておきましょう。
 「威風堂々」・・・トリオ部分、伴奏の人は、重くならないように。クレッシェンドの途中(裏拍)で弱くなったりしないように。
 「花のワルツ」・・・メリハリが大事です。pのところ、ppのところはできる限り小さく。最後は、rit.しません。あっさりクールに?!
 とここまでで、午前の練習終了。
 午後はブラームス。1楽章から順に、まず注意すべきところをピンポイントで練習。それから全体を通し、うまくいかなかったところを返して練習。(でも、きっと、マエストロには戻って練習したいところばっかりだったんだろうな・・・。) これまでの練習で指摘されたこと、きちんと活かされてる?
 もう一度、それぞれ楽譜の注意書きをよく見て、次のtuttiまでにしっかりおさらいして来てね!!
 それから、もっともっと音程に対して、シビアになりましょう。
 音程が合っていなければ、一人一人がどんなに頑張って音を出しても、fにはならないどころか、音が濁って雑音になりかねない! pもやっぱり音程を合わせた澄んだ音でなきゃ・・・ね?

 【タクトの希望する「となりのトトロ〜♪」】
 ♪さんぽ・・・みんなの演奏だと、すっごく重い荷物を背負って歩いているみたい。とても「歩くのー、大好きー♪」の雰囲気じゃないゾ! 笑顔で演奏できる余裕が持てるくらい練習してきて〜。
 ♪五月の村・・・これも、女の子が新しい生活に胸を躍らせてスキップしているような楽しい感じがほしいなぁ。
 ♪風のとおり道・・・これは、一転、深〜い深〜い音色でしっとり聴かせてほしい。
 ♪ネコバス・・・軽快に空を飛んでいる感じ? 出せないかなぁ。
 ♪となりのトトロ・・・出だしの部分はゆったり、だんだん盛り上がって、最後は華やかに〜となるといいなぁ。

 さあ、本番まで、練習もあとわずか。マエストロの苦悩をこれ以上深くしないよう、もっともっと練習しなくちゃね!
2005年6月18日(土)
 *18:30〜20:45 tutti となりのトトロ、威風堂々、花のワルツ

  本番はいつだっけ?

 今日の練習は、ピアノと打楽器が加わって、「となりのトトロ」から。
 トトロを合わせるのは、かれこれ一ヵ月半ぶりくらいかな? でも、練習初日に野口先生から、「ブラームスの練習に時間がかかると思うので、トトロはさぁーと流せるよう各自でしっかり練習しておいて下さい。」と言われていたよね?
 そんな訳で、先生の頭の中では、今日のトトロの合わせもささっと考えていた節が。ところが、、、甘かった! 練習は思った以上に難航し、予定時間を思いっきりオーバー。ああ、こんなことで本番に間に合うのかなぁ・・・野口先生のにこやかなお顔にも少し翳りが出てきたような。
 「トトロ」は本来もっともっと楽しい曲のはずなのに、みんなの演奏は・・・。とにかく練習不足というか、余裕がないんだよね。それに、ピアノソロのところ、白丸音符で弾きやすいかもしれないけど、主役はあくまでピアノだよ! 音量を落として、ピアノを引き立てて!!
 「威風堂々」もトリオは、もっと音程が合わないとねぇ。せっかくの壮大な雰囲気が台無し?
 「花のワルツ」は、後半、テンポを速めるところが数箇所あるので、要チェック! 今日練習に来ていなかった人には確実に伝えてね。
 さて、明日は一日練。どうなるのかな。
2005年5月28日(土)
 *18:30〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番 全楽章

  技術の足りないところは、情熱で?!
 
 今日は、ブラームス2番全楽章の通しを予定。うまくいくかな・・・。
 通しをやる前に、まずは、4楽章→3楽章→2楽章→1楽章と野口先生がポイントを絞って、指導。
 なるほど、押さえるべきポイントがはっきりしていて、わかりやすい!
 ・・・が、肝心のみんなの練習の方が、まだまだ不十分って感じ。「まだ時間がある」って思ってるかもしれないけど、実は、もうあと一ヶ月ちょっとしかないよ〜。週一回しか練習がないアマオケにとって、一ヶ月なんてあっという間だよ。そろそろラストスパートかけないと間に合わないんじゃ・・・。
 ポイント練習が一通り終わったところで、休憩。休憩後は、いよいよ通し。ドキドキ。
 通しを始める前に、野口先生からとっても大事なお話があった。
 「これから、全楽章通しを始めるけれど、演奏する時にこれから言う2つのポイントを守るようにしてみて下さい。そうすれば、今までよりずっとよい演奏になるはずです。」
 1.音の長さを正確に! どのタイミングで入り、どこまで伸ばすのか、どこで切るのか、できる限り楽譜に忠実に演奏すること。
 2.ダイナミクスについてよく見直し、例えば、クレッシェンドはどこから始まりどこまでなのかなどを、きちんと考えて演奏する。特に、"cresc."と文字で書いてあるところは、ことさら注意すること。

ふむふむ・・・なるほど。確かに、アマチュアの演奏がどうしても雑な感じに聞こえる一つの要因は、音の出だしがバラバラだったり、音の終わりもとてもお粗末だったりするんだよね。これが解消されるだけで、演奏レベルはぐっと上がりそう。そして、強弱か・・・。これも、音楽に命を吹き込む大事なエッセンスの一つだよね。この2つを守るためには、よく周りの音を聴くことが大事だし、とっても大きな課題だね。でも、絶対に忘れないでいてほしい大事なポイントだから、これからもずっと覚えておこうね。

さて、この言葉を受けたみんなの演奏は・・・見違えるほど素晴らしい〜!!と言えるほどまでにはならなかったけれど、今までよりは随分落ち着いた感じになってきたかも。(まあ、急には変わらないよね。)

そして、練習の最後に、トレーナー磯野先生より、少し厳しいお言葉。
 「今日の練習を録音していた人はどのくらいいる? せっかく先生がいい指導をして下さっても、僕らの記憶力なんてたかが知れてるし、練習が終わったら忘れてしまうんじゃないかな。特にみなさんの場合は、週に一回しか練習がない訳だから、一回一回の練習をもっと大事に考えて、録音をとるなりして、自分の演奏を聞いて、振り返る時間を持つことも必要なんじゃないかな? 技術的に足りないところは、そういう努力とか気持ちで補うようにしてほしいな。」
毎度ながら、耳の痛いお話でありました。
確かに、自分の演奏を録音して聞くと、すごくいい勉強になると思うよ。今は、録音できるポータブルのカセットが5000円程度で買えたりするから、ぜひみんなも実行しよう!

次回のtuttiは、ちょっと間隔があいて、3週間後。この間にしっかり個人&セク練しましょう。

【嬉しい、入団者続々!!】
 春は嬉しいことが多い季節。今年も、新入団員さんが3人も!
 まず、団長さんが心待ちにしていたトロンボーンパートに、うら若きお嬢様が2人も入会! 一人は、Tpヒロの音楽仲間で東京でトロンボーンアンサンブルもやっているというChihiroさん。女性とは思えないパワフルさで、団長もとても心強そう。そして、もう一人は、なんと、、、小学生。トロンボーンの経験はあるけれど、tuttiに加わるには、もうちょっと個人練習が必要。という訳で、3児のパパでもある優しい団長が、tuttiの合間を見て、練習を見てあげている。将来がとても楽しみなRioちゃん。
 そして、コントラバスにも新人さんが! 吹奏楽でやっていてオケは初めてということだけれど、カナちゃんという頼もしい先輩がいるし、これから一緒に頑張りましょうMiekoさん!
 実は、まだ見学希望の問い合わせがいくつかあるのだ・・・インターネットの威力、おそるべし?

では、また次回。

2005年5月14日(土)
 *18:30〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番 第4楽章・第1楽章&花のワルツ

  むむむ・・・赤信号点灯!!!
 
 本番まであと2ヶ月、tuttiの回数もあとゲネ・本をのぞくと今日を含めてたったの6回しかない!
 それなのに、何だか全然形が見えてこない・・・。
 野口先生は、とにかく語り口がソフトであまり厳しい事はおっしゃらないけど、これが樋本先生だったら、「こんなんじゃtuttiにならない! tuttiをやるからには各自がきちんと個人練をしてこなきゃ意味がない!」と一喝されることでしょう。
 今日の主な指摘と反省点は以下の通り。
 ・四分音符の音が軽くなりがちなので、スタッカートがついていても短く切り過ぎないで、音をしっかり鳴らす。
 ・自分の音を出し終えたらあとは知らん振り状態にならない。次の人にちゃんと音のバトンタッチを!
  (メロディーの流れを把握して。)
 ・音程をもっともっと正確に!!
 ・各自、自分のパート(音)に責任を持って。

 残り少なくなってきた練習時間を大切にして、1回1回の成果を確実に積み上げていけるように、みんな気持ちを新たに頑張っていきましょう。
2005年5月7日(土)
 *18:20〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番 第1楽章・第4楽章

  集中力と想像力を養う丸山tutti〜♪
 
 昨年、一昨年と管分奏を見ていただいた丸山先生、一年ぶりのご登場。今回は、初めてtuttiを見ていただくことになった。・・・が、まだまだみんな練習不足なので、お聞かせするのが心苦しいような気が。
 それでも、tuttiは始まった! まず、1楽章から。
 ・冒頭の低弦、音の出だしにもっと気を遣って。なるべくソフトに、でもきちんと合わせて。
 ・ホルン〜木管へのメロディーの受け渡しをスムーズに。
 ・ティンパニは大地を感じさせる深い音色で。
 ・トロンボーンは、神の存在を象徴するような神聖さを持った音で。
 ・Vnのメロディーは、安らぎをイメージして。
 ・3回同じ動きのある時は、3回目に向かってテンションを上げるように。
 ・特に、p(ピアノ)で音が出過ぎないように、またcresc.の指示があるまでは、同じダイナミクス(特にp)で保つこと。
 ・1st Vnは、高い音が多いけれど、極力メロディアスに、また、柔らかい音を出すように心がける。
 ・ビオラ、クラリネット、ホルンのシンコペーションのリズムは、とても難しいけれど、特に音の変わり目がずれたりしないよう、正確に。
 ・2カッコ以降のマルカートの弾き方をもう一度よく考えてみること。
 ・最後の木管の後打ちのフレーズは、アーティキュレーションを正確に。
 ・ラストに出てくるTpの主題は、音量は小さくても確信に満ちた音色で。

 休憩後、4楽章。
 ・Aの弦とティンパニは出遅れないように。また、管はフライングしないように。
 ・Largamenteでは、テンポもやや落ちるけれど、メロディーそのものにもゆるやかさを持って。(せかせかしない。)
 ・木管は、スラーの中のスタカートの音が飛び出さず、自然な流れになるように吹く。
 ・Tbから始まる下降の動きを浮き立たせるように。

 などなど、他にもたくさんたくさん指摘をいただいた。
 丸山先生のtuttiを見ていて、あ〜、先生はいつもこんな風に想像力をフルに働かせながら演奏していらっしゃるんだなとか、常に音に何らかの思いを込めて吹いていらっしゃるんだなと、だからこそ聴いている人の心を揺り動かすことができるんだなとつくづく感じ入りました。まさに、スピリチュアルなtuttiなのでした?!
 みんなもいつかそんな演奏ができるようになるといいね。

 次回は、久々に野口先生のtutti。今日学んだことをしっかり活かしましょう!

 
2005年4月23日(土)
 *18:30〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番、威風堂々第1番

  つもりになってんじゃないわよっ!?
    (某コンビニCMのS田りえ風に・・・。)
 
 今日の練習は、みんなにとって本当にとても貴重な勉強になったと思う。
 年齢や経験年数を重ねれば重ねるほど、譜読みがついつい甘くなるというか、CDを参考にこんな感じ〜と適当に弾き(吹き)流してしまう部分が多くなってくる・・・。だから、リズム自体はそんなに難しくないのに、他の楽器との絡みが複雑だったりすると、tuttiではみごとに破綻してしまう。
 ブラームスの2番は、特に弦楽器にそういう部分が多く、全く侮れない!! 
 そこで、今日は、マエストロ野口の秘策(?)登場!
  「みなさん、楽器はおいて、それぞれのリズムをまず口づさんでみて下さい。」
 なるほろ・・・口三味線ならば、運指や音程を気にしなくていい分、余裕ができて他のパートの動きと自分の動きの絡み具合をきちんと把握することができる!
 しかして、この試みはバッチリ功を奏し、この練習の後、楽器で合わせをやったら、最初はぐちゃぐちゃだったフレーズが、きっちり交通整理されて、それなりの形になった。後は、それぞれがもうちょっと個人練習を重ねれば、パーフェクトだね。
 同じく、「威風堂々」の冒頭部分も始めに合わせた時は、それぞれがそっぽを向いて演奏している感じだったのが、口三味線でアクセントなどにも気をつけながら練習した後に合わせたら、同じオケとは思えないほど見違えた演奏になった!
 これらは、すべて大人にありがちの、「できているつもり、わかっているつもり」の練習姿勢がもたらす弊害なのではないかと、つくづく思った。(なんちゃって。)
 できれば、今日やったような練習を分奏でやって、合奏の時はもう1ランク上の練習ができるようにしたいものだね。
 さて、5月始めの練習は、丸山先生によるtuttiだよ! 昨年までは、管分奏のみだったけど、tuttiでどんな指導をしていただけるのか、とても楽しみだね!!
 でも、その前にまず、各自、しっかり個人練習をして来てね〜♪

2005年4月9日(土)
 *18:30〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番、となりのトトロ

  「となりのトトロ」ならぬ、“となりのヨロヨロ”!?

 さあ、今日は3回目の野口先生のtutti。どんな感じになるのか、楽しみ☆
 団員の集まりもまずまずで、とりあえずホッ! 何しろ野口先生は、随分早くから会場に来ていて、スコアのチェックを入念にされているのだ。とにかく、とても熱心な先生なのである。そして、今日のtuttiを見ていてあらためて思ったのだけど、今まではどちらかというと指揮者の先生から「ここはこういうふうにして!」と言われてその要望に応えるべく演奏するという感じだったんだけど(でも、なかなかご要望どおりにならないことが多かった・・・スミマセン)、野口先生は、「ここの部分は誰が主役だと思う?」とか「この中で一番長いと思う音はどれ?」など、まず演奏者自身に考えさせる。楽友協会のオケ・メンバーはシャイな人が多いので、声を発して答える勇気ある人(!)は少ないけれど、それはともかく、この“考える”という行為そのものがどれほど大事なことか!! 言われるままにやるのと自分の頭で少しでも考えてから演奏するのとでは、後々全然違ってくるように思う。団にとっては、音楽への新しいアプローチの仕方だね。(というか、ようやくここまで来たって感じ?)
 さて、そこで今日の練習はというと、まずブラームス2番の3楽章から。一番時間をかけて練習したのが、最初のPresto。弦は、まだ本番の半分程度の人数なのに、すでにバラバラ・・・先生曰く、「みんなが共通のテンポ感を持たなくてはね」・・・というか、それ以前に個人練ができてないような。(-_-;)
 そして、先生はアウフタクトを除いて弾かせたり、2小節単位の繰り返しで弾かせたりと練習方法を工夫して、それでようやくこの部分もまあまあ様になってきた。でも、実際には、Allegrettoからの流れでこれができないといけないので、まだまだ難関突破までは遠い道のり。まずは、それぞれメトロノームで正確にできるよう練習して来ないとね。
 次に、4楽章。ここで、「スタッカート」について、認識を新たにする事件が!(なんて、ちょっと大げさ)
 タクトの音楽の本には、「スタカート=音を短く切って」と書いてある。(ものによっては、「だいたい2分の1くらいの音価で」とご丁寧に数字まであげているものもある。) それでタクトは常々不思議に思っていたことがあった。2分の1の長さで演奏しろというなら、4分音符で書かずに8分音符+8分休符で書けばいいじゃん!と思っていたのだ。その疑問が、今日のtuttiで氷解した。そう、スタッカートの本当の意味するところは、「次に来る音と分離する」ということなのだ! だから、音が短くなり過ぎてはダメ! 特に、みんなのは、4分音符のスタッカートが全体的に短すぎるから気をつけようね。
 休憩後、「となりのトトロ」。「さんぽ」は、どのパートも2ndが重要なポイント。2ndがきっちり決まれば、もうバッチリなんだけど、、、何だかみんなヨレヨレした感じだなぁ。練習不足なのは歴然。「トトロ」はみんなが知っている曲ばっかりだから、余計に手は抜けないよ。練習時間の確保は大変だろうけど、一にも二にもまずは個人練習。
 さて、最後に、楽譜に書かれていないテンポ指示について、記しておきます。
 【3楽章】
  231小節目からrit.
 【4楽章】
  Cの2小節前からrit.
  Tの1小節前でrit.
  232小節目からrit.(244小節目のin tempoで元のテンポに)
  391小節目から少しずつaccell.
 【となりのトトロ・さんぽ】
 6小節目3拍目の2分音符は、付点4分音符と8分休符に直す。(音を伸ばし過ぎない)
 最後の小節の3拍目の4分音符は、短めに、かつ響きのある音で。
 【となりのトトロ・風のとおり道】
 Cの1拍前でrit.
 Eの1拍前、2つに分割
 
 次回のtuttiも楽しみだね〜。・・・とその前に、各自練習練習!
   
2005年3月26日(土)
 *18:30〜20:45 tutti ブラームス:交響曲第2番、威風堂々、花のワルツ、となりのトトロ

  他のパートの音・動きをよ〜く聴こう!!

 本日は、野口先生による2度目のtutti。早くから練習会場に来て個人練に励むメンバーがいるかと思えば、tutti開始ギリギリにあたふたとやってくるメンバーも・・・。一応18時15分までには集合して全員で会場セッティングすることになってるんだけどね。(^_^;)
 今日、一番ハラハラしたのは、18時15分を過ぎても、ヴァイオリンのメンバーが一人も現れなかったこと。野口先生は18時にはすでに来られていて、18時15分頃、副団長Midoriに「もう始めてもいいのかな?」と尋ねていたようだけど、副団長は「一応開始は18時30分ということになっているので・・・Vnのメンバーもまだ来てませんし・・・」とやや困惑していたとか。2ndのSawakoさんは、お仕事の都合で時間には来られないとわかっていたけど・・・他のメンバーは?? と心配していたら、18時20分を過ぎて続々Vnメンバー登場。ほっとひと息。
 さて、tuttiの方はというと・・・
 まず、予告通り、ブラームスの3楽章から。でも、Clのお二人さん&Obの要くんがいなかったため、出だしのあたりは、さーっと流す感じで終わり。先生は、出だしの部分からアンサンブルをある程度まで固めておきたかったのかもと思うとちょっと申し訳ない気持ちになったけど、それぞれに仕事や用事を終えてから駆け付けてくるのだから、仕方がないんだよね。
 さて、細かな指示としては、
 【3楽章】
 Aから両方のVnは16分音符をはっきりと。他の楽器の音に埋もれないよう。
 Aから12小節間はfのままで。
 Cの3小節目からの木管の16分音符もはっきりと。弦の3連符とのずれをしっかり出すように。
 180小節目からの弦楽器の動きは、楽器が変わっても一つの線としてきちんとつながるように。
 3楽章のラストの伸ばしの音は、指示があるまで伸ばす。
 【2楽章】
 H Durのスケールをしっかり頭に入れてから弾くこと。
 poco fは少しf。決してfではありません。たくさんpのつもりで静寂さを持って。
 冒頭のFg、しっかり!
 クレッシェンド・デクレッシェンドの指示を厳密に守る。(指示のないところではそのままの音量で保つ)
 スラーとスタカートの両方がついている音は、音符分しっかり伸ばす。
 Aの2小節前の管楽器は、Vnの音を消さないようpを厳守。
 Aのホルンは、最初はたっぷり目でもいいけど、8分音符の動きになったら、先へ進むように。
 Cからの動き、お互いの音をよく聴き合って、きっちり揃える。
 Dからもお互いの音をよく聴いて合わせる。特に、59小節目の7拍目の頭の音がぴったり揃うように。
 終わり3小節の弦のpは、Clを浮き立たせるつもりの大きさで。
 【4楽章】
 Oからの強弱(fとp)はもっと厳密に!(クレッシェンドをかける位置も早過ぎないように)
 421小節目からはTpよりHrが前面に出るように、Hrさん、頑張って!!
 【威風堂々】
 各自小節番号を振ってきましょう!
 26小節目(B)は、クレッシェンドの後だけど、すぐmfに落とす。
 【花のワルツ】
 冒頭のハープソロの前の管楽器は、棒の指示があるまできっちり伸ばす
 165小節目、この小節だけテンポを落として3つ振りにするので、要注意。
 321小節目からは、pで!!
 331小節目くらいから少しaccelし、338小節目でテンポを落ち着かせる。
 356小節目、372小節目の3拍目は、さっとpに落とす。
 ラストは、インテンポで。(rit.はしない)
 最後の8分音符がなげやりな音にならないように。(響きを大切に。)
 【となりのトトロ】
 小節番号を振ってきましょう
 
 ☆磯野先生より
 まだ練習初期だから仕方ないかもしれないけど、「花のワルツ」なんかは過去にもやっている曲だし、あまり譜面にかじりつきにならずに、また、楽しい雰囲気をもっと出せるように、しっかり個人練をしてきましょう。
 聴いているお客さんに夢を与えられるような演奏をできるように頑張りましょう!

 今日、練習をお休みしたメンバーは、小節番号やテンポについての指示など、楽譜にしっかり書き込んで来てね!

2005年3月6日(日)
 *13:00〜14:40 白金小学校室内楽コンサート

  今日の敵は、子供の集中力?!

 さあ、いよいよ白金小学校室内楽コンサート本番。
 団員たちは、朝10時30分に集合して、それぞれのチームに分かれ、最後の合わせ練習。 昨日お休みしていたTpヒロが無事復帰し、おぎドンの口内炎は相変わらずのようだけど、何とか演奏はできそうとのこと。
 昨夜のリハを振り返りながら、どのチームも練習に熱が入る。うん、この感じなら本番はうまくいきそうだね。
 今回、進行役は合唱団のソプラノIさんが引き受けてくれ、もちろん、昨夜のリハにも参加。優しいお姉さんという雰囲気で子供受けもよさそうである。
 そんなこんなで、昼食後いよいよ本番開始。
 子供たちの拍手に迎えられながら、体育館に入場。
 白金小の先生から合唱団のIさんに司会がバトンタッチされ、金管チームが舞台中央へ。
 ドウさんが口火を切り、金管五重奏「フレール・ジャック」演奏開始。これは、子供たちも聞いたことがあるメロディーで反応はなかなかいいようである。また、2nd Tpのやすはちゃんがミュートを折り曲げた膝の裏にすばやく出し入れする姿に、子供たちの視線が釘付けになっているようだった。何かすごくかっこよかった!? 2曲目も金管五重奏、Tpヒロさんが本領発揮の「ブルー・トレイン」。なかなかいいアンサンブルだった。途中のG.P.で曲が終わったのかと勘違いされて、拍手がきたのにはマイッタネ。
 3曲目は、Fl&Ob&Cl&Fg&Tbという不思議な管楽器の組み合わせに打楽器が加わって、「オブラディ・オブラダ」。この曲は、TVでもよく使われたりして、子供たちはノリノリといった感じ。
 4曲目は、Fl&Ob&Cl&Tbという組み合わせで、森山直太朗の「さくら」。う〜ん、ちょっとまったりした感じ。でも、原曲がそういう曲だもんね・・・子供たちの集中力が少し散漫になってきているような。
 続いて、ホルン・アンサンブルで5曲(「アイーダ」「シラー詩ウィリアム・テルより矢と肘」「野ばら」「威風堂々」「自然における神の栄光」。サッカー好きの子が多いのか、出だしの「アイーダ」はメロディーを口ずさんでいる子もいて、結構盛り上がった。
 次に、フルート&クラリネットアンサンブル。サティの「ジュ・トゥ・ブ」は、テンポ感もよく、TVなどで聞いたこともあったようで、子供たちの反応は上々だった。さらに、打楽器が加わっての「上を向いて歩こう」・・・単純なメロディーだけに、メリハリをもっともっとつけた方がよかったみたい。
 そして、前半最後に、ダンツィの木管五重奏曲。やはり、小学生相手に全楽章演奏は無謀であったらしい。4楽章が始まる前に、一番前の列(たぶん1年生)から「まだやるのぉ〜」という声が聞こえたりして、演奏者は一瞬凍りついたのであった!?
 10分間の休憩の後、今度は弦楽器の出番。「君をのせて」「海の見える街」「もののけ姫」「いつも何度でも」と4曲全て、宮崎アニメでまとめた甲斐もあり、子供たちの反応はまあまあよかった。とはいっても、同じメロディーの繰り返しに少々飽きてしまっている子もちらほら。う〜ん、やっぱり演奏にもっとメリハリが欲しかったか・・・。
 最後に、弦楽器の伴奏で、子供たちと「となりのトトロ」を合唱。1時間近くひたすら聴くだけの状態に飽き飽きしていたらしき子供たちは、そりゃあもう嬉しそうに元気に歌っていた。
 その姿を見て、次回このような企画をいただいた時は、もうちょっと児童が参加できるコーナーを設けたらいいんじゃないかと思ったりしました。(あと、楽器紹介なんかも念入りにやってみては・・・せっかくいろんな楽器があるんだから。)
 何はともあれ、無事に終わり、また、オケとしてもよい経験になったのではないかと思います。
 合唱団のIさんの司会ぶりは、初めてとは思えないくらい堂々としていて、わかりやすく、素敵だった!
 今後も何かとよろしくお願いしますね〜。(オケ一同より)

さあ、区切りがついたところで、来週からは夏の演奏会に向けて、集中して練習だよ! ファイト!!

2005年3月5日(土)
 *19:00〜20:45 白金小室内楽コンサートリハーサル(青少年会館)

  各アンサンブルの出来は・・・??

 いよいよ明日、白金小での室内楽コンサート本番!
 と言う訳で、今日は、リハーサルも兼ねて、19時から『団内発表会』となりました。
 それぞれ分かれての練習が続いていたので、各チームの出来具合がどんなものか、気になるところ・・・。
 しかし! 管楽器チームは、ちょっとピンチ?! というのも、金管アンサンブルの要であるTpヒロさんが風邪でダウン。そして、ホルンの大将、おぎドンはタイミング悪く上唇に口内炎ができてしまい、とても楽器を吹ける状態ではなく・・・明日の本番のために今日は大事をとって演奏はお休み。
 あ、でもギリギリセーフで間に合ったものもあったんだ! そう、それは、新品のグロッケン!!
 今夏のトトロでも大活躍のこの楽器、オケとしてはどうしても欲しかった・・・それで、今年の総会で無事承認を得て購入〜♪ 白金小のコンサートに間に合うかどうか微妙なところだったけど、よかったー。

 さて、Tpヒロの代役はドウさんが初見でつとめることになり、リハ開始。
 金管アンサンブルに始まって、管打アンサンブル、ホルンアンサンブル、フルートアンサンブル、木管五重奏と編成、ジャンルともにバラエティに富んでいて、なかなかだ。
 10分間の休憩の後、弦楽アンサンブル。もろ子供受けを狙った選曲!(さて、何の曲でしょう?) 
 最後に、子供たちと一緒に歌う曲を弦楽伴奏で管メンバーが斉唱。
 プログラム的には申し分ないけど、明日、子供たちの反応はいかなるものか・・・。
 
 〈明日の日記へつづく〉
2005年2月26日(土)
 *18:30〜20:45 2005年初tutti ブラームス:交響曲第2番、となりのトトロ、さんぽ(青少年会館)

  期待高まる野口新マエストロ&高校生Fg奏者〜♪

 今日は、いよいよ野口新マエストロによる初tutti! しかも幸先のよさを感じさせるように、先週現役高校生のFg奏者が入団した。 こりゃあ、春から縁起がいいワイ・・・などと喜んでばかりもいられない。

 野口マエストロは、大学の先生であるとともに、ジュニア・オケの音楽監督でもあり、ほかにもアマ・オケの指導&指揮者として活躍されているだけあって、かなり指導慣れしている感じ。
 練習開始前に、かつての恩師であるVlaのOちゃんに「その節はお世話になりました」ときっちり挨拶を交わされていて、それはなかなか微笑ましい光景だった。
 さて、肝心の練習の方はというと・・・
 今回初tuttiということもあってか、チェロには磯野先生、1stにも強力助っ人のH人さんが加わっていたので、思っていたよりずっとスムーズに曲が流れていった。もちろん、こんなにすんなり行ったのも、野口先生がみんなにわかりやすいようにと、かなり大振りをして下さったおかげでもあると思う。
 そして、ざっと1楽章を通した後、野口先生から早速下記の課題をいただいた。
 1.調性を意識して音を出すこと
 2.fよりもpを可能な限り厳守する
 3.デクレッシェンドをもっともっとつける
 4.自分の役割(主役なのか脇役なのか)及び、周りとのバランスをよく考えて音を出すこと。
   (ブラームスはあまりオーケストレーションが上手とはいえないところがあるので、特にこれは重要)
 5.随所でRubatoがかかります。指揮をしっかり見るように。(Rubatoがないとブラームスの音楽になりません!)

 その他、ざっと合わせただけなのに、おそろしく細かいところまで目(耳)が行き届いていて、「この部分の弦は返して」とか「アップで入るのはねぇ・・・」、「ここのHrの音程、高いです」、「2nd Cl、喰いつきがいつも遅いです。気をつけて!」などなど、まるで聖徳太子なみの地獄耳なのだった。
 これは、今まで以上にしっかり練習してこないとね!! 大変だけど、先生のおっしゃることが一つ一つきちんとクリアーできれば、オケの演奏レベルはグッと上がると思う。これから、気持ちを新たに頑張りましょう!

 1楽章を合わせた後、先生が「今日は、全楽章合わせるつもりだから」とおっしゃり、全員が思わず絶句。このオケでは、今まで初tuttiでそんな超人的なペースで合わせをやったことがなかったので、全員が「まさか無理だよね〜」と内心思ったりしていたのでした。ところがところが、野口先生の指揮の的確ぶりにみんなどんどんのせられて、本当に全楽章合わせてしまった。しかも、思っていたよりずっと破綻も少なく・・・。その上、先生は「それじゃあ、前プロの曲も合わせておきましょう」と。そこで、ちょっとあたふた。みんな、ブラームスの1,2楽章を合わせるのが精一杯だろうとしか考えていなかったため、楽譜の用意がまだのパートがあったりして、結局合わせられたのは、となりのトトロの「となりのトトロ」と「さんぽ」くらいだった。これは、みんな初見状態で、かなり悲惨だった。
 次回以降のtuttiについては、野口先生からどの曲をやるか細かい指示がインペクに出されたようなので、みんな予定表を見て、しっかり個人&パート練習しましょうね。

 【タクトより本日の教訓?!】
 たとえ練習予定表に入っていなくても、楽譜は全曲、常に用意するようにしましょう!
 
2005年2月12日(土)
 *17:00〜20:45 白金小学校向けアンサンブル練習(青少年会館)


   ようやく冬眠から・・・!?

 年が明けてすでに1ヶ月以上が経過・・・その間、HPはずっと更新なし。「いったいどうしちゃったの?」と多くのタクトファンから心配の声があったとかなかったとか。今年の初tuttiは2月26日なので、それまではゆっくり冬眠してようかと思っていたりしたんだけど、この間も楽友協会オケの練習は確実に進んでいるので、「やっぱり進行状況はちゃんとお伝えしなくっちゃね」と、重〜い腰を上げることにしました。
 という訳で、今年もみなさま、タクトをよろしくお願いいたします。

 さて、年明けの楽友協会オケがどんな練習をしているかというと・・・
 もちろん、7月の演奏会に向けての練習!と言いたいところだけど、今年は、3月6日に地元の白金小学校にてアンサンブル・コンサートを開くことになり、@弦楽器、A木管五重奏、B金管五重奏、Cフルート&クラリネットアンサンブル、Dホルン・アンサンブル、E管楽四重奏(フルート&オーボエ&クラリネット&トロンボーン)の6チームに分かれて猛練習中。 それぞれのチームの出来具合が気になるところだけど、それは本番前日(3月5日)の団内発表会までのお楽しみ〜♪
 でも、みんなぁ、アンサンブルの練習ばっかりに熱を入れてないで、7月の曲目もしっかり個人練習しておいてね! 何しろ、次々回は野口先生による初tuttiなんだからね。これまで、斉藤先生、樋本先生ともに初tuttiではどれだけ落胆&意気消沈させたことか・・・。3度も同じことを繰り返さないように、しっかり譜読みをして練習に臨みましょう!

 あ、最後になったけど、今年からオケを指揮&指導して下さる「野口 芳久先生」のプロフィールがアップされているので、団員のみなさんは、特に必見だよ。

 では〜♪


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